TORABARA ふみづき5日

出かけなさい、という指令みたいなのが、昨日の変な朝礼で宿ってしまったせいで、わたしがわたしに戻れない。朝、大山阿夫利へ登山する気まんまんだった、ような気がしていたけど、からげんきというか、登山を「してみせる」行動動機が、わたしのものではない。それでやめた。

換気扇を洗う。2週、スキップした。すごく汚れてしまってるかもと、自分の怠惰を責めてたけど、なんのなんの、さらり。と新品同然に磨きあがる。これからもお気楽にね。

わたしは大好きなカフェテリアでかき揚げ蕎麦を食べたいのだ、生ビールも飲もう。そして、お洋服を買いましょう。じゅうにぶんにじぶんをあまやかすことが、今、ひつようなこと。

お洋服モールに到着。気に入って通っていたお店が今月で閉店するって。今日、来て良かった。知ってよかった。前から憧れて、まだ買えていなかった一着を、手に入れた。冬用のダウンも、わたしの未来の服。と思って買う。赤い格子柄ワンピース、色違いで少し形が違うやつ、黄色茶色の格子。を持ってるから、買わなくていいや、と思ったけれど記念なので、いつも接客をくださる知り合いのひとへのご祝儀みたいに買う。嬉しいのかな、服がいっぱい売れること。おまえなんでそんなにいっぱい買ってんだよ、キィ。なのかな、わからん。

そのひとに、バイバイな日。

こちら、一昨日のランポー玉の花。おためしで開花したり閉じたりしている。ランポー玉の、性格が垣間見えますね。

お洋服を買いに来てるひとたちに漂う、幸せでお洒落な雰囲気が好き。綺麗なお洋服選んでる時間は好き。今日も、夢心地でございました。

TORABARAふみづき4日

父はいったいあの本の中で何を言ったか、嫌な念が付き纏ってくる。実の子に対して、「子に非ず」と言ってあった。非。この字をあててきましたか。こちらへの打撃が、爆弾級。父の思念に触れていることが、ケガレに手を浸しつづけるようなかんじ。ということは、既に体験して知っていたのに。まんまとまにうけた。

非、という文字のつかいかたで、これはトラウマになりそうなやつ。字を見るだけでヒリっとするようになってる。この気分を変えるために、と、なにがなんでも打ち消すべき、被り事。と、だんなは位置付けた。いえいえ、その前に、父よ、自明なことだろ。最初から、言わなきゃいい。

書かなきゃいいのだ。

シゴト先のはなし。雑談をしている時間があって、苦手なんだったっけ、あたりさわりなく喋ることが、なんか、出来なかった。わたしと向き合う出来事が濃いと短く終わるし、薄いと長引く気がする。つまりここは、薄いって丈で長い。

週末になったのだけれど、ワイン飲んだら、変に体がむし暑くなってた。旅行のことを考えよう。ネットの質問コーナーで、旅行先を組み立てるやりとりを読んだら、やたら能天気で楽しい気持ちになった。国内旅行、観光。7日くらいかけるって、羨ましい。

TORABARA ふみづき3日

夜中に目がさめて、夜風が心地よく涼めます、ツーっと吹く風が、気持ちよかった。2時間くらい、起きてた。それで今朝は、遅い朝ごはん。朝ごはんを食べながらシゴト開始時間になってる。

昨日、旅をセットして、唸るほどの絶妙な、泊まる場所、バスも新幹線も、うまく組み立ててたりして。充実した計画を立ててみよう。

ところで、ぐるっとパスは昨日までで期限切れになってる。このたび、なんだか素通りするような使い方になった。行ってみたらその日は無料開放日だったり、せっかく行ったのにカード持ってくるのを忘れていて料金を払ったりした。それと、ぐるぐるしてることに飽きた。しょせんがおぎょうぎがよい客。の分際で、展示をされているという、制限の内側の枠、枠にはまっているところを、「いいわねぇー」と言って廻ることが、なんだかな、もう退屈、というか。

ほんとうに行きたいなら、その料金を払えばいい。

老人の時間には弾力がなくなる。無料だというだけでズルズル、1時間30分長くかかるルート、はぎれよく20分で行けるのに、ただただ、電車運賃の200円に支配されていることにあまんじていられるらしい。安売りを買う、についても、崩れやすい、冷蔵されてるほうがいい、お豆腐を、遠路はるばるその一丁を買ったという。

夜の時間に、久しぶりにキリトリさんをした。

月曜日のことで言い残していること。わたしが暗い気持ちにならないための偶然が次々と起こる。寝室で、ケイタイをノートパソコンの上に置いた拍子で、これがいったい何に作動したのかはわからないけど、とびきり光輝くニュースがいきなり、始まる。画面が点灯して、いかに大谷が奇跡かというYouTubeが流れだしたのだ。なんかわらっちゃう。

陽気な現象は怪奇現象の真逆、なんと呼ぶのかしら。

TORABARA ふみづき2日

土曜日に行った、銀座展覧会

ホセ・パルラ

近所の老人は、彼の友人で、昔、絵をプレゼントされた。誰にも描けないから、絵の値打ちが高い。どのように描くかわからないから、価値がある。という話だった。

横尾忠則さんの絵

近所の老人は、関係者なのでレセプションへ行き、画集もいただく。ここのファミリーの一員。会場の敷居が高かった。銀座GUCCI、門衛さんがいらっしゃるところ。エレベーター上がり、絵画会場で、入場するさいにLINE登録を必ずする決まり。BOYさんが2メートルくらいの背丈で、こういうひとは、モデルになるために生まれてくるのかしら、そうかしら。という関心をひく。

1970年代の万博で、すでに赤い足場の工事現場を展示したらしい。時代感覚が、未来であることが、才能を物語る。あたらしすぎる。

今日は平日で、久しぶりに料理の下拵えを、いくつかした。梅とビネガーと氷砂糖を漬けるのを、2瓶目を、開始。

赤ワインはMont-peratを開けた。

TORABARA ふみづき1日

手紙は、昨日の朝ポストに投函した。ときおり、ぶり返しがあり、家の人にわめきちらしている。

ネガティブな事に頭から突っ込む、というのも、わたしの実家の特徴な気がする。ネガティブな詮索が好物。ああ、そうだった、忘れていた。或いは、せっかく忘れていたのに、実害が及んだから、向き合っていて、むしろ。絶縁したほうが、わたしは健やかでいられる気がする。

家のひと(だんな)も、けっこう鈍い重い性質で、なにしろ、心に鉛吊り下げたような考え方をしていて、全く、旅が出来ないひと。自分のママに会うためだけにバスに乗る。自分のママの家にだけ泊まる。それ以外は自室に引きこもる。まさかこんなひとだとは知らず、けっこんしたけれど、かんがえかたは別別だ。

家にがんじがらめになってるしか、術がないのだろうか、何の?親に対して承認欲求が強いまま、至近距離で壁しか見ていないひと。手鏡に自分を拡大して映してだけいるひと。

旅は、バロメーターな気がする。かろやかなひとは楽しく旅をしてゆく。楽しい旅こそを体に刻め。

TORABARA みなづき30日

出社。何年も前から、このオバハン、ネックだわー。という存在の人が、本日付けで退社。敬老さんって言うっけ、なんだっけ、60近い。やったー。という私の心の声。まあ、最近は席も離れて、害は減ってたか。

関わりません。と決めてる人がショクバ環境に多い気がする。関わりようが無い、人としての接点が探せない。同じチームのひと、口をついて出てくる関心事らしきことに、わたしの焦点が当たらない。このかんじ。

親和性は、無し。なのかな、土曜日の奇跡的な鳥ちゃんの訪問写真を、見せてあげようとして、やめておいた。なんか、関心をしめされなかったばあいの失望が大きい気がする。

夜、海を見た。マンションの明かりは、暮らしのぬくもりでもある。都会の、夜景が凄く好きだ。と自覚した。日比谷ミッドタウン地下を通ったら、都会の風景が写真展示されていた。愛を持って生きなさい。今日受け取ったメッセージ。

くさくさする方に傾いていたのかも、わたし、このごろ。という気づき。

TORABARA みなづき29日

ぐだっとして、終わる。昼、ヨガクラスへ行く。やたら私のはいてるショッキングピンクのパンツを先生が褒めてくる。なんなの、かわいい、多分、欲しい、みたいなことだったのか、戸惑うというか、ぐだっとなる理由になってる気がする。

ヨガの帰りに、スーパーに寄る。一番推しのスーパー。お買い物カードの現金還元率が高い。あっ、お買い物カード持ってくるの忘れた。それでまたしてもぐだっとなる。

帰宅して、次に、返却期限を過ぎた本を図書館に返さねば。カウンターに寄ると叱られる場合があるので、ポストに入れよう。当面は、購入した本があるから、何も借りなかった。

またしても、一番推しのスーパーの、別な支店へ行く。夕方が近づいてるので、ビール。ワイン。を選び、おつまみを選び、マカロニサラダ。帰る途中にある台湾の肉まん屋さんで、あんまんや、饅頭を買う。うひひー、うまうま。と、帰宅して食べてて、お腹いっぱいになったので寝た。少しだけ寝たつもりが、日付が変わってた。

年初から気分悪い事があり、なかなか気分が晴れなかったところに、第二弾の、最低なシロモノ、シロウト本を被弾したというか。こちらの足を引っ張る丈な、いつまでも嫌な気持ちが抜けなくて、振り払うための怒りの手紙を仕上げた。

言われっぱなしは、気分悪いから、徹底的に応戦する。自分のことばが、自分の薬。になるような手紙が書けた。

TORABARA みなづき28日

うれしいハプニング!!

お風呂の窓から、お客さんが入ってらした。スズメ!窓の外を向いて佇むようす。天然の光でカラダが輝いてる
ひゃひゃー

わたしが公園から帰宅して、玄関を上がって、左の視界に黒い羽根がバタバタっと羽振りがあったようにおもった。風呂場の方。いっしゅん、黒鳳蝶とか?家に入ったのか、まさかね。と居室に行き、さては幻視で黒いなにかが見え始めたのか、大丈夫かわたし、などと考えてたころ、明らかに羽ばたく音。つづいて鳥の鳴く声。このときもまだ、野鳥が外で鳴いてるのが近く聞こえてるか区別なくて、まさかお風呂場にいるのが鳥だなんて、うれしすぎる訪問。

換気していた窓の隙間から、室内に入ったらしく、外への出口がわからなくなっているようだ。迷わないため、そろそろと浴室へ近づいて、浴室と廊下の境のドアを閉めた。この時、鳥はドア側面、上部にへばりついていたため、しばしパニック。

大変だ大変だ、と風呂場の中を飛び回る音。ようやく静まったか。わたしはまた、そろそろと浴室ドアへ行き、すこーしだけドアを開け、鳥に語りかけた。どこが外につながっているか、窓の特長、風が吹いてくるでしょ、そのあたりに向かって飛びなさい。

そしてまたしばらくして、今度はカメラ持って、そろそろと扉を開けた。撮影。けっこう落ち着いてるようす。この時に、初めて、なんの鳥か判明。すずめでしたか。ちゅん、ちゅん、ちゅん、と間を置いて、外に向かって鳴いたのは、仲間に自分の状況を知らせたのか。

気がつくと、外への脱出成功したみたいで、それを知らせるために、家をまわり込んで、居室のあるほうの窓そば(電線)から、ちゅん。と鳴いてみせてた。おそらくスズメ語であいさつだ。おじゃましました、なんてなんて、奇跡?!

暑いから、ときどきは羽休めに寄るといい。これからも、換気用の窓は開けておこう。