TORABARA さつき13日

ほろっと、お化粧品を買った日。

なにやら落ち込んでいるかも、しっくりとおさまる場所ですごしてきたかどおか。わたしが何かだけをやってこなかったからバラバラ

鏡を見るたびに、別人くらい顔がちがう。喜怒哀楽、それぞれの顔というのではなく、素の顔の中に、不用意なのがあって、ほっぺたが広い口がとても小さい、見られることに慣れていないひとのかお、かんそうとしわ。

理屈を並べてる場合じゃあなくて、おんなのひとは、色気があるか。色気。を保つ。ほほ笑み。花やいでいること。この今も。

寄り道で、お化粧売り場に、長々と居て、はなれられないで、買っちゃえ。という衝動は女の子宮をあたためるそのこととおもった。

TORABARA さつき12日

行ったことの無い所へ行った。科学技術館。日曜日だと、子どもさんの遊び場所ってこと。興味あるブースに近づいたりしたけど、面倒くさいきもちがまさる。少し、見て、ざっくり知る。多分、日本政府が重点を置く、産業のありようが展示されている。科学技術の用いられる方法は、じつは10の展開ができるにもかかわらず、電気なら電気、と制約をうけて電気自動車をもてはやしてみたり。利権が絡みながらしか科学が存在できないかんじ、が、わたしの直感だった。ウランしかり、原子力しかり。

年代ごとの車の型は、トミカのおもちゃ会社の模型が展示されていた。模型ならば模型に専念する部署を、国が展開するといいのに。SLが生まれた国の、文化的な美しさがしょぼついた。という印象。キャンドルとかオルゴール作るコーナーは、用の美を満たしていない装飾ビーズが、変に高価だ。いいものは見なかったかんじ。

北の丸公園、茂ってます。

焦点が定まらず、間の抜けた気持ちになり、帰路。桜並木が新緑になった高台の道、外濠に沿ってつづいているところを、探せた。この道は、市ヶ谷の駅からどうやってつながるか、昔来たことがあって、幻になってたところ。

そして、坂。ここも昔、インド料理を食べに来て、そののちTV局が移転したよな、という思い出。コーヒー屋さんに入って、ホットココア飲む。

帰宅して、赤ワイン飲む。くすりとおもって酢の物たべた。そして寝た。

TORABARA さつき11日

朝、美容院を予約していて、朝からもたもたしてたので、30分予約をうしろにたおせないかを電話した。電話じかんが3分、時間動かすと凄く待つことになるらしく、約束時間に行きます!と言って、受話器を置いて、家を出なきゃいけない時間まで3分しかなくなった。

メイクをばばっとして、服着て、バッグに必要なのを放り込み、出発した。チャリこいで、駅へ。電車時間まで3分。そして間に合った!

背が高い男のコが、黒い服、着てるの、かっこよかった。もし年が近かったら、タイプすぎて上手く喋れなくなる、みたいな人が担当してくれました。テンションが高すぎる気分で過ごす。見事なスタイルになりました。

ベトナム料理屋さんランチに行けちゃうわ、と駅移動。ラルービールが輸入中で品切れだったため333を飲む。そののち小石川後楽園へ。

なんて、気持ちいい場所。

小石川は、植物園と混同していた。後楽園の方に入場して、覚えがまるでないない。整備してすっかり変わってしまったんだっけ。ちがうわ、私が行ったことあるのは植物園の方だった。

小石川後楽園へは、又、行きたい。とてもいい公園だと知る。

白糸の滝。

TORABARA さつき10日

やっと、週末になる。

夢中になっている話題は、レイキについて。手から、魔法が生みだされることに、実感がある。

ただ、人がパイプの役割になるっていうのは、ちょっと抵抗をかんじる。灰汁の無い人なんていない。とおもうからです。わたし自身がわたしにまほうをかける。のは有りだ。わたしの純粋すぎる祈りは、そのまま祈り。だからです。

TORABARA さつき9日

雨もよう。

午後に、バラの鉢を受け取る日。しっかりした株、正統派だ。背の高いダンボールで届いた。園芸屋さんの気合いがビシバシ伝わった。うまく育つかな。

しごと終わってから、図書館に行って、ホームセンターへも行った。粉洗濯石鹸が販売終了になったため、液体に切り替える。20年ぶりだったりして。粉石鹸のことは愛用した。

口内炎ってつまり、食べるな。の合図。消化がうまくいっていない。美味しそうな焼き芋を、少しだけ食べた。おいしーい。から消化が進み、口内炎は治るってわけ。

ベランダのバラを時々ようすみたりして、なんだかいい夜だった。

TORABARA さつき8日

朝、公園へ行った。昼、ピザを焼いた。ピザ生地は、市販されてるやつ。チーズまぶす。アンチョビの塩漬け、レッドオニオンスライス、グリーンオリーブをカットして、まぶす。この組み合わせが、好物。今日は、彩りに緑。ピーマンの輪切りを散らしたけど、塩味が届かなくなる。つまり、アンチョビ塩漬けの塩。が全体を包む、からこそサッパリと旨いのだ。

夜はミートスパゲティ。家族のひとは、熱心に料理のコツを探し、試す。ミート、を塊で先ず焼く。ことで風味が閉じこもる。ウマウマだった。

毛糸編みのモチーフを進めた。1コ、1日に編みましょ、とおもっているところ、今日は3コめに突入した。よくできました。

眠る。

TORABARA さつき7日

夕方の茜の空がきれいだった。雲が低い地平をどっどっとこちらに向かって流れてきて、早い天気の移り変わりが目に見えていた。

朝から、雨だと、一歩も外に出ない。ゴミ出しの時だけ、表へ行った。

神社の本殿に上がらせていただいた日に、めくった本のページに、神社の隠された「思い」を知る、と書かれていた。こういうのは、神社からの愛のあるメッセージだとおもってまちがいない。

潜在意識について、いろいろ本を読んでいるけれど、エミール・クーエ「自己暗示」が、最強だと予感する。”これから私のお話しする一語一語が、あなたの心の中に定着され”12ページめから始まる、文章を書き写して身体に刻むといいとおもう。写経するより以上に、具体的な言語であるため、リアルな効果が直に、からだに響くのだ。

ビールがおいしい時の音って、クピークピー。だとおもう。

TORABARA さつき6日

わたし的に、煮え切らない日だったと思う。家にこもるよりも、少しは外出しよう、と思わなくてよかった。かも。

空がドラマチックだった。空劇場をよく見えるビルから見たらよかった。

この土地へ行く理由は、過去の点検ってきがする。昔、事故に遭ってたみたいな人付き合いがあった。よくよく考えたら、臭い濡れ雑巾を絞りました、みたいな存在感のおじさん、子持ち。こちらに隙があったから、強引につけ込まれていたとおもう。寂しい、誰でもいい、みたいなメンタルのおじさん。

きちゃない。というベクトルも、わたしにとってじゅうぶんな好奇心が向かってしまったため、何故、即座に離れなかったか。わたしに来るご縁に委ねたってこと。昔の人がお見合いが出来たことと似てたりして。出来事の手綱を有耶無耶にした、という点を悔やむ。

その頃は、この町へはチャリで来ていた。現実を見るのが辛すぎて図書館に入り浸り、本を山積みにしていたっけ、畳のさっぷうけいな部屋で。わたしはいったいなにをやっているか。そして、ろくに町を知らないまま、ではこの町の地図はどうなっていたのかな。

版画の美術館があるので、近年は、たまに行く場所。なぜか少し昔なまま、レンタルビデオを返すポストがあったけど、現役なの?まさか。この辺りに横たわる記憶が、ここに来たことでどうかなるのか、なにか、ありようがあったような、それを手繰るようなかんじがある。おじさんにかんしてはどうか。一層の醜いすがたを見たい欲が、少しある。悪趣味な、わたし。

夜の試合があるのでいそいそ、帰宅。格闘家、胸のすくおもい。興奮状態で日付が変わっても寝付けなかった。