TORABARA かんなづき4日

夢のはなし。島へ渡っていて、島へは橋でつながっているのでバスで渡れる。そのバスは、午後は2便ある。先週行った宿に、今週も行く。綺麗な海を見たり、陽射しを楽しむ。そして、島への玄関口であるターミナルに戻った、バス降り立ったときに、待ち伏せというか、私のことを待ってたひと。このバスに乗るっていう確信があれば、そっか、再会できるんだ、と夢の中で思う。

私のことを待ってたらいいのに、とおもってた、想うひと。対面するなり、時間くれるよね、とパッとお茶に誘われる。ターミナルに二軒店があるうちの右側のカフェ。照明を落としてあって、向かい合わせに座る。一緒に時間を過ごすことしか望んでいないというか、なにがなんでも、一緒に居たいのだという熱量というか、つまり、夢の中のわたしは、夢に出てきたその相手に、めちゃめちゃに、恋してる。そういう夢だった。

その相手というのが、現実では知らない人だった。夢の中で、とてもよく知ってる相手だったのに。誰なのかな、これから知り合うか。過去世で恋したひとか。官能的なきもちの混じったままの夢。これも。

ひつようだという分類をする。命は、官能だ。

起きて、だらだらをきわめている。5年前、旅先にタブレットを持って行って、動画を撮ってた。まだ新緑の出ていない、枯れ木の山と、川の、ほんの1メートル段差の滝。その音をとってる。なんで?

時間の流れかたが、ゆったりしていた。今は、勤めの中にいる時間のせいで、それと、独身ではなくなってるせいで、急かされるように暮らしているのかも。なにげない動画の、印象を、いちにちかけて考察していた。昔のわたしが今のわたしになにかを教えようとして、今日のわたしはそれを見た。

くしゃくしゃした、モンブランのおやつ。

TORABARA かんなづき3日

鳥は、語るように鳴き、

網戸越しに、尾長鳥のシルエット。

今日は、こちらの敷地を、点検するように、塀に着地し、庭に降り立ち、門扉の柱、塀の縁、と、ぴょんぴょん移動していた。鳥は、イヤシロ地を知っていて、ここも、イヤシロ地なのかも。その印におもえた。

温泉のことが気になり、今日、行っちゃうか、と思いを馳せた、そのしゅんかんに、その温泉からLINEが届く。行こう。到着。

露天風呂の、水面を照らすランプが、水面の波に陰影をつけて、それは、縞々模様が連綿と揺蕩っている。その縞を、しばらくわたしの裸体、腰骨上辺りから肌色曲線の上に這わせていた。ジャンプスーツを着てるような模様が出来てるよねー、脚、しましましましま。という遊び。

湯上がりに、渋いピンク色の下着上下だけを付けて、ドライヤーをあててた。下着には金糸で飾りもついていて、ゴージャス。昔、シンディローパーがダイアモンドのネックレスを選ぶ、という場面で、上半身裸体で、似合うかどおかを試していた。という映像を見た。わたしもゆくゆくそういう美しさがわかる大人になりたい。

下着を堂々と身につけた状態が、真っ裸よりも上品で、存在の美人度合いが一番高いとおもう。大胆なひと。腹に贅肉が無いことが決め手。あるいはパンクロック。

生ビールが旨い。カキフライも、うまかった。

TORABARA かんなづき2日

わたしが応援している株が、見たこともない数字に下がっていて、それを何度も見に行く。ネットの、その銘柄の検索が、わたしの検索履歴の、筆頭なまま。見に行ったところで、急にびゅいっとあがるわけじゃなかったりする。上がったりして。

ものすごい下がってるときに、更にもう100株買って、その100が、少しでも上がれば、利確して、それを10ぺん、繰り返してみようか。とか、考えてた。どうしても欲しくて、買って、つまりはその企業さんを応援している。この、世の中への参加表明、みたいな指し値して買う。ことが、わたしにとって新しい。

いつも弱い立場で、どうですかだめですか、と選んでもらうしかないのが、わたしにとっての社会だった。わたしが選び、力を(金を)注ぎ、しっかりしろ。と見守る。この関係を、楽しんでいる。

仕事終わってから、掃除機かけたり、拭き掃除もした。お部屋、さっぱりいたしました。

それと、占いをいたしました。この結果に、凄い驚く。今の仕事は、死。と、出た。もう終わる。あたらしい芽が準備されている。ここでやるはずなことは、尽きた。出来ないなりに、出来ない、という体験をした。

これから始めるパワーを、わたしは持っていて、その時期が来ていて、わたしは自分の年令を自分で決めなさい。というくらい、すさまじく、いきおいがあるっっ

という星のしらせ。

先日、桂の葉っぱが、舞い降りてきて膝の上にピタって乗っかった。そのひとに必要な場合に、砂利が靴の中に入るとか、蝶が旋回するとか、万物が八百万の神さまだといいます。

TORABARA かんなづき1日

私は、毎月、旅をしていて、とても時間が長いと感じている。じりじり

貯金は、減ってしまった。

さて。今日は、仕事して、それから、スーパーの買い物についていった日。アイスは、4個買ってくれた。ハーゲンダッツ。その、4個。を、積み重ねて両手で、ダンナの買い物カゴに運ぶ。よいよいよいっとなー。みたいなかんじで、わたしは、にこにこと、スーパー店内を横切ってゆく。

帰宅直後に、冷凍庫、引き出し式。の前にひざまづき、いそいそと、ハーゲンダッツアイス様を仕舞うわたくし。うひひ、うひひひ。

そういう動物って日だった。

TORABARA ながつき30日

気持ちが、毒づいてるときというのは、おそらく、内臓に毒がまわるというか、なにかが未消化で腐敗している。という症状だとおもう。朝から、標的を見つけて毒を吐いてる日。

しごとが終わって、のどが渇く。赤ワインしかうけつけません、という渇き。

洗濯して、かろうじて水やりをする。世界が狭いよな、これじゃあ、と、もうひとりのわたしは言ってるけど、ネット操作して、今日は何を調べたんだっけ、雲取山。そうそう。ちょっとよかったか、ネット通して旅の閃きを得たのだったか。

朝ごはん、フルーツタルト。梨と豆乳のジュース。アロエ入りヨーグルト。お抹茶。

TORABARA ながつき29日

出社。気がつけば口角が上がっている。ワクワクとしていた。夢見が、よかった。屋久島のお宿と、わたしがカーディガンを忘れたことで繋がりが出来た。カーディガンは、このきっかけをつくるためにわざと、姿を消したのかもよ、屋久島へ持って行った道具は、まんべんなく役を果たした。生き生きと、意志を持って、しかるべき出番に活躍したということ。ヘッドライト。ポンチョ。防寒のジャンパー。

自分で漬けている梅干しを、ふた粒、リュックに入れていたのと、前泊したホテルで頂いてたお茶のティーバッグの濃厚な香りなやつ、夜明け頃、熱湯を沸かして水筒に淹れた。この満点な組み合わせが、至福だったね。

残業もして、来月末に閉店するスーパーで、買い納めみたいに食材を選ぶ。

帰宅。玄関前に、屋久島から届いた箱が置いてある。屋久杉のお盆を、おゆずりいただけた。手にした瞬間に、よろこびがこみあげる。家宝に加わった。

TORABARA ながつき28日

午後の、へんなじかんにヨガ予約している。どこかへ出かけるなら中断して行くしかないし、家にいても、結局、中途半端だった。ルーティンの換気扇掃除したら、ヨガへの出発時間になってた。

ヨガ終わってから、荷物をいっぱい肩に下げたまま、電車に乗る。屋久島に行った時の写真現像をした。

本望と、すこしズレるかんじが、いくつかある。去年、ヨガの教室に通うケイヤクを1年分して、その音源が、あまり原始的な音ではない合成音、音が加工されて、生から離れている、というのも、気に入らないことのひとつ。

極み。みたいにピントが合うことを、摑むこと。極じゃない、ヨガ教室申し込んだ直後に、徳島旅行へ行って、目の前を乗るはずのバスが暴走した、という出来事があって、世の中がわたしからズレてるかんじ。とおもった。

いまいちな、灰色したカーディガンを、捨てることにした。安価だった丈な特長。これの代わりに、高級な素材だし。と購入を決めたカーディガン。旅先だったこともあり、テンションの高さという勢いで、買っちまってる。今はまだ、ズレていると感じているデザイン。似合うようになるか、それはわからないのだが、

高級な路線に、自分を合わせにいく行動が、オーケー。と思う。掴んでゆこう。

TORABARA ながつき27日

晴れて土曜日。

午前中に、ヨガクラスの予定を入れてる。

白い曼珠沙華

帰りの寄り道で、お花やさん。定番のコースになっている。植木鉢にするか、水やりをする鉢が、けっこうふえてるから、鉢は、ふやさないでおくか。まあるい葉っぱで、かわいいやつがある。観葉植物の、いろいろな形を集めるのも、いいのかも。

今日は、切り花にする。目が合ったのは、ベイジュ色のバラ。お部屋の花瓶には、先客の百合も挿している。いいかんじ。

窓辺

屋久島の民宿さんに、忘れ物をした。カーディガン。レンラク入れてみたら、ちゃんと保管くださってた。別な場所に不意に落としてしまったとおもってたので、カーディガンが無事でよかった。

ついでができたので、作家さん作品の、屋久杉のお盆を、注文して一緒に送ってもらうことになった。お盆のことは、欲しくて、民宿は夜明け前に出発したので、買う時を逃していたやつ。フェリーで島を発つ前に、民宿さんに寄ってお盆買いたいかもってくらい、欲しかった。カーディガンが結んでくれたお盆のご縁。

午後。衣替えをして、夕刻に、近所老人と、駅そばのビル屋上で、打ち合わせのようなのをした。

不動産の運気が上がりますように。ひとつ、めぐりあいをして、なんじゅうねんもかけて、その土地の夢を育てるような、そういう仕事がしたい。世界中から、人が集まる。世界中の人が笑顔になる。