日曜市が立つ。
次々と物色して、獲物を得る、みたいな買い方。大福のお店に列ができていて、一回りしてから並ぼうかと、返ってきた時は、跡形もなく店が消えてた。売り切れたんだ、瞬で。
渋木も榊も、買う。干した魚。干し柿。芋の菓子。工芸品や、獅子の付いた〆縄や、買う。レモンは、二カ所で買う。温かみがある、この売買の風景に、なみだがでそうなほど、感激をしていた。子供の頃から、出店を見て回ると止まらなくなる。ここ、最高。
風が強くなってきて、店の柱をつかんで倒れないように支えているひと。本珊瑚を売ってるアクセサリーやさん、飛ばないようにフタを閉める娘さんと、人が通るとフタを開けて見せようとする親。ふた開けんといてっと叫ぶ娘。この嵐な中を、わたしはピアス選んだ。ほぼ同じ物が1000円と2000円の値札が付いてて、なにがちがうか聞く。高い理由がくるしまぎれにきこえてるけれど、わたしは高い方を買う。なんで?とっさにオマケを付けてくれる店のひと。
面白かった。わたし、大名みたい。ホテルに戦利品を一旦置く。ホテルを、3泊めは、替えてる。なんと、一軒はさんだ隣だった。住所の地名が違うし、各最寄り駅も、別々なのを言ってる。ライバルなふたつ。









さて。路面電車をのりついで、駅へ。しかしどうして、ギリギリだった。ワンチャンスな電車の、出発時刻2分前に、電車に乗り込み、セーフ!!

土佐山田が、包丁の名産地だとは知らなかった。熱心なセールスで、呼び込まれていて、今、包丁は要らないけれど、優秀な刃物を、みてみたい。しかし一点張りで三徳包丁の形のだけ勧められてて、近寄れなかった。買うまで迫ってきそうなセールス。

4キロメートルにわたって、鍾乳洞が見つかっているのですが整備されて公開されてるのは、1キロメートルの区間。それと、夏には、冒険コースなるものへも申し込めるらしい。なるべくゆっくり歩いて、堪能しながら、進む。長い長い時間、居ないと、身体がその場所を覚えない。不思議なほどおいしい空気が漂ったりして、なんて神秘な場所だこと。







この日は、ひろめ市場にて、土地ならではの夕食を調達しました。商店街の練り歩き。お茶専門店をのぞいたりした。
広場は、クリスマスの賑わい。なにもかもが、今日もまた、幻想の世界の中で起こってるみたい。