TORABARA はづき15日

公園に行くとき、ざあぁー、と雨になったので久しぶりに歩く。いつもは自転車。

朝、歩いたりすることが、その日のゆいいつのとくちょうだったりする。それで木立の蝉の声を3分かけてビデオに撮った。騒音みたいなジーーって音。朝のこの時間ってなんだろ、と、昼すぎの机の前で、この映像を再生している。

わたしのめざす、自分のお店開店。どんなお店?どこ?わたしは、対人が苦手で、18年、飲食経営にたずさわっていたのに、まるでツバをつけないまま、新しいまま。だった。これこそがわたしの可能性だ。

女のサガは、自分のテリトリーにツバをつける。偉くなると畳が古くなっただけみたいな存在になる。これは醜い。みにくいというじかくしょうじょうがないひとは、じぶんのゆうえつをなでつづけ、へいそくして、こうちょくして、へんなにおいのとしよりになってゆく。

んじゃね?公園の帰り道、歩道のしるしの白い線の上を真っ直ぐ歩いた。白い線じゃないところは崖なことねゲーム。

黄泉の国イメージ。お盆の祭壇のおぼえ。(プリングルス、いらなくね?)

TORABARA はづき14日

朝、床をよく絞った雑巾で拭き掃除した。素晴らしく清々しい。

シゴト先というのは、カゼじゃない、声だけちょっと変で、体がだるくはなかった日の声が変だったことをいつまでも握ってくる。ぶり返さないように、とまで言ってる。そもそもがカゼじゃなかったことは、そもそものしょっぱなから聞こうとしてなかったか。

今日は、お盆のさなか。お赤飯を炊く日。

読了した本のこと、白砂糖と圧力鍋と肉や南国果物、バナナ、乳製品、をコテンパンにやっつけるようなことが書いてあった。筆者の写真は、体が元気らしいけど10才くらい老けて見えた。食事で体を養生してゆくこと、が高じて、しろくじちゅう、食について得意になってしゃべる状況は、食傷ぎみになるようにおもった。食の模範生って、食に限らず模範生って、きゅうくつ。

食事に理想があるというより、適度な食事によってととのったカラダと生活には理想があると思った。食べ物や食べ方でだめなものをふやさなくてよい。食べ物には感謝して、目で見て美味しそうなものを、こころゆくまで味わって頂くことが、体にとって栄養になると思った。たべものと同じくらい、コトバを食べているとおもう。毒になるコトバは、食べないでお返ししましょう。

TORABARA はづき13日

急にバシャバシャと雨になったりするような日に、渓谷へ行くのは止しておく。どこかへ行きたかった。やるべきこと、お萩を作る。お盆のかざりつけ、折り紙でモビール作ってみたりした。

これはしておかねば。という家事にとりかかっているとき、自分の顔をくしゃくしゃにしわをよせたへんな顔にしている。このクセは、前は、テレビ画面を見ている時もあったため、居合わせていたひとにしてきされて、知った。

自分の様子を人に見せることが稀なひとは、原始動物のクセもおそらくこのかんじ。な様子を残しているのかも。クシャついた顔の似顔絵を描いてみたけど、似てなかった。皺というより顔面の体操。

よく咲いて呉れた。

TORABARA はづき12日

映画ショーを観に行く日。開演前1時間ですでに100番の整理券だった。早めに行ってよかったわ。熱い麦茶を水筒に入れて持ってきた。蓋を開けるときにけっこう蓋を回すので、こういう仕草は、まわりのじゃまになるかも、それでなるべく盛り上がってるシーン、火が爆発している場面で、いそいそきゅうすいしたしだいです。222分。

RRR

冒頭の音楽で、低音の歌声の、その低さよ、映画作ったひとの気合いがわかるとおもった。

からだとひきかえに。わかさとひきかえに。食事をごちそうになるとか、お金とひきかえに、付き合うとか、のちのち、きもちは反転してとてもうけいれられなくなる過去になるとおもう。商品価値が、高い、売れたね、というとくいなきもちがのこるようにおもって興じていたつもりだったことが、懺悔にしかならない。それと、「ひとのことが好きだ」というスローガンって、ひとをコケにしかおもっていないきがする。わたしはひとのことが好きではないようにおもうけど、これは真面にひとと対している発言になる。才能が好きな相手のことは、好き。1%くらいは好きなひとがいる。とおもう。

TORABARA はづき11日

電車から降りた時、また、日傘を電車に置き忘れたっ、と思って、慌てて車内に戻って、席を見たけどなくて、電車のドアは閉まり、降りられなかった。日傘は、バッグにちゃんと引っかけていて持っていたのだ。しばしぽかんとしたけど、最後の行き先が最初になったってことか。新宿。

計画が急に変わったので、通りすがりの景色が何もかも新鮮だった。片す。ことは少しだった。お茶屋さんの抹茶を買う。お菓子材料屋さんでプリンの型を買う。駅でこんどの旅行の切符を発行してもらう。

余分な所を見て歩くじかんが多い日。こういう時にちょっと見たことで、ゆくゆく欲しくなったりする。ゆとりが多いひとは悠々としている。

とてもお腹空いたので、お店探したけど、どこかしこ混んでる。あるいは空きすぎてる店で入るのをためらう。

いつもの森へ移動して、ほっとしている。ここを歩くことは、やはり好き。そして改まったよいごはんを頂きました。

手鏡を持ち歩いて、ときどき自分の顔を見てみましょう。わたしっていままでなにをやってきたか。いまなにをやっているか。リアルな事がささやかすぎて、なみだぐんだりしていた。

TORABARA はづき10日

いただいた、アロエの鉢を大きな鉢に移した日。

水やりをしているわたくし。

東北旅行するとき、お化粧品を小分けにして持ち運べる容器を用意した。お化粧品も買っちゃったわ。マスカラ下地が、スモーキーグリン色ですって。

宇宙人のシールも買ったわ、貼っちゃうわ。ノートもせっせと記す。イエス。

TORABARA はづき9日

夕ご飯は、オクラ鰹節和え。刺身蒟蒻酢味噌和え。大根と青葱のお味噌汁。赤身魚味醂干し焼き。こういう和食が、本当に美味しい。

バッグの型紙をひこうとおもって、直角の線をひくので、三角定規がいるのよ、ない、ない。分度器でもいいの、こちらも、失くしてる。それで机の下にもぐりこんで、いろいろ見たけどなくて、なんかへんなところで見かけたキオクをたよりに、なんかへんな引き出し、洗い上がりのミニタオル置き場に入ってた。なんで?とにかく、無事に型紙もひけました。

ミシンを持ち出して、ぬうことをして、手でかがり縫いも進めました。

TORABARA はづき8日

立秋。わたしは暑さに強く、寒さに弱い。とおもってきたけど、今年は、6月から湿気と気怠さがつづいて、けっこう負けていたという振り返り。向日葵は、途中から成長するのをやめて、なんとか葉をひろげて立ってた。今日、育ててるなかの一輪に、黄色い花びらが付いた。小さーく咲いてる。

昨日、父に、ブナ林に住むキツツキの話しをした時、わたしはクマガラと覚えていた名前を、ゲ、じゃないの?キツツキなら、ゲ、だね。と指された。そのとおり。クマゲラだ。

父は日本語に通じていて、この角度で、固有名詞の成り立ちとして、音の、ちがうところというか、幾層にも、句が蓄えられたひとの、説明できない勘どころが有ったようだった。

マティスの形は、飽きない予感。ロックな雰囲気でバッグのアプリケにしようかな。