あす、出社になる。今日は早いところ休もう。
キムチ、豚肉、の入ったお好み焼きを作って食べた。
ときどきかけるCDの、ピアノの旋律で、ピアノの語らいかたがよくて、再現している。ふ、とその部分を自分の内側で流し始めたりしている。
ソ、ソ(オクターブ飛ぶ)ファミレドシレドシラソ、ソ、ソ♯(オクターブ飛ぶ)、この辺り。
あす、出社になる。今日は早いところ休もう。
キムチ、豚肉、の入ったお好み焼きを作って食べた。
ときどきかけるCDの、ピアノの旋律で、ピアノの語らいかたがよくて、再現している。ふ、とその部分を自分の内側で流し始めたりしている。
ソ、ソ(オクターブ飛ぶ)ファミレドシレドシラソ、ソ、ソ♯(オクターブ飛ぶ)、この辺り。
午後、宅急便で、旅先からの荷物が届いた。昨日も届けてくださってたらしい。あれれ?ずっと家にいたのに気づかず。
旅先の、親切な手作りふうな梱包で、わたくしの手作りの旅行バッグの保護用、白いビニールの覆い、ところどころ、ガムテープで留めてあるやつ。こういうおココロをいただくことが嬉しい。
2泊めのお宿は、広々としていて、優雅な空洞というような、一見足りなさそうでありながら、その「空」こそが好い。という場所だった。天空につながる扉があったりするかも。お台場にもかつて、似た空気感の場所があった。陽が当たっている、ポカンとしている。
夜、美味しいスパゲッティいただく。ベーコン、きのこ。青じそ。塩胡椒。
朝、最寄りの駅に到着したひとは、コンビニでパンとヨーグルトを買ったのでした。朝食時間も、公園へ行く日課も、ふだん通り。
お部屋に戻って、植木の様子を確かめて、一鉢、むざんな枯れ方をしているシダ、水やりをおねがいした家のひとが、うまく水やりが出来なかった、この写真撮って、レンラク入れた。仕方ない。自ら、枯れたかったみたいなかんじ。
コンビニでレジのバイトしてる男のひとが、心と生活が荒んでいそうなかんじ。たまに、表に出てくるなや、おまえ、みたいな人がわざわざサービス業をやってるのは何なの、苦、しか振りまかない苦男。
暮らす土地によって、傾向があるとおもう。わたしが住む辺りは、穏やかで陽気なふんいきが主流なので、苦男への異物感。苦男は、淘汰されてほしい。
夜、氷を買いに、別のコンビニへ行く。空間全体を朗らかにするほど光な存在の女性がレジしてらした。こうでなくちゃ。
ひとと接する機会は、減っていて、わたしは自分の存在が光であることをととのえることと、それをたとえば、店番、という形でふりまく。というのがいいかもよ、ということを考えている。ヨガ用語でいうところの、アーマを減らしてサットヴァを高める。
知り合いが京都で写真展をしている。駆けつける予定。午前中は、竹生島へ渡ろう。
朝ご飯、もの凄く美味しかった。琵琶湖湖畔が歩いてすぐそば。波が押し寄せる。朝の光が、竹生島の近くをまあるく輝かせていた。
支度して、お迎えのバスに乗る。わたしが予約した第一往便だけ、出航するらしい。風が強いので二便以降は欠航する。必ず、最初の復便で戻ってきてください、と念をおされた。島に取り残されますよ。
宝厳寺に、何年か前にお参りして、ひとつだけ願いを叶えてもらった。このお礼が言いたいんです、と寺のひとに聞いた。願いっぱなしで、どんどん叶えていただいてください、だそうです。叶ったことはそのまま、次なる願いをしました。わたしの生き方のスジにまつわるところを、短冊に書いて、小さく巻いて、人形さんの中に入れる。寺のひとに、シールを貼ってもらう。祭壇に置く。です。
黒姫さん、蛇のところ、都久夫須麻神社さん。見どころがいっぱい。
極彩色、前回来たとき、工事中でした、きれいに塗りなおされました。
あっという間に、島を離れる時間になった。前回の訪問が鮮烈すぎて、各所、かなりくっきり覚えたままだった。宝物館へも入った。白い弁財天さんが座して、いっぱい手に宝を乗せてらした。大きな海亀が玉を背に乗せてました。
京染めだったか、売店で売られていたのを購入してそれを宿題みたいにおもいつつ今日まで何もつくらなかった。もう、物品はほぼ販売されていなかった。わたしが何も作らなかったことと世界がつながってしまう。みたいにかんじた。
町屋に上がれます、というふれこみだったけど、住んでた家が古くなっただけな場所。年寄りばかりで、靴を脱いだことによる靴下の臭さ、知り合いは口臭があるひとだったんだっけ、好ましく思えなかった。わざわざ、ここに来ることは二度とないと思う。わたしは、むし暑い道路を延々と歩いてしまい、汗がきもちわるい。演説調の話を聞かされながら、インタビュー慣れした語り口に、しらけた。
こんな場所へ行った、こんな写真を撮った、と見せ合っている対話が、LINE上であった相手が、壇上で奉られていて、わたしがその人に付く、一介のファンであるような扱いがあることへの違和感。公に向けた作品を独り占めして悪かった、のか。
お互いの旅の価値は、等価なかんじする。この先、話をシェアするならいいけど、ありがたく一方的に聞かせていただくという、恩義は感じないと思った。
さあさあ、銭湯行きましょ。むらさき、を見つけた。入った。終始笑顔のわたくし。銭湯という裸のひとの国、みたいなのに混じってるのが楽しい。
気持ちよかったです、と番頭さんに言った。おいおいなに言ってるねん、なんやなんやあらたまってなんなん、こわ。くらいなことを思ってそうな間合いがあって、はい。とお返事をいただく。このかんじ。めちゃくちゃ好きなかんじ。
そして夜の拝観へ向かいました。仁和寺です。
茶屋にてレモン甘酒を注文した。これがまたなんてなんて上品な、実に体によさそうな味わいで、おいしかった。
京福電鉄乗って、四条大宮まで乗って、四条河原町ほうめんの道って、繁華街でありながら殺風景な通り。京都の、川を見たかった。見に行くべきだったかも。もうひと息、あしをのばせばよかった。名残惜しいまま、駅前、治安がうっすら悪そうな中、深夜バスを待ちながら、そのまま齧れるぶどう、を齧った。ナイスなコンビニチョイス。缶入りシャンパンも、ちびちび飲んだことで気分上がる。バスに乗り込み、爆睡。
旅っって、ほんとうにいいですね。
熱田神宮に、初めてお参りする。
乗り継ぎがもどかしい。こういうときって方角違えを、しているのかも。もやがかかっているかんじに思った。摂社が多い。本宮と、別院と、清水宮、が主なところか。到着してすぐに左に在る別院さんに惹かれて、入る。すると、小銭入れを、持ってきていないことに気づく。全く、千円札すらなくて、万札のみを持っている。お賽銭は、無しにして、なにか神社のものを買って、お釣り銭ができたらお賽銭を納めることにする。
社務所を覗く。塩とか、砂とか、お香とかあるとよいのに。ダサいキーホルダーは要らないし、おふだは、いつ手放したらいいかよくわからなくて、あまり増やしたくない。あ、こういう時は、笑顔を奉納するとよかったんだった。
本宮さんへ移動して、じゃあ、おみくじ、買うか。それと不意に、こころ守り、が欲しくなって巫女さんに取っていただいた。
おみくじ。の冒頭に、たまげた。
心機一転すればよし。人に嫌われる己の意見は速に改めよ。心を開き、他人の意見に耳を傾け、誤りを正せば幸に逢う。利己心は捨てよ。
これって、私の今の状況を、よくよく知っててくださってることが明らか。おそるべし16番。ここに書かれているお言葉は、父を形容するときにおおいにお借りできそうだ。まさしく、父は人に嫌われる意見しか言えない。猛烈な利己心。改めなよ、と神さまがわたしをとおして父に伝えているか、改まるわけない父に対して、わたしを救っているおことばに思えた。
日本刀を実際に握ったり持ち上げて重さを感じる体験コーナーがあった。草薙館。日本刀という文化は、凄いよ、原材料が、これしかありえない鋼と銀、どのように導いて、生まれたのか。錬金術ならぬ(こちらはけっきょく成功しなかった)同じ奇跡は、日本にあったのだとおもえる。
一旦宿に戻り、荷物ピックアップして駅へ。各停ふた駅。みたいな新幹線に乗り、琵琶湖をくるっと北回りして、今津へ。いい町みたい。うなぎのキモ、お抹茶、健康茶、緑茶、を買う。お宿の真隣がショッピングモールになっていて宝探し。なんといっても40年以上前の、キッチンまわりの品々が現役で売られている。欲しいものが見つかる。
今日は、夏至。夕陽になる前の太陽が雲に隠れた。ばいばい。また来年ね、夏至の日。
ホテルのお部屋が広く、窓が大きく、絶景で琵琶湖が見渡せた。暮れゆくところもよかった。ワイングラスをくれ、と言ったら、かなり立派なクリスタルグラスを貸してくださった。わかってらっしゃるよ、贅沢な時間にしてゆく魔法が、ちゃんとある、とてもいいお宿だった。
ささしまドライブ。かつてここに来たのは冬で、大きな流れ星が落ちた夜。ニュースになったことで、かなりロマンティックな情景と合わせた思い出になっている。
早朝すぎてほぼ人が歩いていない時間。広いトイレがあり、顔を洗う。大きな荷物はロッカーに入れた。電車に乗る。
一路、朝熊へ。初めて降りる駅。無人、ホームからそのまま階段になって、そのまま外。切符はポストへ。予感していたので、ちゃんと切符を買ってるわたし。いい感じ。
いい感じの里に来たみたい。人影が無くて、濃い紫?青?黒かも、な蝶々が飛び回っている。歓迎のしるしみたいだった。蝶は、幾種類も飛んでいた。そして大声で野鳥が鳴いていた。聞き覚えのないやつもいた。
登山口に到着。
山道は、とても清々しかった。
本日のお宿へ。徒歩で向かった。温泉があり、足が回復できてよかったです。
よりにもよってわたしの部屋1519号室ドア前に、黒い大きな虫があらわれた。相当弱っていて、隅まで歩いてうずくまっている。ホテルのフロントの人を呼び、退治してもらう一幕。この虫って、
父の生霊、怨みの念だったりして。こんなところまで出てきやがったか。ノロノロと、地を這っていた。ルームキーが棒状になっていて一突き潰してやろうかと思ったけど、いっぱい今日は、いいところをまわったので、わたしは手を汚さない。それにしても本当に、父の怨念の化身かもよ。
朝、フルーツヨーグルトを食べる。旅でしばらく留守するので、午後に、フルーツヨーグルトのつづきを食べる。だんなも食べた。
それとアイスを食べた。白くま君と、高級なクッキークリーム味。お腹の中がクリームみたいなかんじ。栄養入ってなくない?
夜、出発。出発するまで時間があったので、改まってソファに座って、マニキュアを塗るためだけに座って、15分なにがなんでもじっとしていた。スグにあれ取って。とか言われたり、なにかしら忙しくなるところを、瞑想ふうにじっとしたということ。よかった。
もうどうにも、嫌な念がまとわりついていて、これを振り払う時間になればいい。バスに乗るには早いけど出発した。新宿。
また別の顔がある。若者、おおよそが20代のコが、とにかく大人数が、外のベンチに犇めいて座っていた。昼間暑かったから夕涼み。南口の、JR見渡せる辺りが集いの広場になってる。路地裏に、お金持ってなさそうな若者がたむろしている。治安悪そう。ふむふむと、見学。
バスタへ戻る。一角に、七夕の願いを書くための短冊コーナーがある。ボール紙でできた芯が大量に置いてある。紙皿、12コ穴を開けて両面にあてて、穴に紐を通して太鼓作りなさいって書いてある。人の声が混じってそうな、なにかあたたかみに感じた。
バス、座席に落ち着くなりスグに寝た。もう一箇所、横浜の客をピックアップしてから運行説明しますって言ってたような。なんにも聞いてないまま。いったいどこを走るのか、どこかSAで休憩いれるのか、知らないまま、名古屋に到着するのであった。
銀行口座を新しく作って、それはキャンペーンに参加したからで、新しい口座に、給与を振込んでもらったので、確認に行く。まっさらな口座の残金は、一回分の給与。このありありとした額が、つまんね。とおもう。
時間ごとの犠牲の結果、みたいなかんじで、かといって2倍ならいいのか。今やっている業務で2倍いただくのも、なんかちがうか、つまんない業務しかやっていないし。2倍の額くらいを、ときめく1ヶ月を過ごした結果、いただくのがいいな。とおもった。
だらだら汗をかいた。暑いからこそ、汗をかいたのだけど、汗と血って成分が似てるらしい。同じ?だったかな、血、汚れてる血をどんどん体外に出すのって、とてもいい。汗、どんどん出ろ。
お部屋の窓から、ものすごく気持ちがいい風が通りすぎてゆく。風も、生きているとおもう。風は、この家のことがとても好き。風と共に生きる。みたいなかんじ。
いよいよ明日の夜は、旅立ちです。楽しみー