TORABARA さつき23日

旅。まず朝、電車止まってるニュースがあり、そんなに慌てないで出発することにした。

家のひとが、咳してて、これはカゼ菌によるやつだった。勘で、早朝のスーパーでレモン生姜を買い、蜂蜜紅茶の中に入れて、カゼ撃退に成功。わたしの体へは菌が入ったりしないで旅行できた。あぶなかった。

電車は動き出していた。余波の混雑はあった。初めて乗る路線。主に地下を走る。通勤用って雰囲気だった。到着。駅、という建物が地上に無いなんて、未来都市に来たかんじよ

10分以内に、今日泊まるホテル探して事前荷物預かりをしてもらい、バス停探して、山へ行くバスに乗ること。知らない土地でのミッション、なんとか遂げた。バスは、1時間に1本なのだ。

神社さん。事前に写真で拝見していたけれど美しい。

登山の無事を祈った

登山道へ。らんらんとした気持ちで登る。両手を広げてプロペラみたいに駆け上がっていく。向かいから下山してきた登山のひとに見られ、新しい登山方法ですか、と聞かれて、ひとしきり笑う。

山の紫陽花
登山道
晴れたね
新緑
向こうの山が見えます
弁慶七戻り
うおーぉ、きわどい角度で落っこちない岩。

高天原さん。こんなに大きな岩が ちょうど人が通れるくらいな距離を空けてここにあられる。階段も、自然にできたのかしら。

神さまが、どの土地をおさめましょうか、と地図を書いて相談した跡。
二艘の舟
地面に突き刺さってきたみたいな形。
奇岩を見上げる。
山躑躅咲いてました
女体山に登頂したー
わーお!いい眺め
男体山へも、登頂したー!
新緑うるわしい
田圃の景色、美しい
男女川の源流あたりに、巨大な木が育つ。木の根にとって、至福な水のコンディションがあるのだろう。

湧水も汲んだ。山を下り始めたとき、足に異和感があり、引き返してロープウェーに乗るか迷った。ゆっくりしか歩けない、という状態を、なじませるというか、マッサージしてみたり、屈伸したりをして、騙し騙し、なんとか歩いて降りた。自分の体のこえを聞いて、どのように、対してゆくか。血行が、あまりよくないかしょがあって、今回の症状になっているとおもう。右の。おしりきんぺんの詰まり。それを言い当てることができて、治してゆける。と思えた。

登山口の鳥居のところまで戻ったとき、鳥居の柱の傍に、白い猫が、こっちを見たまま佇んでいた。わたしをカクニンして無事に下山できたみたい。と見届けて、よろよろ脇のほうへ小走りして行った。わたしのことを待つようにいわれた、神さまの眷属だったりして。

なんとか、帰りのバスに間に合った。発車する4分前にバス停に辿り着く。わたしの最大の歩く力をだしきったかんじ。信心も、ある。お守りを授かって、登山したから。今日は、ありがとう。

無理というのは無いのかも。自分のペース、というのが有る。