TORABARA やよい11日

朝一番の水郡線に乗って、瀧を見に行く。

瀧見台から、壮絶な眺め。迫力!

うおー、袋田とは、ここのことだったのか!見惚れてはなれられなくなる。正午前の朝の時間に、生まれたてな朝の時間に、来ることができて、よかった。

吊り橋を渡って、月居山へ登りましょう。陽があたるかどおかで、階段に雪が残って、ツルツルに艶がでてしまってる所もあって、滑るってば、危なかった。手すりがあって、両手と腕の力で手すりの方に体重をかけたりして、とにかく登りました。

雪の残る山を登るなんて!

ここにはかつて城があったみたい。鐘が撞けるようになっていて、いいかんじに響かせた。満足じゃ。

そうそう、こういう道を歩いて森林浴したかったのよ、

温泉があるはずなのに、2軒まわったのに、現在日帰りの入浴をやめてる。ということでした。車で来てる人は、観光地を点で移動して、加工されたようなスポットへ行くだけになる。歩いてみると、(カメラを向ける気にはならなかったけど)、旧道路で地滑りがあったかしょ、ガードレールが外れて宙に浮いたまま、まだなおされていなかったり、その地帯は一体何を商売しようとしているのかバラック小屋にぎっしり炭色の物がぶら下がっていたりした。

袋田の滝すぐそばへ戻って、蕎麦屋さんに入りましてとろろそばを食べたけど、平日の昼に客がわたしだけ。温かなサービスで、この土地の名産なんですよと、串にさした蒟蒻おでんを頂く。そのお皿に、紅葉した葉をのせてるところが粋だとおもう。水車が目印の3階建のお店です。「昔屋」さんよ、

灰色な冬どきの木々。つまり落葉樹。つまり、紅葉のときはさぞかし麗しい谷になるとおもわれる。

電車は、2時間に1本で、袋田駅までは、歩きました。まちがえて大子の方へ進み、引き返したりした。なんでもない道、というか車道の脇というだけな道を延々と歩いて、水戸駅に戻っても同じく、車道っの横に付いてる歩道って丈な道を歩いた。なんだかくたびれました、もう帰ろう。

水戸、千波湖です。

特急列車に乗り、あっという間に、上野に到着しました。

TORABARA やよい10日

朝5時起き。行ったことない土地へ行く日。快晴。東京から2時間で彼の地へ行けるのね、生まれたての空気が、なんと清々しく、森林の道が幾筋かある、全貌はどうなっているのか、水路が、海と湖と川、池。水のエネルギーの精霊が飛び交っているみたい。かがみのように水のパワーが空に映しだされているとかんじた。水のような、空。ぷか。と浮かぶ雲。

この美しさよ
奥の院、上空。

昨日がお祭りだったんですって。

すくすく育ち聳える木。

鹿島神宮さんから、鉄道一本でつながっている水戸へまいりましょう。

やっと、天国へつながっているという塔へ行けたわ。町並みが、二階建てが多いせいか、江戸時代も、雰囲気が変わらずなのかもよ。

夜の梅のなんて香しい。

満開。

夜のディナーは、本格中華のコース。美味しゅうございました。

TORABARA やよい9日

飛んでる花粉が、今日から入れ替わったとおもう。ぴたっと鼻水の症状が止まる。こんなにも春の陽ざしは麗らか。森林みたいな道の、なんと空気がおいしいのか、症状がなくなることが爽快。

自転車屋さんへ行って、調子を直してもらう。数少ない知り合いのお兄さん。

メガネをかけて掃除機をかける。いろいろ気付きすぎてなかなか終わらない。洗面器を洗っている夢を見た、その通りの動作で、洗面器を洗った。夢と重なったことで、このときから鏡の向こう側へ行ってるのかも、あっちとこっちのいれかわりかも。

今日は、ささやかな美術を観る。エッチング、筆跡に感じ入ることがあった人だけど、今日はピントが合わない。夫の浜口陽三さん、画面下半分がブドウ、背景が黒。の絵が良かった。最寄駅のスーパーにて、エメラルドグリーンのブドウ粒のゼリーをお土産にする。絵を連れて帰ったみたい。

ファッションビルのお買い物チケットがどんどん貯まる。ここって10代と20代が、客層のターゲットらしい。うすうす知ってたけど。ドリンク売り場の要領が悪すぎる若者を見ていて、むしろ、感心した。わたしは機械じゃありません。を地でいく感じ。烏龍ミルクティ、タピオカ入りだけど、前回タピオカが多かったのは、毎度一定のサービスにならないことに起因していたのか。

原宿駅前にいつから大型の化粧品ショップが開店していたのか、賑やかで楽しい処で、入ったっきり出てこれなくなる。夢中になるしかない。欲しいモノがある時ってノロノロしてペタペタ歩いて、いっこうにようりょうをえない、でいて、欲しいナ、とっても。という気持ち。まあお客さん、本日のところは見る丈にして。

明日の旅の準備で、夜中になってしまった。

TORABARA やよい8日

解剖学の本を、やっと入手できた。バスキアは、グレイの解剖学を読んで育ったらしい。解剖図は、目を背けるほど苦手だった時期があり、なぜか反転して、お部屋に飾るほどに好物になったりした。科博に、人体の輪切りのホルマリン漬けが展示されたとかで、駆けつけた日のことを覚えている。その部屋に入るまでの、とうとう、いよいよ、見るぞ。という高揚感。

解剖の学問の進化、蘭学者の努力と成果について、わたしの小学校時代に、はじめて自主学習をするテーマにした思い出。ずいぶんなテーマにとりかかりましたな。杉田玄白って名前の、白、が入ってるところになにか引かれるカンカクって丈。とうとつ。

ホルマリン漬け、は、囚人だったひとのものらしかった。おどろおどろしくも無く、研究のための後世への貢献になっている姿。この見学から数年後に、図書館で借りた生物学のカラー図鑑を熟読してるうちに、ノートをとり始めたことがあった。なんとわたしたちは奇跡的な存在だろうことを知ってゆく。

医学書かもしれない本の、美的観点からのながめをたのしむとおもう。届くのを楽しみに待とう。

貯金をしないで、積極的に、日々を活性化してゆく。お金を天下に回す。運がまわる。

TORABARA やよい7日

昨日夜は、すっかり酔っぱらいになったため、やることを残した。卵白だけ取り分けたのが冷蔵庫に入っている。すぐにでも業、に取りかかる。

砂糖40g、卵白と角が立つまで泡だてる。小麦粉40g振いながら加え混ぜ、溶かしたバタ40gを回しかけて、生地が完成。絞り袋で丸く(直径1.5くらい)、天板に落とします、170度18分オーブンで焼きます。ラングドシャのすこぶる良品なのが出来ます。

すぐにでも業、次は、ブリを焼くこと。塩と日本酒を振り、水分がでてきたら熱湯をまわしかける。霜降らせ。ペーパーナプキンで拭く。フライパンを熱し、胡麻油で焼く。塩、胡椒。日本酒少し、お醤油少し、を鉄板の地肌にかけてジュワッといわせて、ブリをくぐらせるイメージ。蓋を1分する。出来上がり。

すぐにでも。もずくを洗って、酢の物にする。タコとセロリを酢の物にする。

できたからほっとした。夕方は、歯医者の予約。クジラの歯のペンダントを、また、付けて行った。洒落が見破られるとすごいよね、あ、それ、クジラの歯ですか。なんて。歯医者が終わったら、焼き芋を買って、(家の食料に。道道かじるわけではない。)夜の下北沢をブラブラしよう。

ビレッジへ、何年かぶりに入った。時代の読み方に、独特なところがあるお店。POPの文字を読むたのしさがある。所々に設置された小さなモニターに、下北な音楽演るひとの映像が映し出されている。偏執していてガナル、みたいな音楽。

お化粧ちゃん、お洋服ちゃん。物色するというか、無目的に、ただブラブラ、手ぶら同然に歩いた。パール貝のように輝くようになるお化粧、してみるか、お買い物。寒い日だったけど、なにかが春。

TORABARAやよい6日

寒い日。朝、公園へ行くために、自転車に乗るとき手袋してなんとか凌げる。朝のスーパーに寄ったとき手袋を外した手に、ふーふー温かい息を吹きかけてた。

昼ごはんは焼きそば。夜ごはんはスパゲティミートソースだった。

夢が騒々しいシーンが次々と展開していたとおもう。覚えておこう、と夢の中で思った気がするけど、起きたら消えてた。六角形。がヒント。大きな六角形をした、ほぼ白木で角を縁取るラインが朱色の塗りになってる盃。を両手で抱えて口をつけて、いただく。お酒?あるいは形だけ口をつけてみせる儀式みたいなシーン。

他にも六角形、をした建物があったような。わたしが夢で行っている国の、祭りだったのかな。

夜ごはんの前に、粉チーズ買い足さなくちゃと、輸入食材店へ行き、赤ワイン飲む時のおつまみを思い出した。デーツは縦にナイフで開く。種を取って、種は捨て、その代わりにアーモンドを詰めるやつ。さっそく帰宅してから、デーツとアーモンドをセットした。そしていただきました。ワインはスペイン、RIOJA CRIANZA。を開けました。

それと、今日はネットで本が売れた。アップして15分後にご購入のご成約。うれしさをお届けしたい気持ち。他にない、おトクな値段を付けてよかった。

TORABARA やよい5日

曇っていて、夕方頃から、雨。

クッキー生地でアップルパイ。イギリスでは主流らしい。

易行と難行について。本当に自分に向いているりょういきならば、難行こそが面白い。日本には芸事がいくつもあり、型通りをなぞることで誰でも文化的な体験が出来る。これはなかなかに気の利いた仕組みである。しかし西洋から来た、バレエなどは、もともとのめぐまれた素質があることが始まりになるべきで、これを日本的な易行といっしょにしてしまうところに災いがある。いつまでも易行をなぞる丈では、あきらめることしか学べない。

河合隼雄さんの本から、かいつまんで、記した。

旅してた時、宿泊先の食事が立派なので、道中ほとんど飯屋さんに入らない。こんかいは、ハッサク、水分の代わりにもなるし、土地の名物よ、丸3個食べたのと、干し芋をかじった。ほかには山を歩きながら、和菓子とか食べたか。

本宮さんの門近くの茶屋にて。おまいりできてありがたいって味だった。

旅のいろんな場面が思い出される。花はアセビがうるわしかった。

本宮さん手水舎そばで満開。

TORABARA やよい4日

今朝、トイレの窓のさらに上、換気用の小窓があって外はダクトになっているところに、来訪者がありましたよ、鳥ちゃん。羽ばたきの音、なにやら騒がしいようすで寄ってらした。ダクトは狭い空間で、バタバタした音が間近にあって、わたしの方も存在を潜めた。

時々、寄ってるのね、鳥ちゃんは堂々としていて、慣れてるふうだった。

このダクトは、何年も前は、鳥夫婦の寝ぐらだった。日が落ちた頃からジーッと身を寄せ合っている気配。わたしは遠慮してトイレの水が流せなくなってた。びっくりしないようにです。数年前、巣をせっせと作ろうとする営みがあった。針葉樹の葉っぱが地面へも撒き散らされて、それを掃くことで、わたしも巣作りスタッフの一員という自負になってたっけ。巣は途中で頓挫。ダクトだと材質がツルツルで、うまく土台が定着しなかったのだ。代々、鳥ちゃんはここに来てるってことか、鳥連絡網に、この場所が入ってるね嬉しい。

おぉ、よしよしよし。

昼、美味しいピザ屋さんに入ったよ、よかった。エビとそら豆。そら豆がすこし苦いところが春の味だった。

夜、銀座にて雨用のズボンのおつかい。それと、楽しい雑貨屋さんにて旬なトキメキを見つけるじかん。家電量販店の物色もする。ポイントでいいモノあれば交換しちゃうか。子供の番組で出演したことのご褒美で、木の幹に入ってゆく。そこにあるおもちゃを1コ貰える。TVを指くわえてみていたわたしは、今日のご褒美ね。好きなの持ち帰る。ってことが好き。大好き。