TORABARA さつき23日

またしても、ギリギリな時間に追われている日。バナナをカットして冷凍することは済んだけど、バナナジュース飲む段階にいかないまま。

夢の余韻で、白昼夢を見ていたのだろうか。夢に出てくる、クセの強いひと。親が政治的な主張が強かったため、家の中にあった文化はそのままひきつがれているとみている。由に、その人はクセが強かった。

数年ぶりの夢の中で、その人は、わたしのことがまるでイメージが変わった、と言った。知らない人にしゃべりながら、昔の知り合いにしゃべっているのだと思い込もうとしている様子。ほんとに○○ちゃんなんでしょ?と、何度か言った。カウンターのあるお店に入ってちょっとおしゃべりしましょう、と、ガラス張りなビルから、パンっとシーンは店内へ。かのじょはわたしの左横に座ってる。

「お互い、自慢話はしないことにして」しょっぱなにこのようなセリフでこちらを制してくる感じが、本人そのものだった。たしかに、何年かぶりで会うひとと、身の上でうまくいっていることを1ミリもしゃべらない。という取り決めは、その次も会いたくなる、かなめになるって気がした。

そもそもの、過去の優越感を撫でてるだけな加齢したひとの醜さ。会うのも喋るのも、ごめんだわね。

いやいやわたし、なにも、うまくいってなんかない、と滑りだしから、ぐいぐい、今は人のカタチしてるけど。という俯瞰したようすで見えたような、人のカタチしてたいけんできることのすべてに、愛のようなのが含まれているようなニュアンス。が今日の夢にあった。

現実の方、昼は鯖を焼いた。夜は麻婆豆腐を作って食べた。

TORABARA さつき22日

お昼に、ピザを焼く。レッドオニオン。種なしオリーブ。オイルサーデン。これが定番な具材だわ。

一昨日は、なつかしのバリエビセンの缶を見つけた。常に視界にあった、食材。

チャンスは前髪だけ。くりかえし、おなじじょうたいをもとめるのは、やぼか。わたしがしっかりして、わたしがてをひろげる。ひつようなご縁は、その人の目の前にたち現れています。

夜、またしても、苦悩の局面をいちいち音声にしている人の声に、打ち勝てなかった。まあ、いいや。眠ろう。

TORABARA さつき21日

慌てているばかりな日。やらなくちゃってことでてんてこまる。スグに夜になった。時間が進むのに、早い遅いがある。体感的に。広い天井が高いところですごすと、時間はゆっくり進むと聞いた。

ゆとり。を作ったほうがいいよ。

夜の時間に、ワインとチーズでひと息つく。レース編みをして、漢字練習して、スーパーへのお買い物した。家族のひとが焼きそばを作ってくれたのと、帆立のサラダを食べた。

ムンクの生の絵。絵の具の分厚さとか、色が飛んでるようだったり、底抜けな明るさ。を私は感じる画家です。

TORABARA さつき20日

どしゃ降りだったので長靴をはいて出かけたのだが、昼に雨は上がって夜は、晴れた。

履き替えてた方の靴のまま、長靴を担いで、ショッピングエリアを廻った。またもや化粧売場で商品の物色に没頭する。好きな化粧品の地図は、旬。というのがあるために、しょっちゅう行ってても楽しい。

徘徊のおわりに、先週も行ったお化粧品のお店で、リップをお試しした。お似合いになりますね、とお店の人が声をかけてくださいまして、はっ。と、あまり似合うひとがいない1本なのに、驚きが混じってる言い方。鏡を見ながら少しおしゃべりをしているうちに、自分の唇の血色と調和して、ほんとうに似合い始めたわ。

これ欲しい。と、心を決めた。リップでお気に入りを持つのが、久しぶり。リップを変えただけでみるみる、イメージチェンジよ、魔法みたい。

月の名前の入ってるブランドで、ザ・OLなかんじで今まで敬遠してたけど、リニューアルしたからか、冒険していながらもイエベに似合う微妙な色加減だわよ、デパコスブランドよ、ラテン語で月と太陽。らしい。

TORABARA さつき19日

北欧の美術を見に行く。

秀逸な、物語絵。

ポスターになっていたので欲しかったけど、これは化け物界のひとたちが、人間のコをだまして、化け物に成る薬を飲ませるシーン。ユニークなんだけど、この絵を飾ることで何を念じることになるか、飾ることで祈りになるコトとかモノを、ここに集めようというわたくし世界の美に照らして、買って帰ることは止めた。

とてもとても、魅力的。つまり、事務などをやっている化け物界、に化け物になる毒を飲まされそうになっているのは、わたしかもしれない。

コーヒー屋に寄って、ザワザワしてる店内の真横席の、女子な会話が全部聞こえてて、メイクの談義に加わりたいっておもった。本格嗜好で、人に見られる場を持ってるって人たちらしかった。

わたしは、独り学ぶ。

数日前から、ガチの漢字練習をしている。検定は一級しかきょうみない。それでテストは1ページ24問中、1コしか正解しなかった。全部。おぼえれば検定試験は夢じゃない。

北欧の森に棲む怪物。
最初は、筒状に展示されるように絵が仕上がったらしい。王立美術館に飾るからということで、平面の絵も描いたそうです。
タペストリー。こういうのを廊下の壁に飾ることを文化と呼ぶ。

TORABARA さつき18日

行きたい所と、用事をうまく結びました。

図書館で予約してた本を受け取って、そのまま美術館で缶バッジ作る体験をする。もう一個、美術館へ。道を勘を頼りに進み、初めて行く長谷川町子美術館へ、辿りつけてしまう。道路に漂っている気配だけで左折して、赤レンガの建物、ここじゃないの?当たり。

国民的に人気、知られてるって、器が広いぶん浅いと思い込んでいたけど、懐が深いな。という感想。コトダマが素晴らしい未来を約束してゆく。と、確かめた。

サザエさーん

夜、アキ・カウリスマキの上映を観る。ビンゴに好きな監督。贅沢な時間だった。とちゅうで観客席で事件。いかった客が立ち上がって、上着を何度か座席に打ちつけた。映画がつまらないことを怒ったのかと思って、この世界観は、わからない人には理解できないよねー、と呑気に面白がってたけど、怒ってたことは後部席の迷惑行為だったらしい。蹴るな。

騒ぐな。先日の脈絡なく声が出てるガキを、会場に入れてしまうことは、やっぱり、マズかったよ、神社なのに。本宮なのに。作品鑑賞の邪魔になることを、映画館では徹底している。

作品みてる時に、作品に対するリアクションが大きいのは面白。ってかんじることが発見だった。

TORABARA さつき17日

朝、公園から戻ると、いきなり隣人宅の工事が始まってる。私の家の玄関への通行路、一面が工事用の足場に使う鉄パイプ等で覆われてる。鉄パイプを積んだトラックが道路を塞いでいる。

これ、わたしに予告しなかったのはマズイだろ。自転車の駐輪をするのに、自転車持ち上げた時、カッ。と怒りがあった。それで、

昼時、ようすうかがいで戸外に出てたとき、隣人の玄関戸びらが開く。すかさず、質問。屋根工事ですか、それなら数日間で終わりますかね、と、わざと道路を塞いでいるトラックに顔を向けて言った。隣人は、やっと気づくことが出来る。こういうことは、知らせる事だ、ということ。

お金持ちという弊害(何が失礼にあたるかが判らない)の他に、年上かどおか(知恵が備わっている。目上ってことの威力)があって、ちょいちょい、わたしが目上側の威力をはっきしていると感じる。隣人の至らなさをフォローしている。

まるっ。と言えて聞けてる、ぜつみょうなタイミングになっててすごい。

TORABARA さつき16日

活性化してゆく日。

クッキー生地を使う、アップルパイを焼いた。タマネギをスライスして水に晒して、いつでも使えるようにする。セロリとワカメの酢の物を作る。美生柑の皮を剥いておく。

レース編みも進めた。半身浴した。

クラシック音楽をかけてお部屋で過ごす。

声楽の、ソプラノの歌声がクセになる。手のひらで包んでいないと、揺れて溢れそうな、声。音が外れそう、弱々しかったりする、耳を澄まして、じー。って聞いてる。