TORABARA うづき27日

今日は、行けるかな行けたりして。と、ドキドキしている場所へ、ほんとうに行く日。

洞爺湖。行けるとおもっていなかった。列車がお値段が気軽とは呼べないのだけど、せっかくだから、今。行かなかったらいったいいつ行くのか。

先ず、朝。昨日と同じ店へ、通いたいってくらい気に入ったので行く。朝7時に行列ができているところが、なんて特別なの

こんな美味しい、銀鱈の焼きをいただいたのは生まれて初めて。かに汁の中に、かなりしっかり身の詰まった蟹、入ってまーす。わたしは半ライスの量が、ちょうど良い。

二条市場にて、お土産をお買いまわりした。持ち歩くことになるから、軽いものを探している、と伝えているのに、冷蔵しないと運べないイカ塩辛を勧められて、更に、四角い特大なクーラーも付けてくれちゃって、あわあわした。重量で土産を選びますと伝えててこうなってるんですけどどーいうことよ、可笑しい。

それと帆立の貝柱をパッと買おうとしたら、店の人がちょっと慌てている。おねえちゃん、これ高いよ、みたいなことを言われてて、ここも可笑しかった。どんだけ小娘におもわれたのか。

荷物ふえたので、ホテルから宅急便で自宅へ送ることにした。昨日まで、荷物は増やさない作戦だったから、送っちゃうとなると、まだ箱はすかすか。まあいいや。やたら大きいクーラーも送り返す。周りの冷やさなくていい物品を、しばし冷やすってこと。塩辛の瓶は手持ちする。お部屋にお花屋さんで一輪バラを買って挿してたやつを、丁重に手持ち荷物で運ぼう。

さてさてホテルをチェックアウトして、ドアの外に出るなり目前のタクシーに乗車する。駅へ。桜の話をした。満開。今年はまさしく今が、桜も梅もいっぺんに咲いてる。

駅にて、列車の中でいただくおやつを選ぶ。水。カフェ・オ・レ。ダブルチョコマフィン。そして北斗に乗り込む。何号車なのか、どこに書いてあるのかわかりにくい。このデザインをスマートだとかんじる美意識も、あるのかもしれないけど、私は覆面列車だと感じた。途中で海が見えるのは進行方向左だったか、右は、山の一帯がよく見えた。

なんの拍子にシャッター押したか、よくわからない一枚。

洞爺に到着して、バスに乗り、昭和新山のほうへ向かう。
わーお!昭和新山。にょきっと、山になりましたって様子!
ロープウェイで有珠山へ登ってゆく。なんと眺めが良いの
洞爺湖と中島と羊蹄山
ひゃー。湖が丸くなっていて島が浮かぶようす、ドカーンと、羊蹄山が聳え立つ
すごい、壮大な景色だった。

ここが北海道だっ と、実感する眺め。一帯が自然のスケールが壮大です

立ち止まって振り返ったら、雲海になってる。
雲海に波があがってるみたい

有珠山の頂上、こちらマグマが固まってる岩?

階段があって、展望台へ行く。更に、現在、煙が上がっている活火山の、裸の山肌を見ながら周りこんでゆける道を進む。このまま下山できるのかってくらい降って、小屋がある辺りまでで、折り返すことにする。時間が、最終のバスの時間が迫るのだ。

このような道を進んだ
煙が随所で上がる。噴火は、もうそろそろあるのか、どうだろう

地球が生きている。その息吹をまざまざと感じる場所。

早特急で山道を引き返してロープウェイ乗り場へ。一本後の、最終も最終って便にしよう、もういっこ展望台があったみたい。そしてミルクソフトクリームをオーダーした。こんなに美味しいソフトクリームを食べたのは生まれて初めてだ。すごーく歩いた直後だったせいもある。汗拭いて、景色見て、ソフトクリーム。いそがしいったら。

なごりおしくも、下山。

また来れるといいな
ロープウェイの麓駅ちかくに野生のエゾシカがいた。ツノが生えた奴もいた。

洞爺湖のそばに移動して、しばし地球の地熱であたたまった足湯に浸かった。これが気持ちよくて、のちのち、じんわりとしたあたたかみが残る。

洞爺湖クルーズ船に乗る。最終便なので中島へは上陸できない。次に来たら、早めの便に乗りたいナ、来ることはないかもしれない。哀愁の漂う心境のまま、乗る。窓から湖がしずかに見えている。わたしの他に客は無かった。クルーズ船会社の人が船内を行ったりきたりして、業務中というかバタバタとしていた。
観音島(アイヌ語で、カムイチセモシリ。神さまの島)に、鹿がいたみたい。なんとなく、ん?木の幹と補色になっていて、わかったようなわからないようなかんじ。

中島(トーノキシヌプリ)の桟橋すぐそばで、白鳥が泳いでいた。架空の物語世界がたちあらわれているような驚きがあった。アイヌの人びとと、この島々は、密接な関係だったようです。

弁天さんが浮かぶ
引き返してゆく。バイバイ、中島。
がらんどうな船内よ、貸切!
洞爺湖
羊蹄山が光っていた日。雲のカーテンで隠れゆく
北斗に乗り、新千歳空港へ向かう。南千歳まで北斗に乗る。

夜ごはんは、湖畔そばカフェでゆっくりといただきたかった。しかしセイコーマートを案内していただく。素晴らしいコンビニとして名高いお店。チキン南蛮とかポテトフライをお買い上げする。北斗の中でいただきました。

夜、最終便の飛行機で東京へ。

千歳の、夜景。綺麗。

TORABARA うづき26日

昨晩、ホテルの部屋で針仕事していて、突如、針が消えたというか、は?え?という戸惑いで、着ていた部屋着を何度も脱いで針、付いてないか、目を凝らす。ゴミ箱の中やらも探して床も探して、無いから、寝た。バタンと。

それで改まって今朝、床を見たら、あった。右のほうに。よかった。ほっとしたよ。

お化粧をして、道路渡ったところの市場へ。ひとめぐりして、小ちゃくて混み混みで、どんどん人が並んでゆくお店に目星たてた。するっと入れた。海鮮丼。

これは旨かった。ホタテの刺身の、なんて柔らかい。海老の鮮度が、ものすごくよかった。

今日は、晴れるって。藻岩山へ登ってみよう、ロープウェイで。最寄りの駅、ロープウェイ前って名前の、市電に乗ってみよう。初めて尽くし。まわりを見て真似て、ほうほう後払い、一律で230円で、現金か、交通系ICか。

午前中の、1、2時間、天気が荒れて、強風と雨だったのだけど、晴れ渡った頂上でした

ロープウェイの窓に雨粒
額縁から眺めるところ
雪山もぐるり見える

登山の格好した人が口々に、さっきの嵐なんだったんだと言ってるのが聞こえてくる。荒れ狂ってる中、山を歩いてたらしいな。

咲いています。

近代美術館に移動して、たっぷりとコレクションを堪能させていただきました。絵本の挿絵とか、ガラス工芸とか、わたくし好みな、作品群でした。三岸好太郎美術館へも行く。もしもここが地元ならば、休日に、ここに来ることを愉しむのかも。着物姿の人とか、お出かけしていらっしゃってた。

バスで駅へ行き、一路、電車に乗っていきたい所、出発まで40分くらいあるので観光案内所で旅の地図や時刻表をもらう。明日のこと。教えていただかないとわからないことだったね、ありがたい。観光案内のおねえさんに、今日の夜景では、藻岩山も勧められて、さっき藻岩山へ行ったばっかり、藻岩山の黒いキャラクターでフリンジも付いてるキーホルダーをさっそく私の鞄の脇にぶら下げていて、およよ、そこを手で包んでかくした。

へえ、藻岩山ですかー、と話を聞いて、そしたらおねえさんが現在の藻岩山の様子です、とモニターを見せてくださる。虹!虹がちょうどでていて、わあ、今、虹でてるんですねー、映像がおもいがけず見れて、嬉しい。

駅構内にて、さらに時間あって、ビニールカーテンで仕切られている一杯飲みの、生ビールカウンターへ寄る。泡が、なんてクリーミーで絶妙だった。うまい。アルコールがそばにあることで地域に寛ぎがある。ようにかんじる。

小樽へ。夜景という目的、一点に絞りました。運河を舟でわたるクルーズへ。当たり。来てよかった。とっぷりとガス灯の中に。夕暮れをたのしんだ。

へえ、ここが運河だ
とぷとぷとぷ
海のほう
だんだん暮れてきた
こちらの建物は、100年くらい昔のまま。仮面ライダーの撮影でもちらっと使われた。
橋の下を潜る
すてきすてき
舟の船頭さんが、解説をしながら、乗客が写真をちゃんと撮れてるか、おもんぱかる間合いがあった。とてもすてきなサービス。

少し雨がぱらつく。駅からちょうど高速バスが出るところにとび乗った。高速道路の、札幌近づいたあたりの夜景が、宝石みたいだった。なんてなんていい夜。

時計台で下車して、山岡家という人気なラーメン屋さんへ入る。人だかりがあって、雰囲気が本物っておもった店。太い麺、味噌は赤。ネギ、ふつうの硬さ。を注文した。おいしかった。隣に座った人が通い詰めて流儀がガチガチに固まってるってひと。それを観察してた。ティッシュの使い方、調味料の調合。もしも人が動物園で見られる事があったら、ラーメン種族って枠、柵?ができそう。

おいしかったけど、わたしはうっすら場違い感があった。ひとりラーメンとかひとりビールとか。

歩いてホテルへ。そして間もなく眠る。

TORABARA うづき25日

空港に到着したのは、22時過ぎだったのだけど、新札幌から地下鉄に乗り換えたりして、時間をかけてホテルに到着した。まだ何も無かった頃の伽藍堂な土地の記憶がそのまま残っているような、只、広い駅構内の廊下とかを進む。土地はたっぷりとあるからさー。みたいな造り。それでホテルへは日付けが替わって到着。つまりは今日。

ハイクラス、で外見は灰色の殺風景な四角。そして室内は、特上な、雰囲気。照明が幾種類も、様々な形態でお部屋を照らした。お風呂入って、眠った。

翌朝、これも今日。螺旋階段から朝ごはん会場へ向かう。ハイソサエティな、お食事。わたしは洋食に決めてバイキングをまわりました、パンが多すぎたか。

なんかね、クロワッサンは焦げてほしくなかった。自動オーブンの、ベルトコンベアーみたいなやつに乗せた。

デザートでぜんざい白玉と生チョコをいただきました。

今日は、北海道神宮さんへお参りして、円山動物園へ行く。

米俵を祀ってありますね
雨の光のお屋根が麗しい。
木を植えてありますの。

太鼓も鳴り響き、鳥ちゃんの美しい鳴き声が轟きわたる境内。雨なのにしっかり日輪の輪郭が参拝したとき顕れました。歓迎されてることを、肌も骨もかんじ入る。

こちらは、梅?

動物園へ続く木の道。の中腹で、鳥?とおもってのぞくと、なんとリス。木の幹から顔を出してる。はっとして、写真撮りたいのよと語ると、こんどは反対側から顔を覗かす。そして足早に森へ戻って行った。大きくてふさふさの尻尾を見せてくれました。ひゃー嬉しい遭遇。

動物園は、空いていました。地下の展示室も多くて、動物たちの命に触れる体験になります。

子象は、遊びたい盛り。
餌をとってる所。
ママちゃんに甘える
ママちゃんにもっと甘える。
ママちゃんと子象
チンパンジーの、等間隔に座してるところ。この後、縄張り争いが勃発し、けっこうな見せ物になっていた。キキーとか凄まじい声。
ガラス越しの熊。こんにちは。みたいな様子。
こちら、間近過ぎる。背中を仕切りのガラスに凭せかけている。耳ってまん丸なのね。
白くま氏
あざらし
あざらしは、丸のみで魚たべてた
すごいデザインされた体してらっしゃるよ
ねむってらっしゃるよ
こちらのカメレオン氏はビデヲとった。
健康的な舌
ライオン。威厳あるお姿。
とらオス
目が合ってるかんじよ、ハイエナさん
円山公園の、桜
駅地下にいらっしゃったコタンコさん
時計台見上げて
テレビ塔見上げて 大通り公園で焼きとうもろこしを売ってるよ、タレのついたやつを齧り齧り歩く。
日本酒飲みくらべに参加させていただき、ウニとホタテのバター焼きをつまみにする。

ホテルに戻りました。

TORABARA うづき24日

夜、飛行機に乗る日。

朝からソワソワとしている。仕事は、ざっと片していて、昨日まで矢鱈と残業もしてたわけだけど、今日は、あまり手につかないというか、時間ごとに、出発に近づいているわ、わーわー。みたいなかんじ。

朝、入浴して、お昼にバナナジュース作って飲んで、昼過ぎに、家族のひとが焼きそば作ってくれて食べた。

パソコンの電源切って、行ってきまーす。家を出た。17時台に。1時間後、やっと品川からの京急に乗る。飛行機が出発する70分前に空港。

夜景もキレイ
機内がブルーだね
到着したー⭐︎

TORABARA うづき23日

雨の中、昼の休憩を1hふやして、キックオフみたいなミーティング。昼ご飯は、外出先の、中華セット。株。をやり始める。株は増やすもの。そういう話をした。

雨が降っている中を、ポンチョ着て自転車を漕ぐ。この嵐を突き進むことと、株界のナンギさは似ていたりして。淡白に。といいながらガチに何千回と取引をするつもりらしいひと。

わたしはUKの紙幣を持っていて去年、急騰したタイミングで2.8倍になったまさしくその日に、よろしくひきかえをいたしまして、さっそく旅資金として生かしました。

淡々と、取引が出来ることで資金を増やす。という生活の知恵。が始まる。

数日前の鯉のぼり

洗濯物をピンチで挟み、ずらっと留め終わってから、なんか脱水が足りてないよな、重たいってば、と気になり、ばばばばっと外す。脱水機へ再度入れた。このカンカクを、察知したことをそのまま行動にうつすところを、われながらかんしんするというか、わたしが考えて、わたしが行動する。という時、ワクワクっとする。

TORABARA うづき22日

昨晩、寝るの早すぎた翌日は、朝4じ台に目が覚めていて、なんか、ケイタイデンワがどこかにいっちゃった、と探していて、さがすついでみたいに洗濯して水やりして、なぜケイタイ無いのよ、と布団をまくったら出てきた。

それで、神社さんへ電車に乗って行きました。

早朝のお部屋の窓に、大きくて赤い朝陽が、昇るのが見えて、神社へ行けると素敵。とおもったことが実現したのです。でした。

わーおー
さんさんと光
美しい
なんて美しい
美しすぎる、ご神木
光のふりそそぎ方で、鳥居の上辺って、日本刀のひかりみたいだ。

美しすぎる朝を体験できてよかった。百合のお花をお土産に買いました。なんてなんて、いい朝だったことでしょう。

TORABARA うづき21日

出社の無い月曜日。

ほぼ毎朝行く公園が、いい季節です。好きな香り。躑躅が、活き活きしてきました。

わーお
咲きました
ユキヤナギ。

ユキヤナギは、去年大胆な伐採があったので、ちゃんと咲くかしらと、心配になっていたのでした。今年は今年の咲き方。

残業もして、赤ワインいただいたらまま、寝た。夜9時には寝た。

TORABARA うづき20日

公園のお散歩ののち、八百屋へ。プチトマト安いよ、につられてオジサンに、わたしも一柵くださいと言ったら、大きな手で横のダンボールからもう一掴み盛ってくださった。うれしいーとずっとるんるんした気持ち。

料理の下拵えを次々とする。ブロッコリーやほうれん草を茹でておく。胡瓜酢の物を作る。

午後過ぎて、気になっていた新しいカフェ、プリンが美味しいらしいお店へ。

おいしいけど小さい。すぐに食べ終わってしまわないように少しづついただいたことで尚のこと、何食べたかわからないままなくなった。

どこへ行くか。ふらりと、下北沢で降りた。いつもとは別の改札で出る。ここでふと思い出したのだけど、メガネが替え時だったっけ、先日よく見えなくなってるから目が悪くなったのかとメガネをじっくりと見ておどろいた。レンズがファンキーにキズだらけ。これじゃあ見えないよ、

すぐそばが、行きつけの眼鏡屋さんだから向かう。と、看板で20%割引の、地域ペイの、あと4日で期限がくるやつ。とにかく、今だってタイミングで、似合うカワイイメガネも見つかり、即座に作っていただき、

この駅に降りた理由すらわからなかった1時間後には、けっこう高級な眼鏡を新調して架けてるわたくし。

天からの思し召しで、メガネが手に入るような不思議ななりゆきだった。

高揚したまま帰宅。夜はおでんと炊き込みご飯を作った。プルーンのパウンドケーキを焼いた。