TORABARA ふみつき23日

さんさんと光。

平常の日。朝は公園へ行く。

あんまししごとがはかどらなかった。家の人が家にいる日は、ノイズだらけ。このノイズを捨てるためにわたしは旅をしているのかも。ノイズが度合いが過ぎてきたか、あんまし旅先でノイズが抜けたじっかんがなくなってる。

結婚相手は、波長が合うひとではないことを、しょっぱなから知ってたとおもう。わたしは、じぶんじしんとの波長が合っている、というか、じぶんじしんでいることを完成させた、からそれをかき混ぜるような結婚を選んだ気がする。

ノイズって、保菌者の醸す微熱というか、ちょっと熱を持っていると思う。その熱を受けて、ぐったりしてしまう。

学生アパートの四角い箱から、朝からワンワンとTV電波の音が外に漏れてきているのを、貧乏で貧相を象徴するノイズだよな、と苦笑いしてたのだけど、

同じ騒音に、無神経なひと、が家の中に居てしまってるよ、これをどうするか。を、なやんでいる。

TORABARA ふみつき22日

しゅっきんの日。

ぶりとジャコ丼。新鮮でめちゃくちゃ美味しかった。

しごとが終わってから、ゆるまる。LINEから飲み物を注文して受け取るサービスをやってみた。海が見えるテラスで休憩。そして、下着をいっぱい買う。

TORABARA ふみつき21日

休日のうち1コは、家の日にする。

ミシンとアイロンを準備して、スカートを仕上げた。

もっとこうするといい。課題。こういうのも作ってみよう。展望。

旅してるとき。橋の中間地点。透明なガラスの床で川底が覗ける。自分の影を見て、物を作るひとの身体の使いかたをしてる。とおもった。手つき。

TORABARA ふみつき20日

おいしいお食事をいただきたい。神社さんのお食事処。冷たいお蕎麦が籠に入っていて、天ぷらが付いてるお膳。なんてまともなの。キス天もあるところがいい。紫蘇入りで小ぶりなかき揚げもいい。

蓮がしげっています

高温になり過ぎる日に、案外、公園は涼しい。木々に風が通り抜けてゆく、ぶわん。とか吹く時がある。

そして美術を観た。美術館に来ている鑑賞者さんの中に、時々、目を惹く、いい感じな人がいらっしゃる。街では見かけないっけ、最寄り駅のそばでも、いい感じの人を見かけることがある。わたしにとって、いいね。と思える感じがあり、つまり出かける先が合ってる。住む土地が合ってる。バロメータだとおもう。

仕事先には、いないね、もうちょっとまるぺけ、いまいちなひとたち。醸し出す空気感の、わたしの好み。

辰野登恵子さんの作品がいくつかあった。

池袋に移動してケーキ食べた。

冷房ききすぎてる。温かいコーヒーにすればよかった。

TORABARA ふみつき19日

午後2時から4時の間に、宅急便が届く。Suicaカードも届く。

宇佐神宮さんで霊水を井戸から汲んだのを、水筒に入れていた。これを、いよいよ今日、飲んでみる。コーヒーのペーパーフィルターを通して濾して、3分煮沸した。味が、口の中に空間が広がってゆくような、横にひろいかんじな味。霊水は、三種類あって、同じ水筒に注いだため、ブレンドだよな。

宮崎県延岡に売っていた、お抹茶をこちらのお湯にて立てましたの。

別府は、鉄輪あたりの風情が、よくて、たった30分の滞在だったから儚い。

TORABARA ふみつき18日

旅をした翌日は、なにもかも、新鮮。しごとのようりょうなどは、休んだとたんに忘れる。

昨日、大分の空港で購入した、鯖寿司がとても旨かった。二包み買ってくればよかった。旅の間は、ろくに食べていないので、なんだかお腹がすくわ。

旅をしたことが、エネルギーチャージになった。パワーアップしたってこと。旅してよかった。余韻。

朝、家に来訪くださった鳩さんは、八幡神さまの御使いだったとおもう。

TORABARA ふみつき17日

今日は、登山する。鶴見岳。

別府からバスに乗り、旗の台で降りる。ここでわたしは登山口を間違えた。

鶴見岳は四万年前から火山活動が始まったらしい。裾野には、噴火したときに噴出してきたと思われるゴロゴロした大きな石が広がっている一帯があり、コケの生えている、その石伝いに私は進んだ。道はここじゃないだろ、と途中で気づいたけど引き返すのも骨、人工物である石垣が見えたので、人が歩いたことは有る、つまりは私も歩ける。と、進むことにした。

この体験が強烈すぎた。冒険の度合いが高すぎ。石が滑って、一度尻餅をつく。この時、底が抜けた椅子に嵌る、みたいな状態になって、しかも頭のほうが傾斜している低いほうに、かたむいたんですってば。幸い、すこし腕を打ってかすり傷で済む。流血は無し。

神社横の登山口に辿り着いた。

美味しい水
陽ざし抜群に、山日和だわ。
登頂でーす
由布岳が見えます
山あり谷あり
ちょうちょ
黄揚羽よ!!
帰りのロープウェイ、登ってきた斜面が見渡せる。ずいぶんと登ったよ
鉄輪温泉へ行き
海地獄を見学。

不老泉、温泉に入り、空港へ。この旅も終わる

かーわいいね♪
この星。

TORABARA ふみつき16日

朝7時出発の特急に乗らねば。というのは計画してたときから、本気かっ早っ。とソワソワしていて、ちゃんと、乗った。

朝になっても天気予報は、雨。それなのに、まさか車窓から青い空が見えた!

遠すぎるけどいつか行ってみたい。それが本日叶う。

覗けるようになっていて、川面が遥かにのぞめた。
いいところ。
そして、そらが開ける
こちらの安河原で、天岩戸におかくれになった天照さまを誘いだす相談をした場所。

天岩戸を、見学いたしました。ここは神聖な場所なので、さつえいできなくなっている。

まん丸の岩。なんだろ
晴れてくれたことが嬉しい。晴れていなければ川原に近づくことはなかった。きわのところへ行って、眺めた。この景色をわたしたちは知ってる。わたしたちは、神話の中にいる。
東宮は、天照大神が最初に住まわれた地だそうです。鳥の鳴き声。
三毛野命が鬼八を退治する場面。
高千穂神社さんの屋根
高千穂峡へ。
風景に呼ばれて遊びに来たひとたちが次々、遊歩道を歩いてくる。晴れる約束だったみたい。水面が輝いた。
橋が三重に架かっている。

バス発車時間まで30分になってる。橋のそばの団子屋さんが、いっしょにタクシーをさがしてくれた。タクシーはいなかった。それで曲がりくねる坂道を全速力で駆け上がり、バス停まで走った。なんとか出発3分前に乗り込んだけど、汗だく。わきめもふらずハンカチで拭きまくる。髪の中まで。

まもなくして外がどしゃ降りになってる。そののちに虹がでた。

虹は、ほとんど写真にうつらなかったけど、どのあたりに出たかわたしには見える。