TORABARA う月14日

朝、けっこう余裕だったので、ほうれん草2束をゆでる(常備している)、ブランケットの洗濯、太陽にお布団を干して、竹の布団たたきでペンペンとたたく。ミネラルウォータと玄米茶をポットで煎れてるやつを用意して、デスクの前へ座る。

ス、か、スヒ、みたいな音で鳴く鳥、すがたがみえないまま、音が響きわたっていた。なんて冴えていてさわやか。

夜に、コンピュータの音で、いい音がした。本が売れた音だった。売れたっ!

赤く燃ゆるツツジ。

TORABARA う月13日

日本人、と言われることがしっくりこなくて、アジア人ってかんじている。って言ってるのを聞いて、

職業って言われるのがしっくりこなくて、しごと。って感じている。

とくに、こようけいたいをまるでしょくぎょうみたいにいうの、なんなの?いかってることは、日に日に、モンスター化してゆくのである。

粗大ゴミの申込して、掃除機かけて、拭き掃除して、灯油を使ってしまうためのストーブ焚いて、汚れたゴミ箱と置き人形さんを洗う。

アマリリスの大きな花が、強風で飛んでしまったので、ガラスの器に活けましたとさ。

今朝のお散歩もうるわしゅうございました。

TORABARA う月12日

今日は、夕立があって、そのあと草の匂いがたちこめて、ちょっとよかった。南国みたい。

ドキュメントを見ていて、画面の中のひとがリアルに語っているのを見て、自分の生活も雄弁に語りたくなってくる。いや、ドキュメントを見ながら、すでに、自分のことも雄弁に語ったような心地になっている。

いまするべき正しいことと、なんだかワクワクするやってみたいことが並んでいたときに、ワクワクするほうを選べているか。正しいはず、な方は、結果、おそろしく生気を失っていたりする。

今、しっくりきている時間って、どことどこか。1日を、すごく早く消化してしまった。

TORABARA う月11日

早朝に行く。

朝、電車に乗って出かけてるばあいじゃなかったけど、ごういんにいかなきゃ、いつまでも行かない。

朝の可燃ごみを、早朝に出してしまったことでカラスが二口くらい食べ散らかした。カラスよ、これをおぼえないでほしい。

捨てかけてたバッグを、きゅうさいいたしました。

夜、バナナケーキを焼きました。

バター70g、砂糖40g、たまご小2コ、バナナ1本、くるみ40g。小麦粉120g、BP小さじ1、五香粉小さじ2/3、塩ひとつまみ。

順番に混ぜて、180°で30分、160°で5分、オーブンで焼く。

TORABARA う月10日

起きぬけに、腕が筋肉痛。昨日、けっこうな長さのノコギリ作業したから。達成感がある。わたしはノコギリが扱える。ノコギリの刃をまっすぐ曳けた!

手のひらが乾燥している。薔薇の香りのハンドクリームを持ち歩かなくちゃ。必ず、これからは、薔薇のやつ、いつでも取り出せるようにしよう。

出勤の日。海の匂いが、ビルの丸い広場にも届いていた。コーヒー屋さんからも、コーヒーが薫った。それで朝から機嫌がよい。

エストロゲン、という名前のホルモンが、不足することによる症状が、去年からかわるがわるでている。口が渇くのも、このせいか。髪が頭頂部が、こころもとない量になっている原因も、地肌の乾きらしい。潤うためのしゅうかんをふやすとよいかも。水とかクリーム。

自分に甘く、とことん、甘い時間をすごすようにいたしましょう。

通っている駅の、麗わしい夜景。

TORABARA う月9日

週末は掃除する予定で、しかし昨日は、本ひとつ動かさないまま。

今日は、朝から枯れた花を切ってゆくことではずみがついて、とうとう、棚をノコギリで切って処分した。高さがあるので窓を塞いでいたことが、じゃまくさかったとおもう。家にある家具は、合板でできた、重ったいボロいやつ。これらを、順次、捨ててしまう計画です。掃除の本に、書いてある通りに物を捨ててゆく。使っていますか。使っていませんか。この二つを質問して、何が大切な物かを分ける。

そのままだと、合理的なだけになるから、視界にあるだけで嬉しい物は、とっておく。けっこう大胆に、整頓してゆけた。まだ途中だけど。間に合わせで集まってしまっているものを捨てた後は、上質で、買い替えなくて良い、永久決定版みたいなのを、買う。もうずっと失敗してきたから、こんどこそ。という意気込みです。

自分で作ったもので、商品にしようとしたものを、棄ててしまったよ、駄作だったかも、とおもうまでに4年かかっている。手直しをしかけていて、とっておいていた。

手作りの、優しい気配がある。わたしが失業している期間に作っていて、失業なんかしちゃってるわたしを、わたしが慰めているみたいな、作品。内気で柔らかくて、肩にかけていると暖かい。ファーをつかっているので。

時間が形になっているものをすててしまうなんて、気持ちが綿あめみたいな雲だとすると、ちぎれてしまう。とおもう。

書いてて、やはり、自分で作ったバッグをすてるのはやめようかとおもえてきた。完成度をあげてゆくように、作り直してみようか。ちゃんと、魅力が備わるように、生まれ直せる。

TORABARA う月8日

花祭り。

大切な場所へ行った。野生種の躑躅が満開で、黒アゲハ蝶が、ちょうどおでましになって、蜜を吸い始めた。木の葉が落ちてきたとおもったら、モンキ蝶だ。蝶々は、今年、わたしにとって初のおめみえ。

湧き水が、復活してた。
2月は池の水を抜いてた。

アメ横へ行った。輸入ものの紅茶のお店、買ったとたんに、大きな音で鐘が鳴りだした。真上が摩利支天さんだったのね。

タイミングが、祝福されてるみたい。らららーって歩く日になりました。

大切な場所。
前回訪ねたときは、虹が架かったのだった!

TORABARA う月7日

風が吹き荒れていて、昨夜は夜中に目を覚ますくらいも、風の音が、びゅわーーっとしていた。

おとなりのお宅の立派な木が満開。モチモチの木の、絵本に出てくるのとそっくりな木。(滝平二郎絵)

この週末こそ、そうじをしよう。とおもって、掃除の本をよんでいたけど、散らかっている家の人が物を捨てるときって、泣く。らしい。えええ?泣くの?

100コ、ガラクタがあるより、20コ、お気に入りの物に囲まれましょうね。という提案が書かれていました。そうね。

朦朧とした気分から、何日も抜けていないとおもっている。家で、YouTube が流れていて、画面の人は、過去の思い出話ばかり。しごと先は、虚無かとおもう。波がちょっと荒れているような海を、しばらく見たまま、ミネラルウォーターを飲んだひととき。どこかで、自分のしずけさの底にふれること。それがほんのひとときあった。おいしいお水。が、一番基本てきに、おいしい。

科学的に解明されていることには限度があって、情報が、わたしにとっては、すぐに多すぎ。になるため、なんといっても

 神秘的。

なのがいいですね。