TORABARA うづき19日

朝のヨガ教室。の後、シャワーしてメイクして、同じ駅にある映画館へ。フランス語がふんだんに聞けて、カメラワークが肌のすぐ側にいるリアルなショットが多いのと、豊か。これは近代化とかいって真っ先に削がれてしまっているところで、真っ直ぐな直線と直角とだけがある箱みたいなビル、では人間の屈託ない立ち居振る舞いは、激減したのだと思った。

わたしがこの映画を見て気付いたところは、建築は、人間のためのもので、機械的な建造物の中で、わたしたちはだんだん機械みたいになってる。挙動というか、例えば、現在の勤め先で、ぶっきらぼうに廊下を進み、自販機の部屋でボタン押すかんじ。雑踏こそが文化なのに。

エゴン・シーレのひまわりの絵画が行方不明になっていたやつが見つかった時の実話。をベースにしている映画だった。

映画のエンドロールで立ち上がり、おトイレへ行ったけど混み合って棒立ちすること、6分くらい。わたしはヨガ教室から1リットル以上の水をがぶ飲みしてたため、トイレ行きたさは、相当な限界に近かった。

お花屋さんへ寄り、帰宅。次々と、やることを片す。洗濯して、植物の水やりした。暑い日になってる。ウトウト昼寝する。

それから夕刻、スタバへ行く。道路に面したカウンター席がずらっとあるお店、いつも犇めき合っているところがガランとしていて、今だっ。てふうに席をかくほした。コーヒー。席に置いたらすこし物足りない。ドーナツ。をふらりとレジに戻って追加した。1人客ばかりの店の奥で、天井に埋め込んであるスピーカからの音楽が真上から降り注ぐ。洋楽。だいすきなかんじになっているスタバのひとときは、最高だった。

ここで連絡が入る。となりのとなり駅に、近所老人と待ち合わせすることになり、ちょうどよいわ、2杯めの本日コーヒーをプレゼントしました。

TORABARA うづき18日

出社。替わってあげたというか、7時頃、東京駅で家族のひとと待ち合わせがあるし丁度良かった。とおもってたのに、まさかの、残業が生じ(終業間際に、わたしが今日の内にやるしかない事項に気付いた)、家族のひとは道路渋滞がなかったため早々と東京駅に到着。

それで、待つことが出来ない家族の人は、とっとと帰路へ。わたしは

水路をいくつも渡るバス路線で東京駅へ向かうことを楽しみにしていたのに、中止。残業を終えて、速攻で、機嫌をなおすひつようをかんじて、SOS、隣接するショッピングモールへ。

GODIVAのチョコレートドリンク72%、をゲット。ららら。と、飲む。おいし〜い。こんなにほどよい甘み、そしてコリってするチョコが口に広がる。高級だった。満足した。

けろりと、回復。ダメージ直後に、いかに速く手を打つか、というのを、最近、学んだ。

造花のかまくらをまたひと目見たくなった
ここから通り抜ける。

姫が履きそうな春用タイツ(高級)をわたしにお買い上げして、のろのろ帰宅した。家族のひとは、こちらの顔色をうかがっていた。家に引きこもるか仕事へ行くか自分の母親に会いにバスに乗る。このパターンしかない家族のひと。食糧をいただいたとかでリュックが重いとかで

わたしとの逢瀬が出来ない、これからも、時間をたのしむ要素がほぼ無い。すべきことにだけ縛られているとこうなる。

をしりめに、というか隔絶して。わたしがわたしの真のよろこびな時間とつながってゆく。試されごとを今日はクリアしたのかも。自分という真空。

TORABARA うづき17日

昨晩、夜中過ぎまで起きていたので、昼過ぎと夕刻に、眠くて寝た。

夜、ヨガ教室に行くことにしていたけど外の風も強いし、出かけるのは止そう、としたらキャンセル出来る時間を過ぎてた。それならば行くか、10分で支度して家を飛び出し、19分後にはヨガスタジオに到着した。

行けて良かったみたい。体をほぐす、というクラスだった。緩やかな音楽の中で、自分の体のコンディションと向き合いましょう。ほどなくして体がほどけて軽やかになってる。

後の、シャワー。取り揃えている、シャワー用の諸々が、香りが格別に、ふわっとして気持ちよかった。ラベンダーヘッドスパ。ミント洗顔。グリンローズのボディソープ。ふふふ。楽しいね。という時間になった。

TORABARA うづき16日

親子ほども歳の離れたコの、ほんのちょっとした生意気さが気に入らない。わたし親にならなくてよかった。こういった生意気さに太刀打ちするためのおばさん力も、付けなくて済んでる。

親になると子供を叱るための「警告音」が出せるようになるらしい。お気の毒だけど親になった人の声が聞き苦しいシロモノになる、のは経験上、公の場で叱り倒している親の姿を見て知ってる。近辺にある、ヒステリーにわめく声音が、虫の出す特殊能力級に、警告って種類だったとはね。

親。というと一般論で敬うもの、とだけされる。ここに異議があってもやすやす、表立っては言わないお約束になっていた。毒親。というコトバがやっと近年出回ったりして、おっ。と思ってる。わたしにとって、身内という領域こそが不公平の温床で、とくに古い世代の封建的な考えが根強く残るひとたちなので、

考え、というよりも封建制度で洗脳された状態のひと。その当人にとってのあたりまえを疑ったことが無いひと。田舎の内に篭って丈いることで、自分たちの流儀でまかり通ってしまった。生きた社会、ではなく冥界にでもいるひとのような難解な偏りを帯びている。

わたしが社会に出ているときの方が、訳の分からなさが少ない。とくに資本主義の、合理的な落とし込みどころは、会社を横断しても、共有できたりする。良い悪いは、ちょっと別にしてるけど

今までは、この合点が面白く、やり甲斐あるねー。なんて思っていたわけだけれど、どの会社にも言えてるけど、物の考え方に偏りがあって、その「偏り」具合が似たひとがあつまってきている。その会社が集めるわけだから、そりゃ似るか。弱点、というか角度によって、やばっ。とか思う。

自分にとっての、ホームを探す。と、最近読んだ本にでてきていた事と、目の前の事象を照らし合わせて、

わたしにとってのホームに行かなくちゃ。ってなんの話だったっけ、

そうそう、生意気な若いコ、自分の家にしか馴染んでいないコが社会に出ていく、成長過程で、謙虚さが欠けてる場合には、会社横断可能な普遍的な存在にはなり得ないだろうなー。と冷ややかに思いましたとさ。

それでアウェイの話になるけれど、なんか、ここでの体験は、欲しいものとは違うな。って話。というのと、

警告音を出すのは違うけれど、自分の言葉で、ありったけは発してゆくかどおか、今日いちにちをとおして考えていたような日。ここでの私の役割とは、そこに歪があれば正す、なのかどおか、どんなものかね。頁をめくるかも。どうするか。

TORABARA うづき15日

今日は、給料日だから。と家の人と一緒に、夜スーパーマーケットへ行き、わたしは高級アイスクリームの入っている冷凍庫、プールみたいなたっぷりとしたところにぎっしり入った、アイスクリームさんをジッと見ていて、

そしたら家の人は、いいよ、好きなだけ買いな。と言ったので、三カップを、いそいそお買い物カゴに入れた。

帰宅して、真っ先に、家の冷凍庫に仕舞ったのは家の人で、わたしがアイスアイス、仕舞わなくっちゃ、と言ったら、すでに、ちゃーんと冷凍庫の特等席に並べられていましたとさ。

ハーゲンダッツ!!!

TORABARA うづき14日

出社。一週間前は、へしゃげた声のおばちゃんと、お昼ごはんへ一緒に行ったけど、この種類のひとというか、

只、ひととつるんで人生をやり過ごす人たち、というのは一定数いらっしゃって、おおよその人たちが、この俗な、浅い薄いひとたちなのかも。とにかく、濃ゆい会話をするべきじゃない相手に、口がすべりまくってたけど

わたしは先週は躁な状態だったのか。へしゃげた声のおばちゃんの素性など好きな訳ないのに、(なにかしらがいつも、ひっかかる)平気だったのはなんだっけ。

今日は、海辺で、お弁当をいただいた。高級なスーパーで売っている、小さくて長方形の、和食のやつ。これがガッカリするほど不味くて、まずい想念が次々と連鎖するほど、パワーダウンした。食べることを慎重に、見た目でちゃんと、食べ物のカオを確かめて、さらには目に見えない気配というか美味しいオーラを察知して購入すること。

仕事終わりに、近所老人から電話が入る。もっぱら、株のはなし。テクニックに関するアイデアを、すきかってなことをしゃべくる。

お昼の、海景色。

夜、美味しそうなチーズと目が合う。100gの値段が大きく貼ってあって、お値ごろだわ、と掴み、レジに持って行って、250g分の値段表示されててハッとなるやつ。小さーく、パッケージにグラム数、かいてあったのか、まぎらわしい販売。同じ店。で同じだまされかた。まさしく、騙し。があった話を、以前聞いたことがあったことを事後に思い出した。

お花は、造花でした。

出現していた、お花だらけのかまくら。ゆうらくちょうすてき。

TORABARA うづき13日

朝、8時からのヨガ教室に申し込んでいた日。

雨。

ぐずぐずしているうちに、電車乗って優雅に向かうはずだったのを変更。ポンチョ着てチャリを飛ばした。途中でお水も買う。間に合った。

シャワー浴びて、またしっかりポンチョ被って、帰宅。今日は、お出かけをすることにしていて、わたしは一体どこに行きたいか。

神社さんに問い合わせることがあり、向かったけれども日曜日は、閉まっていた。ふうん、閉まっているかどおか、行ってみて知るとは、長閑だこと。

池袋へ行き、大好きで通っているベトナム料理屋さんへ一目散に向かう。並んでる。さすが人気店。3人連れの客とぎゅうぎゅうの待合スペースの椅子に座る。4人目、みたいに会話を共有するみたいに近い。ドバイに住むとかなんとか会話してる人たちだった。

絶品。春巻の前菜。

旨いー旨かったー。余韻が午後いっぱいつづきました。生きててしあわせ。みたいな満足感。

すぐそばの大型家電量販店へ入る。めったに見かけなくなっているけれど、なんか好きなモノ、実は好きってモノを、見直してゆく。たとえばそれは、少し重たい大判の写真アルバム。こちらに、山行きの写真を収めたところ、しっくりきた。それで、カメラコーナーの、写真周辺の、たのしそうな品を物色して、カラフルなペン買っちゃいましょ、お写真に描きこめるらしいやつ。らんらん。

アルバムにおさめることでしっくりくる。長野県の山行き↑

4時55分に間に合うように、映画館へ移動した。「ゴンドラ」を観た。ジョージア国に、つい先ごろまであった、ゴンドラが、なんともほのぼのとした形で、ゴンドラかわいいね、という眺めがずっとある映画だった。

自分が何を見たくて何に焦点を当ててゆくのか、ちゃんと、引き寄せたいことの傍に行くようにすること。

TORABARA うづき12日

こんなによいお天気の日が、家の日になるなんて。

今年は、紫色のチューリップを育てた。

昨日仕入れた布で、レースのカーテンを仕立てなければ。5時間近くかかっていた。前のカーテン。タバコヤニで茶っけて、破れかぶれに裂け、垂れ下がってきたため、早急に新調せねば。これをクリア出来たから、有意義であった。

灯油ストーブを仕舞う。ここも難問だった。なにしろ、ストーブに残った燃料を空にしたくて、新聞紙に吸わせる、では間に合わなくて、雑巾に吸わせて悪戦苦闘になった。やれやれ。

それと、洗濯。それと、半身浴。これらの所業で時間が夜になる。家のことができたからよかった。やってみようとしている技に、やっと、入る。

羽衣色。と、わたしが呼んでいる色で、自分の肌の色とは別に、本性を色にするならこれ。わたしに近しい。なんの衒いもない。この色で、ドレスのこと、いろいろやってみる。