朝、目が合った、鯛。
目ん玉をふたつ、私が食べた。目が良くなりますように。
鯛だけバットに移して、丁寧に骨を取ります。ごはんと、ほっくり混ぜまして、蒸らしましょう。
【作り方】鯛は小さじ1の塩を両面に振る。オーブン200度で6分焼く。お米2合。酒、醤油、みりん、各大さじ1。塩小さじ1。こんぶを15分水につけて、ダシにします。圧力鍋、しゅっしゅっ、の音を合図に3分。
です。
朝、目が合った、鯛。
目ん玉をふたつ、私が食べた。目が良くなりますように。
鯛だけバットに移して、丁寧に骨を取ります。ごはんと、ほっくり混ぜまして、蒸らしましょう。
【作り方】鯛は小さじ1の塩を両面に振る。オーブン200度で6分焼く。お米2合。酒、醤油、みりん、各大さじ1。塩小さじ1。こんぶを15分水につけて、ダシにします。圧力鍋、しゅっしゅっ、の音を合図に3分。
です。
青虫になったみたいな昼ごはんだった。ケール刻んだやつ。ルッコラ千切ったやつ。草。皮付いたままの人参スティック。いい味ね、おいしい。と思えるようになれればヘルシーなひと。ドレッシングの味が助けて、なんとか食べた。里芋、皮ごと揚げたやつがおいしかった。
残したら罰金400円。畑の成果物をありがたく食え(義務)と、残すな(拘束)の気配があって、たのしくなかった。ごめんなさい、みたいな食事時間。値段が高かった。
そんなにざんぎょうするほどでもなかったのに、ランチでお金、捨てたよね、分を取り返した。
先週から気になっている、あん食パン、持ち上げたらずっしり重たくて、ぜひ買おう。カゴに入れたとき、店の人が向こうから順番に、値引きシールを貼ってるではないか。おっと、ここは、もういちど棚に寝かせまして、一巡してきましょ。貼り終わってる頃に、どれどれ。とパン売場にもどりましたが、値引きシールは、あん食パンには貼られなかったとさ。
おいしそうな食べ物を、食べる。おいしそうな食べ物は、高い場合もある。丹精こめて作られたものは最高。
神社さんの門で四角く縁取られた奥に、赤い和傘が映える。ちょうど花嫁さんが道を渡ってらっしゃる。そして5分後に、またも赤い和傘。今日は式がたてこんでいたらしい。
中国の超絶技巧の翡翠細工を、見ました。
コレクターというのは、強欲であればあるほど面白いのが蒐集される。潤沢な資金力があって、ハンターとしての肝と眼力があって、絶対的なセンスがある人物のコレクションは、後世の目福となる。
専門的な領域の会社を作った女性は、集まってきた精鋭な専門職の担い手に、薄い給料しか与えないで一人勝ち。六本木に一戸建ての家作って、安泰な隠居にはいられたとか。担い手達は、ノウハウを盗めたので、会社からは独立して、たっぷり稼ぐようになりました、わたしは、会社があってくれたことで専門的な領域の仕事をする機会を得た。女社長の欲張りを批判していたけれど、しゅうぎょうきかいをつくりだすことができることって、世の中にとっての功績が大きい。強欲っていいかもよ、
仏そのものになろうとしなくてよくて、仏の道に沿うような生き方になるといいな、とはおもう。仏への道のりでいえば、菩薩さんの段階を目指したい。飾りたてて、物資的な欲をありったけ発揮するのだ。
一の酉。
1年に、何度か行く博物館へ、向かう時に、駅のホームを移動する足跡までそっくりに、同じ場所を踏んでるんじゃないの?とおもったら、なんだかだるいような気になってた。とにかくいっちょくせんに、到着した。
イラン一帯のBC何世紀ものガラス、実物を見たら、うっとりした。ペンダントトップの、形が、幼稚園の紙粘土の時間に、わたしが作りたかった形だわ、とおもって、なにかがなつかしかった。前世で、ここにある何かを、みているとはおもうけど、それはどれだろう。何度でも新しい発見がある。隅から隅までお義理で見渡すのじゃなくて、その時に惹かれるところだけを見て、パッと帰ろう。そして何度も通おう。
電車の中での出来事、車内が空いてきて、優先席もひとつ空いて、若者が座りかけたときに、わたしが歩きかけたので、すかさず若者がわたしに、あ、どうぞ。と声に出して席を譲った。え!そんなにわたしの見た目は老いているか、紳士的な態度が身についている由に、レディとして扱われたか。どっち?
ベトナムランチ屋さんへ行って、ダナンのビールを我慢した。ビール、飲めばよかったじゃん。ダナンのフォーにすればよかった。牛肉が少し硬かったので。
国立美術館へ行く。風景画で、たっぷり見たかった画家さん、なんと一室で特集されてる。うれしいかぎり。そして、木と雪の絵は、スケッチ先は、先日旅した湯檜曽温泉なんですって。
四年ぶりに、鷲神社さんへ行けた。商売大繁盛。
黄金色の空間。
りんごケーキ、1カ月ぶりに焼くわ。
朝のスーパーで、税込金額がピッタリ500円だったので、今日、いい日になりそうなどよめき。
今日、そうでもなかった。昼休憩が終わって、ウトウト昼寝して、はっ。と目がさめた1分後に連絡が入ってきたので、タイミングがよかったか。まさか寝てたなんてことを知られなかったってこと。
夜になって、はやる気持ち。やるべきな事が何かあったような。なんだっけ。電話をふたりに架けて、どちらも留守で、そのうち、ひとりから折り返しがあった。
しゃべって思ったけど、書くこととは風圧がちがっていて、自分がしゃべっているのを同時に自分で聞いてると、ちがうちがう、そのニュアンスではない。それで馴染まないまま。うすうす、しゃべる時の外に出ていきかたが、内のわたしの意とは異なるという気がしている。日差しを浴びて変質する成分が、書き言葉の中にあるということ。
夜は更けて、いい映画を見ました。労働者の話。会話とは詩そのもので、そこに音楽が流れていく。目の前の、世は闇みたいな景色と、こころのすごし心地の対比。いい音のピアノが体に入ってくると、特上のソファに包まれて身を沈めているような、癒しがあるようにおもった。
バッグが、一生の財産くらいも高価なものだったりすると、スタイル全体が、もの凄くさまになるとおもった。
アキ・カウリスマキ「パラダイスの夕暮れ」
朝の公園が気持ち良かった。
前へ前へ。時間が前へ進んでゆき、何かとっておきなことがあるんだったっけ。夜は、毛糸編みした。ひと模様編むのに、だいたい1時間かかってるみたい、わたしは二元論に陥らないように、たとえば商売で、買うか買わないかのふたつ、しか問わないことを、よろしくないと思ってきた。
白か黒か、賛成か反対か、善か悪か、など、ぱっくりと二つに割り切るようなことは、単細胞な営みだよね、というけいべつがあったってこと。
考えてみると、編み物こそ、究極に、ふたつの組み合わせで成り立っている。表目と、裏目。
それで、かぎりなく毛糸のロマンがある。編み物の場合は、増し目、減らし目。のバリエーションがある。すべらせる、ねじる、交差、などもあるか。といって、表目だけで編まれている(メリアス編みという)のを見て単純だしつまらない、とは思わない。
将来的に、商売をして、買うか買わないか、だけを問う丈じゃね?と、味気なくおもわないかを心配してるけど、二元論に、奥行きの深さがあるかも。
きのう夜に、暴風が始まって、家が揺れたよね、地球が怒っているのはごもっともで、地球にでたらめに酷いことをしたもんね、ごめんね。本当に。
いつの間にか眠って、朝になってるけど、まだ荒れ狂う風。雨も。うす曇りの室内で、あまい、ふんわりした、とてもおいしいプリンを食べた。気分から平和になって、入浴もしちゃったりした。
週末に買っておいた花束の、百合を、ぐっと顔のそばに近づけて過ごす。晴れてきた網戸からいい風がそよぐときの、強い百合の匂い。ひと筋に甘いでもない、高貴な趣きである。