TORABARA やよい31日

朝のひととき、絵画の歴史というご本を読んだ。大判で重たくて、膝で支えながら読むやつ、長くは読んでられない。

デイヴィッド ホックニーという画家と、絵の評論家とイラストレーターが作ったご本(青幻社)です。筋書きとして、知っておくべきな事が書かれている。画家の視点が、なるほど、ただ見ていてきれいな花鳥風月だけを描くわけではない、何をどう考えて、絵画が生み出されていったのか、実験という営み。というべきところが、すこし、わかった。

昼下がりころ、猛烈な睡魔に襲われていて、食べたくもない梅の乾燥してるやつを、とにかく口に入れた。それでもなおも、眠たいほうが勝るほど。

赤ワインを、二つ、注文を入れました。気持ちが目醒めて、やっと、気持ちから起き上がったかんじ。ワインは、近々に切望しているわけではないのだが、ワインの補充することで、ひとまわり安心があった。

夜が更けて来て、スナック菓子を、歯ざわりを愉しむのを超えて、缶のフタを3回くらい開けて、取り出して、ほおばった。これは、珍しく多いってこと。一日を振り返って、行動のどうきがストレスかも。と思い当たった。ワインなんか買っちゃったり、口に入れたものの数々。そもそも眠くなりすぎるしょうじょうは、逃避行かもしれない。

TORABARA やよい30日

朝は、散歩する代わりに、竹のこを下ごしらえしたり、リンゴケーキを焼いた。カルバドスをまぶそうと、重たいお酒の瓶を、棚からとりだして、ケーキの仕上げのころに、どくっと入れるところが、作っていてすき。

夜は、お月さんが空のてっぺんに出てた。高いところ。首を真上にむけてやっと見える。

お洋服屋さんのビルの、ショッピングチケットが期限が、2月末できれてしまってるやつ、手でまるめて、ゴミ箱に入れた。3月末で期限がくるチケットもあるので、今日、なんとしても行く。

不意に、チケットが見つかった。こんなところにしまった覚えがない、スチールのラックのかべにへばりついてた。わたしの無意識は、片付けないと見えない場所に、態と、置くのかも。片すことへ、導く。ことがわたくしの真の意図かもよ。

夜桜をとおりぬけて、ビルでお洋服選ばなくちゃ。森林浴してるみたいな色の、初夏の部屋着。リゾート風なリラックスしたやつ。があった。お買い物チケットで、ほとんど貰えてしまったわ。次の季節がたのしみになるモノが家に来て良かったね。

TORABARA やよい29日

外で、食事しましょう、ラーメンとか?と言って出かけたけど、冷凍をチンして出してくる、鳥料理中心の居酒屋へ。店が2時間で出て下さい、というルールだった。それで、雨がちょうどどしゃ降りになって、足元に雨が弾くような歩きにくさになっているのに、じゃあもっとゆっくり雨宿りしていってください、とかを言わない店の人。雨がふっていることにむしんけいなままただ、2時間ルールだけをまもればいいというあたまのバイト(女主人かも。不明)女。に、急に腹が立った。

わたくしの本意ではない店に行くと、文句しか言わない。

朝の公園。雲、多かった。

TORABARA やよい27日

降りた駅の、白い桜が満開。

お昼に、黒酢酢豚を久しぶりにいただきました。以前は、行列ができていたけど、すぐに座れた。ここの焼売の味が、かわっていて(変で)苦手なので、行列がなくなったことと、人人が変な味に気付いたかもっ、をかんれんづけてしまった。

黒酢酢豚は、出来栄えが良くて、お値段が良心的で、混まなくなったなら、うれしい。

前回、ありえないくらい中国人の子供が店内を叫び走りまわっていて、親が放置。店のひともだれも叱らない。テーブルの真横を、食事中に、はしりまわるものではない。わたしがこどものとき、きびしくしつけられていて、こういうじょうけいに イケナイ。と反応してしまう。ぜんぜん食事が味わえなくなってしまい、こういう場面は、困った。

わたしがこどものころは、子供や獣は、社交界の外に、置く。という成熟した大人社会があった。大きな会合では、子供達だけ別室。折り詰めの主役、鯛の焼き物は、子供には無し。ちかよりがたい境界線があったことが、こどもながらに潔い。とかんじていたとおもう。

獣にかんしていえば、犬だの猫だのは、食事の席には御法度だった。断じて。口うつしで食べ物を食べ合える同士が同席をする。本来、食事の席をいっしょにすることとは、エロスが含まれているのだ。犬の口で咀嚼した食べ物を、おまえは口に入れられるのか。犬猫OKと言っちゃってる店とか増えてるけど、わたしのイカリは、このあたりにある。

さて。これから先の大人は、どのようにふるまっていきましょうか。

TORABARA やよい25日

昼すぎから、旅の始まり。小雨でしっとりしている日。

乗り換える駅で、あれ?どれだっけ、ほいっ。と乗ったやつが、目的地にしていない方へ向かった。

江の島。こんなに近かったのか。先月、行ったばかりだから、1時間、コーヒー飲んで戻ろう。のはずが、悠々と、空気のおいしさに誘われるままに、洞窟へと辿りついた。

20年以上ぶりで、じっくり、岩屋を堪能いたしました。

このときだけ、なぜかとても空が明るくなってた

それと、思いがけず泊まるお宿(箇条書きにする条件的には、わたしは選ばないところ)が、やさしくてほっこりする居心地で、とても、休まりました。

男の人にだけ、フィンランドのサウナと大浴場がある。

つまり、ここには、男の人だけ、いいサービスがあってもいいよ。という女の人しかいない。これが、ここの空間の優しい雰囲気を醸し出しているかも。なんか、条件を数値化したり、均質になってゆくことではない、母性というありよう。が、古く、日本にはあって、ここにあるのも、そういったふうだった。

TORABARA やよい24日

朝、桜満開の公園へ、散歩に行く。しゅうまつ、ちょっと近くのどこかに泊まりたくて、ネット検索して、ここ!と思ったお宿に予約を進めて、確定しようとしたら、ボタンが進まない。まさに同じタイミングで、タッチの差で、残り1部屋が、取れなかった。

こういう時、この条件は選ばないほう、(2つのホテルで1部屋づつしか残ってなかった。)に、泊まることは、おみちびきであると思う。こっちでよかったーってことになる。

と思う。雨が強くなって、金曜日。夜の美術館へ行くのは、来週にするか。

朝の、ひかりのある空。