TORABARA きさらぎ4日

立春。しごとしていて、家を出たひとについて

カード占いをする。破綻を示すカップの5。さいしょは勢いのある始まりだった結婚は、警戒心をいだく終末に向かう。人格と資質が試される難題。まだ戦わなければならない。用心深く。油断したら危険。もう少しで目標到達できるから「やり抜く」ことです。わたしは強さが必要である限り強くいられます。

わたしのことは魅力的で知的で機転がきくが無情なひと、と出た。慎重に計画し、前に進むための明確な戦略を練りなさい。衝動的に行動せずに考えなさい。自分の、能力を信じなさい。

カードが、今のわたしを、雄弁に語ってくれた。そうそう、そういうかんじなの。

夜、入ったことないパン屋喫茶コーナーで、紅茶スコーンとレモネードをいただき、近所老人と待ち合わせて、トンカツを食べに行った。家のひとが行方不明なのでわたしの半分は、パニック。何度も、くり返していることでもあるので前よりは慣れた。ご縁を返納できるならば、家のひととは5年満期ですと、言いたい。来月、終わらしてくれ。

常備菜である、タコきゅうりの酢の物を作った。セロリの下拵えもする。

眠りました。

TORABARA きさらぎ3日

節分。

昼に、お風呂入って、身を清めたうえで、神社参拝。年初は、闇いうちに詣でた。わたしは、入ってすぐ右の、美しい弁天さんが祀られた辺りが、好き。連れがいて、さっさと帰りたがる気配があると、ここにも寄りたいって言えない。ここに寄りたい。と思っていないひとは、行かなくていい。という考え。それで本年初詣りが本日になった。

お化粧して、新調した口紅を塗って、装いをととのえてきた。

家のひとが、狂った。わたしが率直に、投資で負けて打撃受けてるカレに、追い討ちをかけていった。なにがわからない人かがわからない。「損を切る」にばかり焦点があり、万単位をほぼ発狂しながら溶かしている家のひと。でいて利益獲得するのは300円を何時間もウヨウヨさまよっていたりする。これは精神的な病気の症状なのではないか?

自分を自分で傷つける種類の、倒錯。病んだひとが、背中ごしに机に向かい、やたら溜め息をつく状況が、ゆるせなくなっている。これ以上耐えられなくなったため、わたしは無情にも、無慈悲に責めたてた。

そればかりではない、現在の結婚を暴き始めた。親にだけいい格好を見せる。わたしにひずみが寄った件を、またぶつける。ようするにちちばなれしてないんだろ、というセリフをぶつけたら逆上していたようだった。

被害を蒙るというニンシキが誤っているとおもう。カレは、投資の画面を見ることが最優先で、料理作ったせいで、とか出かけたせいで、とか、わたしが話しかけたせいで、機会逃した、逆に行ってしまった、と騒ぐ。いいかげんにしてほしい。家に帰るなり、手も洗わないでうがいもしないで、今大変なところ、と、イスに座りつづける。汗臭かったりする季節に、さすがにクサいしシャワー浴びていただけるか、と言ったっけ。

喫煙迷惑。ニコチン中毒なため、ひっきりなしに、煙を吐く。タバコの害は、タバコ耐性があるひとの肺を通過して、さらなる毒素をまとい、空気中に拡散される。顔だけ横を向いて煙を吐きだしたところで、物理的な煙が目に見えてこっちに漂ってくる。わたしの喉は、害毒を察知してるのであり、けっこうな受動喫煙をさせられた。タバコ吸ってるひととタバコ吸ってないときに対面で話していると、気持ち悪い息を吸って、車酔いのような症状になる。

おまえ失せろや、という戦闘を始めたというか。マヒしたふりをしてやり過ごしてきたことに立ち止まり、いいや、違ってる、もうおまえこの家を出ろ。に、なった。

夜中、わたしが寝ているところを、わめきながら服を漁って、外出したらしい。午前2時22分だった。タバコ買ってるだけにしては遅い。決まっている。タクシーに乗り歌舞伎町へ行き、またしてもお金をドブに捨て捨て歩く。酒を浴びてますます狂う。家のひとの周期的な荒れ方なのだ。その後、わたしはまったく眠れなくなる。5時近くなってもう寝るのを諦めたころ、やっとうとうとと眠りに落ちた。やれやれ。

TORABARA きさらぎ2日

出社。

帰宅時間に、日本史資料集を本屋さんへ見に行く。受験生かとおぼしき男のコが棚の前に立っているところに、腕を伸ばして、ほいっ。と決めた。おっと、受験する同士なのか?みたいな同調した空気感が漂う。日本史学習が同好会化されれば、しゅみのひとつに加わる。のかも。

近世、江戸時代を、頭に入れてゆこうとしている。中間テストの範囲、50ページくらいだったか、90点以上を目指すぜ。という意気込みです。

鞄がグッと重たくなって、軽いものから買い周りしたらよかった。とにかく次は、口紅を選ぶ。憧れの海外ブランドを試して、似合わなかったからざんねん。この売り場に、わたしのお気に入りのセールスおねえさんがいらっしゃって通っている場所で、今日は不在だわ。「知らない」という色の名前してる一本を選ぶ。

天井のスピーカーから、先日観た映画の劇中音楽がかかり始めた。のりのりだわ。ズートピアっっ

チーズ売り場にて、2種類選ぶ。

こののち、交通系カードがみあたらない。お財布のポケットに入れてるやつを、カイシャで裸で取り出して、自販機で使ったっけ?ないない。と、ぐるりとビルを回り、照明が明るいベンチに座った。ひとつひとつ、カバンから物品を取り出しつつかくにんしてて、ふわっとカバン内の宙空にカードがありましたとさ。

昨日も同じようにカバンをひっくり返すさわぎだったのにまたかよっ、というシーン。ちゃんと所定の場所であるお財布のポケットに入れることよ、いつもよ。

帰宅してシチュー食べて寝た。

TORABARA きさらぎ1日

縄文の湯、というのがあるらしくって、しらべてた場所へ行き、とてもよい温泉に浸かりました。移動して横浜デパート。輪島塗の展覧会を、見た。日本の職人さん、への尊敬のまなざしがわたしにある。黒塗りのお膳セット、納品されたときの箱ごと展示がされてあり、なぜかなみだぐむ。すてきすぎる。技巧と、伝統。今日わざわざ足を運び見て良かった。

一昨年の正月に被災があり、輪島塗文化の安否に、こころを馳せていた。輪島塗師養成所の、作品は、大きな四角い箱に入って乾かしているところで無事だったらしい。その写真を目で確かめた。せめてもの救いで、ほっとする。

ところで風呂出て、下駄箱用の木札がどこかいっちゃってて、さがしまくったのは何なのか。こういうのはわかるようにしておかねば、と思っていたはずなのに。玄関そばの木の床にへたり込む。ひとつひとつ、カバンの中味を点検した。

結果は、つまり同じくらいの四角で木でできた櫛を、ポーチに入れて使ってるのだけど、このポーチに、靴箱木札を仕舞い込んでいましたとさ。ずっこけるわ。