TORABARA ふみづき10日

夜のヨガを予約していて、その頃どしゃ降りになる予報で、しめしめ、今日は空いてるクラスになりそう、のびのびできそうっておもったけど、とんでもない空模様、とてもじゃないけど外は歩けない。稲妻がギラリと、何度も照り付け、直後だったりするタイミングで雷落ちてる。

ちょうど、終業間際に、今日やっといたほうがいい案件が浮上して、あーもう、今日ヨガキャンセルしよう、それで更なる空のギラツキを感じながら、キャンセルしてよかった、こんな中、無理だよね、外出。と確かめてた。

もりもりと、残業して、野菜炒め食べて、お風呂入って、寝た。

TORABARA ふみづき9日

おしごとが終わったとたんに、赤ワインとチーズを用意した。今日は、ラジオ三昧だった。radikoというアプリで、一週間以内の番組を聞いたという意味。自分の場所で地に足が着いたとかんじる。ほっとする。

わたしの近ごろの、癖、痒くもないのにどこかを掻く。顔のどこか。鼻とか、額とか、顎。これはなんなのだろう、なんとなく、架空のしんぱいごとがあるからかも、と思った。なにかしらの、おもはゆい、かんじ。

父の、栄養素摂取の方法だとか的だとか、DNAとは別のところに、ひとはその魂の拠る瀬を持っているのであり、その星がまるで違うことによる、もうこれは、知り合いであることをやめた方がいいレベルで、わたしにとっての彼は、犯罪者にしかなりえない。

なぜに、ひとのあしをひっぱるどころじゃない、醜い姿をわざわざとどめ、それを活字にして本に載せ、さらに得意げに、詩を書いたと、ふんぞりかえっている。目次で自分の該当する項目を読みなさい、という配り方をしたらしい。そこになにが書いてあったか、このひとを地獄に落としただけでは済まないような、ひん曲がった神経、

彼は、経済的な敗者。その怨みを書く事にぶつけているのか、もう、なおしようがないきちがい。まさか。

わたしは、点検する。失ってまずいものがあるか、無い。とおもう。実家の土地や建物を、何も相続できないことの支障はあるか、村娘みたいな強欲な姉と、義理で息子になったという旦那に、ぶんどられる。それをわたしが恨むか。

天罰は、わたしが与えるのではなく、わたしが天の意志であるかの如く、その的を間違えないで、その罰を見ているきがする。それで、いまここで、生け贄についても述べないでおく。

話題を変えよう。ワインが特上で美味しかった。

TORABARA ふみづき8日

出社。朝なのに、おはよう、ではない挨拶コトバを言う、おばさん。いきなり、おつかれ。と言われたけど、すかさず、

おはようございます。

と返した。なんかさわやかさに欠けて気分わるいとおもってたところに、昼ごはんに一緒に行くことになり、ああ、このおばさんに、悪気があるわけじゃなく、ところどころの、ガサツさなのかも、と観察する。

気候が、ちょうど一年前にゾウの国へ行った日と似ていて、わたしは勝手にゾウの国への陶酔をしていた。それでおばさんにも、ゾウの国の話したり、写真まで見せてあげた。おばさんから発信してくる話はほぼろくなものが無く、それならば先手を打って、しゃべりたいことだけしゃべることにする。

シゴト終わってから、海の方へ。夕焼けの映ったビルを見た。船着場から前に日本橋まで船が出てたけど幻だったのかな、と行ってみると、船。再開したというので乗ることにした。

かっこいい形。
海からの眺め
海の、クルーズよ
海路。どうでもいいけど、船会社の男二人が船の中で、かなりくだらない私語が止まらなくなっていて、ネジが外れた人たちかとおもった。時折、トーン強めな発声で、ガイドっぽいことも言ってるけれど、客を楽しませる態度ではなかった。わたしは、いきなり五回券を購入していて、これにあと4回乗るのかよ、回数券買うなんて失敗したか、と危ぶむ。あいさつだけは馬鹿みたいに丁寧で直角に体を折り曲げたまま数秒間じっとしてた。敬礼なの?必要か?

降りた場所には、思い出もあり、なんだかんだ、6年ぶり?で歩き慣れたコレドへ行けたりした。コレドへの散歩は、機会つくらなければ叶わないから、船でここに通う習慣を、あと4回持つのは、ちょっとよいかも。

夜の日本橋。

偶然が牽引しているようであり、わたしにふさわしいさだめ。だったのか、わたしが全然自分の手柄のように物事を想わないのだけど、とっておきな機会が次々と授けられているように振り返って、ハッとした。

まるでまるで、綺麗なひとにしか起こらないことがわたしに起こってきた?という振り返りをした。夜景の三越前の辺りの道路、雷に打たれるように、ビビビビ、と自分の遍歴を照らした。

客観的にながめると、自信持ったほうがいいひと。だとおもう。

TORABARA ふみづき7日

七夕。夜、ヨガへ行く。山登りした翌日なのに、筋肉が、いいかんじに伸びやか。変な痛みが無い。

スーパーに寄ったとき、日本一だと思うスーパー、そのレジ係のメンズが、レジ打ちアスリートな凄技で、とにかく、マッハだった。徹底したプロフェッショナルって、気持ちいい。レジ、打ってもらうアトラクションみたいな楽しさ。帰り道、わらいがとまらなくなるほど。

七夕の短冊を書いたりした。空高く、ロマンチックな気配がある夜だった。

TORABARA ふみづき6日

朝から、わくわくした気分が高まり、今日は登ろう。大山阿夫利さんへ、出発した。

ケーブルカーの券売コーナーで、わたしの前の人で締め切られた。え?にじゅっぷん待つなら、歩くか。女坂、入り口あたり。
七不思議の、三つめ、一晩で爪で彫ったお地蔵さん。一心に集中すればなんでもできる喩え。
羊さんも登った。
大山寺。ひとけの無い参道です。
とかげさんが迎えてくださる。
もうおひとかた、この銅色に輝く虫さんにも遭遇。こちらは下宮から奥の宮へ行く途中にいらした。

下宮まで辿り着いて、参拝をして、霊水を汲みました。奥の宮への参道入口でお祓いして、100円のお守りをいただき、登り始めます。いきなり急な階段がつづきます。

登山道。石の階段を造ってくださった先人があるからこそ、歩かせていただける。

夫婦杉。大木。
すくすくと伸びゆく木
枝を真横に伸ばす木
ゴロゴロしてる道がつづく
夏の日差しが、なんてなんて好い日。
あの山の向こうに富士山がある、富士見。前回はもっと手前で霧。今回は青い色の山が少し見えた。
登山道
紋白蝶が、道案内するみたいに、わたしの周りをパタパタと、しばらく飛んでいたのだった。画面、左の上のほうに、光ってる白、写った!
山からの景色
白樺が生えてます。
到着。銅の鳥居
やっほー
霞みながら、雲の囲みと下界が見渡せた。
やっほーー
光がまるで太刀のよう。
阿夫利のご神木
麗しい。
大山さん。とにかく前回が全く体力によゆうがなくて、今回初めて、こんな木がある!とか驚いた。足がつらないために、塩が効く、と聞いたので梅干し、強烈に酸っぱいやつを食べてたら、猛烈にのどが渇いて、水が足りなくなるところだった。
頂上の、なにか建物を建てるための寄付を募るポストがあって、ちょうど集金の係のひとがポストを開けていて、かなり時間をかけてネジを巻くような仕掛け、なんだかわたしも納めようという気持ちになった。なにゆえに500円玉を入れたのだか、気前が良すぎて、じぶんでどうようした。

前回登ったときとは、また別の表情があった。
下山中。わたしの影は、じぶんで、わたし。っておもう。

頂上にいるときに、ギラリと、太陽が雲間から出て、直な光を放ったときの、白く抜けるほどの強さが、よかった。

温泉に寄って、足をよくよくマッサージした。靴を洗えるようになってるブラシの付いた水道で、靴を元通りにする。

いろいろ、良かった。大山阿夫利さんへは、また行くといいよ、太刀を授かったので、一年、神棚に置きましょう。ほんとうは、多分?先ず太刀を授かり、一緒に頂上へ登山して、自分の部屋に納める。なのかも。いろいろ、やってみるといい。今日、ここに来たことも、好きご縁だった。

TORABARA ふみづき5日

出かけなさい、という指令みたいなのが、昨日の変な朝礼で宿ってしまったせいで、わたしがわたしに戻れない。朝、大山阿夫利へ登山する気まんまんだった、ような気がしていたけど、からげんきというか、登山を「してみせる」行動動機が、わたしのものではない。それでやめた。

換気扇を洗う。2週、スキップした。すごく汚れてしまってるかもと、自分の怠惰を責めてたけど、なんのなんの、さらり。と新品同然に磨きあがる。これからもお気楽にね。

わたしは大好きなカフェテリアでかき揚げ蕎麦を食べたいのだ、生ビールも飲もう。そして、お洋服を買いましょう。じゅうにぶんにじぶんをあまやかすことが、今、ひつようなこと。

お洋服モールに到着。気に入って通っていたお店が今月で閉店するって。今日、来て良かった。知ってよかった。前から憧れて、まだ買えていなかった一着を、手に入れた。冬用のダウンも、わたしの未来の服。と思って買う。赤い格子柄ワンピース、色違いで少し形が違うやつ、黄色茶色の格子。を持ってるから、買わなくていいや、と思ったけれど記念なので、いつも接客をくださる知り合いのひとへのご祝儀みたいに買う。嬉しいのかな、服がいっぱい売れること。おまえなんでそんなにいっぱい買ってんだよ、キィ。なのかな、わからん。

そのひとに、バイバイな日。

こちら、一昨日のランポー玉の花。おためしで開花したり閉じたりしている。ランポー玉の、性格が垣間見えますね。

お洋服を買いに来てるひとたちに漂う、幸せでお洒落な雰囲気が好き。綺麗なお洋服選んでる時間は好き。今日も、夢心地でございました。

TORABARAふみづき4日

父はいったいあの本の中で何を言ったか、嫌な念が付き纏ってくる。実の子に対して、「子に非ず」と言ってあった。非。この字をあててきましたか。こちらへの打撃が、爆弾級。父の思念に触れていることが、ケガレに手を浸しつづけるようなかんじ。ということは、既に体験して知っていたのに。まんまとまにうけた。

非、という文字のつかいかたで、これはトラウマになりそうなやつ。字を見るだけでヒリっとするようになってる。この気分を変えるために、と、なにがなんでも打ち消すべき、被り事。と、だんなは位置付けた。いえいえ、その前に、父よ、自明なことだろ。最初から、言わなきゃいい。

書かなきゃいいのだ。

シゴト先のはなし。雑談をしている時間があって、苦手なんだったっけ、あたりさわりなく喋ることが、なんか、出来なかった。わたしと向き合う出来事が濃いと短く終わるし、薄いと長引く気がする。つまりここは、薄いって丈で長い。

週末になったのだけれど、ワイン飲んだら、変に体がむし暑くなってた。旅行のことを考えよう。ネットの質問コーナーで、旅行先を組み立てるやりとりを読んだら、やたら能天気で楽しい気持ちになった。国内旅行、観光。7日くらいかけるって、羨ましい。

TORABARA ふみづき3日

夜中に目がさめて、夜風が心地よく涼めます、ツーっと吹く風が、気持ちよかった。2時間くらい、起きてた。それで今朝は、遅い朝ごはん。朝ごはんを食べながらシゴト開始時間になってる。

昨日、旅をセットして、唸るほどの絶妙な、泊まる場所、バスも新幹線も、うまく組み立ててたりして。充実した計画を立ててみよう。

ところで、ぐるっとパスは昨日までで期限切れになってる。このたび、なんだか素通りするような使い方になった。行ってみたらその日は無料開放日だったり、せっかく行ったのにカード持ってくるのを忘れていて料金を払ったりした。それと、ぐるぐるしてることに飽きた。しょせんがおぎょうぎがよい客。の分際で、展示をされているという、制限の内側の枠、枠にはまっているところを、「いいわねぇー」と言って廻ることが、なんだかな、もう退屈、というか。

ほんとうに行きたいなら、その料金を払えばいい。

老人の時間には弾力がなくなる。無料だというだけでズルズル、1時間30分長くかかるルート、はぎれよく20分で行けるのに、ただただ、電車運賃の200円に支配されていることにあまんじていられるらしい。安売りを買う、についても、崩れやすい、冷蔵されてるほうがいい、お豆腐を、遠路はるばるその一丁を買ったという。

夜の時間に、久しぶりにキリトリさんをした。

月曜日のことで言い残していること。わたしが暗い気持ちにならないための偶然が次々と起こる。寝室で、ケイタイをノートパソコンの上に置いた拍子で、これがいったい何に作動したのかはわからないけど、とびきり光輝くニュースがいきなり、始まる。画面が点灯して、いかに大谷が奇跡かというYouTubeが流れだしたのだ。なんかわらっちゃう。

陽気な現象は怪奇現象の真逆、なんと呼ぶのかしら。