旅。まず朝、電車止まってるニュースがあり、そんなに慌てないで出発することにした。
家のひとが、咳してて、これはカゼ菌によるやつだった。勘で、早朝のスーパーでレモン生姜を買い、蜂蜜紅茶の中に入れて、カゼ撃退に成功。わたしの体へは菌が入ったりしないで旅行できた。あぶなかった。
電車は動き出していた。余波の混雑はあった。初めて乗る路線。主に地下を走る。通勤用って雰囲気だった。到着。駅、という建物が地上に無いなんて、未来都市に来たかんじよ
10分以内に、今日泊まるホテル探して事前荷物預かりをしてもらい、バス停探して、山へ行くバスに乗ること。知らない土地でのミッション、なんとか遂げた。バスは、1時間に1本なのだ。
神社さん。事前に写真で拝見していたけれど美しい。

登山道へ。らんらんとした気持ちで登る。両手を広げてプロペラみたいに駆け上がっていく。向かいから下山してきた登山のひとに見られ、新しい登山方法ですか、と聞かれて、ひとしきり笑う。








高天原さん。こんなに大きな岩が ちょうど人が通れるくらいな距離を空けてここにあられる。階段も、自然にできたのかしら。











湧水も汲んだ。山を下り始めたとき、足に異和感があり、引き返してロープウェーに乗るか迷った。ゆっくりしか歩けない、という状態を、なじませるというか、マッサージしてみたり、屈伸したりをして、騙し騙し、なんとか歩いて降りた。自分の体のこえを聞いて、どのように、対してゆくか。血行が、あまりよくないかしょがあって、今回の症状になっているとおもう。右の。おしりきんぺんの詰まり。それを言い当てることができて、治してゆける。と思えた。
登山口の鳥居のところまで戻ったとき、鳥居の柱の傍に、白い猫が、こっちを見たまま佇んでいた。わたしをカクニンして無事に下山できたみたい。と見届けて、よろよろ脇のほうへ小走りして行った。わたしのことを待つようにいわれた、神さまの眷属だったりして。

無理というのは無いのかも。自分のペース、というのが有る。