TORABARA きさらぎ21日

夜から旅行。

モバイルバッテリー、200gの、購入したやつ、差込み口が、しょきふりょうってやつ。だろうことが、昨日の電気販売店員との会話で、うすうすおもいあたるケツロン。それで、今日の昼に返品郵送手続きを済ませた。返品の操作を、ネットの画面からするのだけど、ややこしかった。なんとか郵便局窓口へ行って、バーコードの画面表示させてどうのこうの。

それと、プレゼントの、振込、おこずかい呉れてるらしかったのに、ゆうちょ、入ってなかった。もうすこし、現金を手元に持っておきたいのにのに、のにー。

定時で仕事を終わり、お風呂に入る。りんごとニンジンの入ったジュースをミキサーで作る。バスに揺られるから、ヘタに食べ物を胃に入れません。

夜の出発。自分で焼いた、ココアクッキーが、とてもおいしい。寝台のひそやかな、カーテンで仕切られた中で、クッキーを少し齧ったりするのはたのしい。

車内の消灯時間になり、ほどなく寝たらしい。

TORABARA きさらぎ20日

ブルックナーは、指揮者によって生かされるか決まる、カラヤン指揮を酷評してあった記憶は、「素朴さに欠ける」という記述でした、

河口慧海さんの旅行記を読んだわけだけど、震えるほどよかった。世の中への立ち向かい方が、潔く、生きざまが先人の偉業といえる。100年経って、今、色褪せていない。何をどう感じてゆくか。時代の古さとか錯誤がまったく含まれていない所に驚く。そして、限りなく謙虚なことに、涙があふれてしまった。日本に帰る船の中で、自分が何者でもない、凡夫だ。ヒマラヤの山の中で修行している気持ちで、過ごそう。という宣言。チベット紀行文は、学者やら既に世にあるから、一修行僧の自分など忍びないと言ったらしい。

明日から旅行なので、ほんの少し、自転車ではしるって丈なのに、細心の注意を払っている。図書館に本を返却して、一冊、旅行先のガイドブックは延長して、モバイルバッテリーの物色。100gなのはよい、といって勢い、買ってしまいそうになってるけど、なくてもいいように、過ごそう。

TORABARA きさらぎ19日

店に二台、コーヒーマシンがあって、持ち帰れるやつ、私の前の客で、途中でミルクが切れたとかで、ミルク噴射されて注ぎ台のプラスチック窓は液体が飛び散り曇っている。前の客は、壊れてない方のマシンでカフェラテ作る也。わたしは修理待ち、な状況。

店の人が、マシン、左横のタンクにミルクを注いで、はい、使えるようになりました。と笑いかけたのだけどまさか。え?拭かないの?と私は呟きみたいな質問がつい、声に出てしまった。

コップを置く方のドアを開けようものなら指に牛乳が付く、そのコップを置く空間の四方が牛乳まみれなんですってば、ダラダラと牛乳の垂れが一目瞭然なのに、平気なことに驚く。拭いてあげてもいい、みたいな台詞があって、その店員は拭き始めた、さっそくポタリ、マシン外の台に牛乳液が垂れた、のだけど、あくまでも庫内だけをキレイにして、台に滴ったほうは、そのままだった。気がつかないのか。こういうサービス業に、あなた就かない方がよかったんじゃない?あるいは、気にならないことも才なのかな、まったく世界にえがく地図が違う人種、を珍しくながめた。若者は教育が拙かったからふぬけか。というテーゼを考えた次第です。

それにしても、昼ごはんが不味かった。そして反比例するウエイターの爽やかさ。観光地価格で混み合ってるビルで、すぐに入れる店に入ってしまったから失敗。客の量は、正直なのだ。口なおししたい。(の後の↑、コーヒーマシンの一件でした。残念)

夜ごはんも外食した。いつ通りかかってもガラガラに空いていて、メニューは好みだから試してみた。きょうは悉く彷徨ってるから試せる。なにがダメでいつもこんなに客がいないのか、ごはんの量が少なくて高価。ってことかしら、40人は収容しそうなのに、いっとき独り占めだった。

運ばれたままの写真。並べ方が整っていない。漬け物の粧い方が雑。などを直すといいかもよ、食後のほうじ茶はぬるかった。

美味しかったです。とレジのひとに言いました。元気だしてほしい。

仏足石。実物は大きいです。

TORABARA きさらぎ18日

お洋服を買ってもらう日。いいから買いなさい、これも買いなさい。ぱっと手に取ったのを、そのままレジへ。

ときめきとセコで、せめぎ合っているわたくしの、クセをかち割って、ひろびろした展開があった。着たことが無いデザインなど、先ず所有して覚えてゆけばいい。着ないまま判断しなくていいってこと。

見た目がおばちゃんぽい、ありがち。と私が思った服は、機能が優れているしブランドが老舗だし、いいから買いなさい。と推され、改まって家で着てみたら、色も良し。似合うし軽いし、服の学習。っておもった。

帽子は、いろいろな形をかぶってゆこうとおもった。ダメって言っちゃう枠は、実は、外れるのね、知らず顔がわらっていた日。

TORABARA きさらぎ17日

また今日、歯医者の予約があって、夕方5時になるのを待ってるみたいな日。なにがダウナーになる原因か。病院、だからというより、その医者の階層意識がいちいち障るのかも。話題の、どの瞬間に於いても、いちいち、そこに通って来ている患者や助手の、階層、に触れてみせるかんじ。昔から、違和感があったけど、今日も露わだった。

無理して。少し電車移動して、デパートの本売り場へ行く。気分を、ガランガラン変えたらよかったのに、捉われたような気が残っていた。丸2時間、本の背表紙を見て廻った。

わたしはどうなりたいのか。

自在に、どの本を選ぶかによって、軸をなんとでももってゆける。とおもえる。長い時間がかかるけれど、本屋で過ごすことで、わたしじしんをフレキシブルな無なじょうたいにできると感じる。この時間は必要だった。

昼間に、クッキーを焼いていました。天板に、そんなに多く並べられないから、何回転も、焼いて、型抜いて、こんな手間をかけてて大変。大きめなオーブンになるか、クッキーを厚くするか、わたしが慣れるかです。

型抜きクッキー生地のコツは、卵を冷えたまま使う。です。

TORABARA きさらぎ16日

風が強くて家が揺れたんじゃない?むやみに外を歩かない方がいい。風が止むまで家に居た。蟄居。

夜、図書館のポストに本を返却して、本屋さんで新品の文庫本をぶっしょくした。所有することと実際に読んでる時にめちゃくちゃおもしろい事に、ひらきがある、ことがある。背表紙を、自分のコレクションを誰に?誰かに?見せたくて格好をつけかける。お飾りな本を、買いかける。読み終わって返す、のではなくても生鮮食品の旬。みたいな読み方がいいですね。

夜のスーパーがガランとしていた。セールだったのは昨日。でたらめな出来合いのお菜が夕飯になる。刺身。サンドイッチ。コロッケ。まるでパーティのオードブルみたいな取り合わせになってる。

くしゃみをれんぞくしてするから、鼻にスプレー薬。とたんに全くくしゃみはしなくなった。効きすぎてる。

TORABARA きさらぎ15日

色鉛筆は、お出かけに持ってゆくのは36色のものがいいと思っていて、Germany製のものを手に入れてみたけれど重たい。それで買い直すなんてしのびなかったけど、とにかくいいやつ、届いた。重さを計ったら300gか250gかの違いだった。

モバイルバッテリーを鞄に入れっぱなして、携帯の電源減ったときにだけ備えて持ち運んでるのはアホらし。200g。夢は重たいから色鉛筆が重たくても運ぶ。

ケーキを焼く時の、型の底をアルミホイルで包み、ホイルは備え付けの棚上段に置いてるのだけど、千切ったときの破片が、ふわーっと上から舞ってくる銀色が目視出来て、見逃さなかった。卵を割ってるボールの中に入った。これをすかさず取り除いた。わたしはなんて目がいいの!異物混入許さず。ホイルは日本製を使っていて信用していたけど、ちぎりかたを気をつけないと。

カラヤン指揮のブルックナーだけど、ベルリンフィルではなく、ウィーンフィル盤を聴いてみるか。ベルリンフィルのがなり立てた演奏がうるさい。たしか、昭和の代表的な音楽評論家が酷評してた気がする。カラヤンが目立ちたいだけで、まったくブルックナーのなんたるかが台無しになる解し方、だったかな。指揮者はカラヤンでないほうがいいのか、とにかくブルックナーの名演奏盤を、さがしたくなった。

MOA美術館の天井の万華鏡

TORABARA きさらぎ14日

いちごを、いっぱい食べた。ガラスのお皿に盛って、コンデンスミルクをかけた。お菓子の代わりに果物ってなることを忘れていた。

家の人に電話して、田舎の幼なじみの人に、クッキーのお土産を持って行ったことがよろこばれた事を聞いた。それ以来、いろいろ物を呉れるらしい。

夢に出てきた知り合いの、肩幅が狭かった。真っ黄色のダッフルコートを着ていた。物見たさで、どれほど歳をとったか、覗いたけど、昔のまま若い顔。物資的に、決まりきったこと丈で済ませる。この人と付き合いがあった頃は、保守的な人の典型だと観察していた。閉じてる、というか。なにか気持ちが緩み、はめを外すことが無いように、何もかも計算の内側だった。

このてのひとは、たまにいらっしゃる。高飛車。とセットになっている。外の世界を見ないかわりに自分が凄い。という自閉状態に陥る。それをいいように聞かせていられるカモを探して、延々喋る。という特長もある。

知り合いが、閉じたまま、いい調子なんだね、というのを一瞥する。という夢。強く映像が残る。木偶の坊め、とおもいながら、あすなろ。みたいに、閉じてだけいて、自分の内に篭って丈いて、ただ体を調える営み。だけをしてみようかしら、あしたこそは。みたいなことをおもってる。