わたしは今日、どこへ出かけたいだろうか。クランベリーパークにしよう。今年は、たっぷりお洋服を買う。とお正月に誓ったのにずいぶん間が空いてしまって、切ない恋心みたいになってた。
出発して、電話を持っていないこと、に気付いたのだけど、しばられない時間が始まって、とてもとても、寛いだきもちで、お買い物をおおいに楽しみました。
旅行のための新しい服を揃えました。ワクワクワク、待ち遠しい気持ち。
わたしは今日、どこへ出かけたいだろうか。クランベリーパークにしよう。今年は、たっぷりお洋服を買う。とお正月に誓ったのにずいぶん間が空いてしまって、切ない恋心みたいになってた。
出発して、電話を持っていないこと、に気付いたのだけど、しばられない時間が始まって、とてもとても、寛いだきもちで、お買い物をおおいに楽しみました。
旅行のための新しい服を揃えました。ワクワクワク、待ち遠しい気持ち。
たらんたらんとしながら、午後に、自然食品屋さんの奥のブックコーナーへ行きたくなった。いっしゅうかんくらいまえから、行きたい気持ちがむくむくあった。いざ、店の前へ行って、がらーん。としていて、先月閉店したと知った。またしても、ゆるいスパンで行きつけな場所がなくなるなんて。
そののち、地下鉄の終着、浅草へ行く。
蕎麦屋へ入る。笹の川という日本酒と、天せいろ。つきだしの蕎麦味噌が旨い。この店は変わらず、いっしょに行く人も変わっていないけれど、シチュエーションが変わり果てた。いっしょに行く人は、歳をとって、気持ちに錘をぶら下げたみたいな重たさ。景色に体を開かないひとは、景色が2次元に素通りするのだったりして。お金が遣えないことに頻繁に囚われた発言も、鬱陶しい。それならわざわざ浅草に来るなよ。
口直しがひつような不完全燃焼なお出かけだった。ひとりでふらつくほうが断然、好ましい。
ピザとスパゲティの店へ、ランチで行こう。という計画が、ビルの外が小雨だった。雨の中を歩けないよ、非力っていうか、傘って偉大だわ。
かなりしょぼくれた内容の休憩。自席で、値上げしたよねコンビニのサンドイッチ。ぽそぽそといただきまして昼休憩が終わりました。
帰り道に、乗り換えの駅に降りて本屋さんへ行きたい。と思い立って、その本屋さんは1年も前に閉店したと知った。がっかり、というかぽっかりと穴のあくおもい。独立した本屋さんの独特な本棚の並びかたは、かけがえのない文化だと、改めておもう。
公園の帰り道にあるスーパーで、焼き芋ほかをレジを済ませて、帰るとき横を見たら、なんとも鮮やかなおいしそうなトマトがあるではないの。またいそいそとレジへ。
トマトってシャープなナイフでくし切りにして、カッテージチーズをまぶすっと美味しい。
ぎゅるっぎゅるっと、時間が飛ぶように早く過ぎる日。こういうとき人は、人の魂は、宇宙のほうへ彷徨いに行ってる、宇宙的にはいそがしいみたいよ、それと
夜見る夢がひんぱんなのも、宇宙の理由。
予約していた本を受け取る。そののち、料理しなくては。解凍した肉を、カレーにするはずが、ジャガイモが無かったため、酢豚に変わる。これをどうしても作らねば。というノルマなカンカク、この声を受け取ることで、日々進歩。してゆく、というか正しくネジをシメるかんじ。
育てている植物にとって、鳥の鳴く音が、養分になっているかも。すくすくと芽が伸びてゆくのを、鳥の方も知ってるかも。わたしたちがそだててるのよ。スチャスチャスチャと鳴く、春夏に来る鳥の、ちょっと変わった声を出している、一羽ずつ、性格もまちまちだろうね、姿は見えない。
だんだん暗くなってゆく時間のキッチンで、何種類ものチーズを、ひと口分を、ノコギリみたいにカットしてクラッカーに乗せてゆく。こんなひとときにおぼえがある。積極的なひまなじかんがあったっけ。グラスの赤ワイン、ランプにかざして、どれくらいビビッドな赤か、をたしかめた。
毛糸編みが進みました。
知らずお絵かきして、まだ描き上がってないけれど手紙として送ってしまおう。旅の栞を、何度も、書くといい。
雨が激しくなったりして、家で籠って過ごす。卵が切れてるから買ってこようか、どうするか。あしたになったら、買うか。
夜、毛糸編みをする。コノムツカシイモチーフヲオボエタコトニオドロク。と、ぐるぐる考えてた。もしかして昔よりもあたまがよくなったんじゃないの?
歩いていたら耳が落ちていて、拾う。で有名な映画を見る。20代ではこの面白さはわからなかったとおもう。スピードを上げて暴走する車の座席に身を預けているしかない時間の恐怖の臨場感。小さいテーブルに犇めくように身体を近づけている食事、共に食うことはエロスである。柔らかく揺蕩う、女の不安はそのまま、神聖でもある。部屋にある不穏さは、そのまま映っている。
堪能できた。じっくり、他の作品も見よっと。デイヴィッド・リンチ監督。
天上天下唯我独尊。花まつりの日。
朝の公園へ行けて良かった。
区内に、ひとつだけある、高層階のあるビル、キャロットを、見たことも無い。と、ふとおっしゃってた。じぶんの世界から排除するべきを、ここまでてっていをされているのか。先導者は、わたしに踊るような気分を配る。見なくてもいいもの。その、ノイズを、氾濫させてはいけない。
休みの日の、桜がまんかいであろうとも、花の下へ行ってはいけない。箍がはずれたような騒ぎは耐えられない。ことしは。あるいはいま、なにか、人混みのすれちがいざまのうすらぼけた会話の断片が聞こえることが、だめで、このままだめなら、外出が嫌いになるかも
森、と、ビル。アイスコーヒーのLを、うす暗い店で飲んで、読書してた。
すこし無機質なビルのことを、わたしはけっこう、好き。しゃべっているひとがいない空間が好き。