夢のはなし。島へ渡っていて、島へは橋でつながっているのでバスで渡れる。そのバスは、午後は2便ある。先週行った宿に、今週も行く。綺麗な海を見たり、陽射しを楽しむ。そして、島への玄関口であるターミナルに戻った、バス降り立ったときに、待ち伏せというか、私のことを待ってたひと。このバスに乗るっていう確信があれば、そっか、再会できるんだ、と夢の中で思う。
私のことを待ってたらいいのに、とおもってた、想うひと。対面するなり、時間くれるよね、とパッとお茶に誘われる。ターミナルに二軒店があるうちの右側のカフェ。照明を落としてあって、向かい合わせに座る。一緒に時間を過ごすことしか望んでいないというか、なにがなんでも、一緒に居たいのだという熱量というか、つまり、夢の中のわたしは、夢に出てきたその相手に、めちゃめちゃに、恋してる。そういう夢だった。
その相手というのが、現実では知らない人だった。夢の中で、とてもよく知ってる相手だったのに。誰なのかな、これから知り合うか。過去世で恋したひとか。官能的なきもちの混じったままの夢。これも。
ひつようだという分類をする。命は、官能だ。
起きて、だらだらをきわめている。5年前、旅先にタブレットを持って行って、動画を撮ってた。まだ新緑の出ていない、枯れ木の山と、川の、ほんの1メートル段差の滝。その音をとってる。なんで?
時間の流れかたが、ゆったりしていた。今は、勤めの中にいる時間のせいで、それと、独身ではなくなってるせいで、急かされるように暮らしているのかも。なにげない動画の、印象を、いちにちかけて考察していた。昔のわたしが今のわたしになにかを教えようとして、今日のわたしはそれを見た。
