TORABARA しわす4日

ラジオの放送の、過去分を、けっこう聴いた日。もしも家での作業が増えたら、延々とラジオきけてシアワセ。とおもう。

磯一明という人の書いた本、と今の私は目が合って、とても面白く読ませていただいた。ビジネスが成功してなんぼ、の世界に棲んでる人っぽいから、わたしとはズレたかしょもあった。

人は、生き様を示すからこそ意味があると書かれている。わたしは、生き様は、しめさなくていいようなしあわせなじょうたいもある、と思う。しあわせ、じゃない生き心地なまま、というのもある。とおもう。なんていうか、人によって養分の摂り方がまるで違うのだと思っている。

その養分による特長を、人は帯びるのだと考える。ほうれん草が栄養源になるポパイ。外界に対して戦いたいのか、しょうにんをされたいのか、それどころではない暴れた何かと同居するひと。それは人によってちがう。

なにに向かうか、これは、人の勝手というものです。なにも一元的に癒しを説くのはちがう。一元的、という点で。政治的に爛々とする命、悪人の混乱した脳の中。後天的に文化による洗脳は浴びていて、ようするにひとの数だけ、世界は存在する。

わたしは、何をしようとして生まれてきたんだっけ。

本を読み進めている時に、思想がぐいぐい走る、この疾走感が気持ちいい、読後感でした。

「魂の目的を知れば、人生はうまくいく」

TORABARA しわす3日

生クリームをどうしても、使ってしまわなければ。というのをノルマにはしたくない、とはいえ昨日、がタイムリミットだったかもな生クリーム。ビスケットを作った。

これが、やさしくやわらかい、なんてなんて美味しいのか。という仕上がりで、とてもにんまりといたしました。

小麦粉200gに、冷えた小さい四角にカットしたバター70gを、手で擦り合わせながら混ぜる。手の温度で、なじませるのです、さらさらと。ここで魔法になる気がする。加減が、ちょうどよくなる。ふくらし粉大1、お砂糖大3、塩小1/2。生クリームは60cc。ゴムベラでまとめて、6等分してオーブン。190度、20分ののち、ホイルをかけて焦げなくして、160度で30分。

これは、自分の手そのもので捏ねてるから、自分の手の味がしていた。

TORABARA しわす2日

しごとが終わってから、一路、池袋ジュンク堂書店へ行く。本の背表紙を読んで回る儀式みたいな時間だった。瞑想というか。長々と、多岐にわたる分野の、どんな本がどの辺りの棚に並んでいるかを、ただ徘徊している。

自分を、確かめている時間。今。なににどれくらいきょうみがあるっけ。なにをしたいか。どれくらい?

たっぷりとふくよかな気持ちになって帰路につく。閉店15分前まで居た。

ゆうにさんじかんいじょうも居た。

TORABARA しわす1日

結婚式を挙げた神社さんへ行く。

黄金色の銀杏。
阿吽の吽
阿吽の阿

この結婚どうなの。と思った時に来て、みくじを引くわたくし。みくじの答え次第では、どうなるかわからないよっ、前回、2つの道、どっちでもいいよっと出た。別れてしまっていい。という意味に、ぎょっとした。今回は、中吉。

争いは家庭を闇にする。睦まじく。

だそうです、ここは、家に戻って、仲直りをするか。

人は幸せになるために、神様の祝福を受けて此の世に生まれ出でたのです。さあ心豊かに実り多い人生を歩みましょう。

書かれていることを読んで、涙がこぼれた。わたしに言われている。という言葉だった。

ショッピングモールへ。だらだらとお洋服を見て回るって日にした。間近に鏡があって、眼鏡をかけていたのでありありと、わたしはわたしの顔にシミがあるのを見た。このひと、けっこう老けてるっというかんさつ。ゆらぎはかぎりなくやわらかいのであり、やさしくあつかわねばってひとに映る。合わないコトに齷齪している場合ではないことを悟る。

いい物をいっぱい見つけて、お買い物、楽しかった。

TORABARA しもつき30日

近所の老人と、国立博物館へゆく。人でごった返していた。本日は法隆寺のお宝を見ることにする。

こちらは最寄りの公園。

電車に乗って間もなく、お店のお客さんだったひとが乗ってらして、おもいがけず、老人の近況などを話した。この方は、地元の名士、とでもいうか、なみなみならぬ敷地に豪邸をいくつも建てて、そこに各界の、大物が入居しています。ようするに大金持ち。

会話の中で合いの手を入れるみたいに、老人のことを伝えた。すばらしいわたくしの役割。わたしがお店にいたことを知るひとは、ほとんどいない、幻ななかで、おそらくうすうす、わたしも経営側にいたことを、流石、名士はご存じなのだ。

法隆寺の宝物を慈しみ愛でて、浅草へ移動して、お蕎麦と、大関の熱燗よ。そして最寄りに戻ってきたら、またしても元客にばったり会う。なんと、今年二度めの、先生が現れたのだった。不思議。

道中、先生の話題をしていたところだった。老人が先の、美術展覧会をして、先生のことを呼んだのにいらっしゃれなかったって。日本に殿堂入りしたような文学賞がふたつあるうちのひとつを、受賞されたかた。日本中にお名前が轟いたかた。と、ざっくばらんな立ち話をしていて、いやー、行けなかったよっと、まるでここで喋ることになってたみたいな話始め。わたしは、さっと、老人の近況をこの先生のお耳に入れましたとさ。

世界が、回っているのを、ここで手中でたしかめてゆくような、持ってるって日だった。

東京博物館の銀杏。
浅草寺 五重塔と銀杏。

TORABARA しもつき29日

酉の市へ行った。さんのとりがある、年。夜に賑わう、大國御霊神社さんの、境内の気配が、とても好き。

商売繁盛、繁盛繁盛繁盛!!!

人形の半紙、和紙?に名前を書いて、体の悪いところにかざして息を吹きかけて、さらさらと泉の水の流れでながす、人形流しをする。体がとてもすっきりした。

雷鳥ちゃんも連れて行った。

熊手は、一番ささやかなやつにする。商売が繁盛しすぎて次の大きさの熊手にいたしましょうと来年言えますように。

TORABARA しもつき28日

シチューを作った。さつまいもを入れてとろけたから、甘い、いいかんじになる。

ブルーベリーマフィンも、焼きました。生クリームを入れたほうの味は、お店な味です、豆乳で作ったやつよりも、生クリームが美味しい。

ぐいぐいとワインのんだらねむくなっちゃったわ。

TORABARA しもつき27日

昼前に、お洗濯を始めようとして洗濯槽をパッと見て、ヨゴレてることに気付く。それでスポンジでこすり洗いを始めたら止まらなくなり、プラスドライバーを持ち出して解体して、内部のプラスチック構造の部品、隅々まで徹底的に洗い流し、磨いた。様々な長さと形のブラシを駆使。ぬめり、を取り除いて、なんて清々しい。

そして昼休憩の時間が、終わっていた。半年も経ってないのに、どんだけ汚れるのか、手がかかる。強力な液体、塩素系なやつを、忌みきらうので、今後も、ソフトに洗いたい。

ただし、仕上げは、ハイターの力を借りたわ。キャップ1。

紙の請求書をWeb版にすると、発行手数料がかからない、とかでその手続きをした。それとすでにWeb版になってるらしい請求明細、の行き方がイマイチわかってなくて、ほったらかしてたのを確認出来るようにした。パスワードがどうのこうの、二重にパスワードを設定するとかで、このややこしさよ。

毎度、IDがわからなくなりました、からの再発行などをして辿り着くのに10分以上、かかるようならば、わたしは紙版の方が馴染めるのかも。

LINEに、この日記にも書いたことのある人物から、お友達かも、の通知が届いていた。滅多に見に行かない場所に、つい23時間前に。これがわたしを、励ました。

わたしは今、何にもしていない。曾て、私もその人も、舞台衣裳の仕事をしたりしていて、その人は、太く作家活動に入られた。現在は有名人な人物が、そちら側から、ここにアクションを入れてくるとは、わたし、なにものなのよ、という驚き。

何かしなさいってば。というサインを、受け取った感じ。