TORABARA かんなづき31日

世の中がかぼちゃを食べてる日に、ちょうどどうしてもかぼちゃを食べたい。だんご汁に入れるためです。大分県へ旅したときのお土産、乾麺を、いよいよ鍋にしたのだ。

世の中の盛り上がり、かどおかわからないけど、にわかに数日間、わたしが画面を観ていた、スポーツの試合で、優勝だとかで、これは私の思い込みを超えて、本当に逆転して、優勝してしまった。

日本では最高の投手だったそうで今年から加わっている人の、前々回の登板で、けっこう大量の失点があって、2時間、喫茶店でキケヘルナンデスが向かい合って話した。らしい。なんか、人同士、鉄人のくくり、雲の上って人も、人の心の通わせ方は普通なんだね、それと登板前の顔面、ひきつりすぎじゃね?

という冷やかしでながめてた、山本。

二回戦での投球内容は、惚れるのに充分だった。そして、どこかしこにカメラが廻っていて眺めてると、なにげなく記者とか球団の人に囲まれてるときの笑顔が素敵なのと、漂うのは孤独なようす。孤高というか。ひとり、考え、ひとり、行動する。日本の武士。wikiで調べたところ、投球を生み出すのに独創があるとのこと。わたし、このひとのこと好きだ。好き好き好き。

好きになってしまう。

シャンパンファイトで、目に入ったお酒を、ぬぐうのを、格好いい仕草のほうがいい、と見た目をこころがけていそうな感じ。がんばれ山本。

TORABARA かんなづき30日

毛糸編みもした。

昼はラーメン。夜は、ミートスパゲティ。どちらも美味しゅうございました。

新しい赤ワインの瓶を開けましょ。EXOPTO、やわらかな、単旋律の演奏みたいな味。弦楽四重奏くらい合わさった味かな、オーケストラじゃない。騒がしくない味。高級。

店をやっていた時に来てた客、というか知り合いの出版社勤務のおじさん、からLINEに連絡が入ってくる。店の給仕に、お目当ての娘がいた。それを斡旋してほしいような邪なチョッカイだったと思う。LINEの窓に、内容が見えて読めたので、無視。そののちのおじさんの反撃がすさまじかった。

時間は夜中1時40分、暴言を吐いた、漢字四文字。これも、LINEの窓で見えた。ありえない。とても親しい人が喧嘩してて浴びせる場合、情が昂じたと解釈出来るけれども、そのおじさん、ほぼ知らないし。このLINE上に激情がのってる時点で、異常者だ。てめーコノヤロウ。

LINEのブロックと、トークルーム削除を処置した。着歴、そのおじさんは更に電話して、こちらに何をしゃべる気だったんだ、腹立つわ。おさまらない。出版社勤め、を鼻にかけて、偉いと思ってるらしい。こちらを弱者としたからこそ、気安くなりやがったか、許されない。おぼえておけよ

TORABARA かんなづき29日

今日は、毛糸編みをいっぱい出来てよかった。

わたしはわたしである。アイデンティティというコトバはアメリカの心理学者、エリクソンが発端で流行った。社会的役割と自己実現を合致させて職業によって身を固めることを指して、アイデンティティが「有る」ことになる、ような学説。

これは男の原理でしかない、と女の反発があった。老人はどうなのか。という視点もある。

じぶんは「御先祖様」になると言っている老人が、少し前の日本の田舎にいた。元大工。失うことのないきょうちを支えとする、これぞ真の、自己確認であろうよ、アイデンティティとはいかなるものか。

近年の、客観的な論理に拠った、おぼろな自己確認、しか出来ていないような風潮。ノイローゼ患者が増えたことと、直截な相関性があろう。科学的裏付け、が押し出されてだけいることで、狭義な理屈でしか生きられていないような、きゅうくつさは、生きにくいよね。

わたしはだあれ。

わたしはだあれ。ってコトバは、わたしに響く。夢幻みたいなイメージをともなう。

何かの会話をしていて、例えば、時間長いですね、としゃべった瞬間に、長いといえば、昨日の夢に出てきた鳥の尾が長かったな、と頭の中に浮かぶ。これを口にすれば、なんか頭がおかしいひとと思われるのかも、けれども、何層ものイメージの重なりがあって、ほんの一片、氷山の一角だけ、顕在意識になって露われ、さらにそのつたない断片のみがコトバになっている。

50の言語で事足りるひとと、50000の言語を繰り広げるひと。つまり、脳を遊ばせることが、とてもとても大事。って気がした。

出典の主なところ:河合隼雄さんの本

TORABARA かんなづき28日

出社の日で、雨降りだったので長靴を穿いて行ったら、昼には雨が上がる。ブーツに見えるかな、この長靴。見えませんって。まあ、いっか。

有楽町をぶらぶらする。一昨日、ぱたっと、ドライヤーが電気が通わなくなり、10年近くもってくれてた。今日は、新品を買う。売り場で一番気に入ったやつを購入した。ウキウキ。

写真の現像も、する。先日の長野旅行。写真、なんか情が溢れだして、あれもこれも現像した。晴れてる中の、苔の森。ぽっこりした丘みたいな車山さん、だだっ広い草原の道。連れてたぬいぐるみさんを一緒に撮ったやつ。にひたる、いい時間だった。

白樺と、白いひとふたり。

それと、久しぶりにゆったりしたお店へ寄る。雑貨屋さん、豊かな暮らしに導くような品が、いろいろあるお店。練り歩くの、楽しかった。

TORABARA かんなづき27日

歩いて、中目黒まで行ってみよう。15時出発して、いちじかんじゅうごふん。かけて、歩きましたとさ。ゴールにてご褒美の、美しい日本画を観覧。

森田あき子 「秋華」部分です。菊、ゴウジャス

電車で渋谷。井の頭線で吉祥寺へ。毛糸をね。選びたいのよ、とても大玉をひとつ、買って帰りました。18000歩、あるく。選挙へも行った。

TORABARA かんなづき26日

雄山の頂上で、軍手をいただいたのだけど、3,000メートル級の山頂へ、初めて登って、手ぶくろが必ずひつようだと知って、そしたら頂上に売ってたー。よかった。これを

先日の上高地でどうやら落としたらしい。と、ちょいちょいこのごろ、あたまによぎっていた。多分、ベンチに置きっぱなしにしたか、というあたりがけつろんになってた。ベンチで服を着替えたりしたから。

そしたら今日、上高地の時のズボンを穿いたら、ポケットに、軍手が入りっぱなしだった。なんてなんて、嬉しい。失くしてなかったなんて。両手でつかんで、頬にすりよせて、よかったーと、声に出して言いました。

今日は、自転車の前タイヤのパンクを直す、ためにちょっと離れた自転車屋さんへ持ってゆく。一旦帰宅して、さきの、返品するブランケットの宅急便、集荷を待つ。そして宅急便屋は、約束の時間4時になっても来ないし、自転車屋は、たしか4時で閉まるしどうしよう、と自転車屋に電話したら、4時30分まで開けててくれるという。それで、歩いてたら間に合わないから、もう一台ある自転車に乗って近くまで行って、とりあえず直った自転車を家に持ち帰り、

こんどは電車に乗って、自転車屋そばまで留めてる自転車を取りに行った。ややこし。電車に乗って、目的地、自転車屋最寄り駅。の乗り換え駅は下北沢。そこで下北沢の途中下車を楽しみましょう。お化粧あれこれ選ぶ。じっくりと。つまり、お楽しみ袋を作るとすれば何を詰めるかって考えて、選ぶ。ディスカウントなお店なので、1コ分のお値段で8アイテムくらいも買えた。

とにかく、自転車を家に戻し、夜7時、近所老人と、ファミリーレストランにて会合した。わたわたとしていた日だったわ。

TORABARA かんなづき25日

今日は、うかうかしている場合ではなかった。見たかった、地方文化の、民俗学の、コアな映画を上映している日だったよ。

うかうかしていたので、のんべんだらり。として過ごした。

京都市で270年も続いている画材屋さんがあって、注文していた日本画の絵の具が水曜日に届いて、にんまりと嬉しくなっている。付録で、ちょっとした冊子が入っていて、真面目に塗料を作る光景とか、色を職人の感覚で伝える、というそのこと。に、しびれる。

ワインを開けて飲む。VV。樹齢90年のぶどうの木に成った葡萄で作った。壊れやすそうな味、やわらかな味わい。スペインで瓶を開けていただきたいよ、瓶の中に保存料が入っていないじょうたいを味わいたい。と思いました。ALBADA 2020年

TORABARA かんなづき24日

昨日届いた、通販で買ったブランケットに、物申す。梱包するさいの、四隅の留め方。ナイロン製のネームタグ、足が1センチの長さしかない留め具で、強引に縮めてあった。

どうやって外すの?毛足があるものなので、毛をいっしょにハサミで切ってしまうことになる。更に、外した時の拍子で、留め具のアタマがどこかへ飛んでしまった。辺りを探しても見当たらないことから、おそらくブランケット淵の三つ折りにして縫ってある筒状な密閉空間に入り込んだと思われる。

寝具なので異物混入は嫌だよね、寝てる間に、出てきたりしたら、尚のこと、嫌なので、カスタマセンターに文句を言った。返品することになった。外す時のことを、なんで考えないのか、

考えが足りていないまま、商品を送っているしくみ、が、何か身近なイライラと相まって、考えろや。みたいな怒りになってた。