仕事が終わってから、家で垂れ流しのYouTubeでたまたま見聞した話、占い師が、占ってもらう客に言ってる一節に、
あなたは、父親とは霊性が合わないから避けたほうがいいというか、離れなさい。父親からの影響を塞いでしまうことで、あなたの人生が初めて始まるというか。
という言われ方があって、そうそう、そういうことあるよね、と頷く。わたしも似たような言い回しを、昔、占い師に言われた。わたしにとって私の母親は、わたしの霊性を塞いで闇に陥れるような存在。物理的にも離れてしまうこと。必ず、関係を薄めなさい。みたいなアドバイス。「あ、もう家は出てるのね、良かった」とか言われた。
相性の合わない、というのは傷害としか呼びようのない接触の、その回数分、すべてが損傷になるかんじがする。
友だち100人とかいう呪縛が昔はあって、とにかく人付き合いをするもの。とされていたため、計り知れないほどの傷だらけになってた。岩に顔面ぶつけて血だらけになる位。わたしを受け入れているわけではない親戚にせっせと年賀状を出す痛々しさ。
画面越しの占い師の、ほんのひと言が、わんわんと響きわたり、連想が広がってしまったのだが、その占ってもらってる客の人は、ひと言で察して、ぱっ。とその話題は移行していってた。かっこいいね。苦手なことの克服にとっかかっているほど人生は暇じゃない。
年初に、家にまつわる嫌なおもいをした件を、何度もここに書いてるけど、その爆破力が大きくて、物を見る視点の、厭なかんじがいちいち物事を覆ってゆくようにも思えた。やっと、会話しない時期が長くなったことで隔絶出来たというか、気持ちが消化したというか、時間の経過が薬なのかな。離れたとおもえていて、漸く、ぬぐえたのか
粘着のある唾を、べとーっと塗られたかんじ。私は、どういう思想を持った相手から、どのような知能から、どのような道徳心から、どういう発言を浴びる時、それを嫌悪するか、「嫌い」をとことん突き詰めるところがある。事象への形容が出来るまで、何層にもわたって、しつこくわたしは言語化を試みる。
霊性が合わないひとが、身内にいる。これはショッキングでもあるけれど、離れろ危険。を何度も学んでいる気がするわ、わたし。