TORABARA やよい20日

どこへ行こうか。服、買おう。アウトレットモールへ、いそいそと、出発した。

白いお洋服をあれもこれも選んだら、すっかり春になったわ。気持ちが。

帰り道、熱いコーヒーをいただきたいとおもいつつ、まあ、家に帰ってからにするか。でいて、本屋さんの文具コーナーで、時計の針がぐいぐい進む。隅々まで見渡して、ほんとうに欲しい物を見極める。子供の頃は駄菓子屋へ日参りして、同じ事をしていたのだとおもう。

隙、余白?

こんな時間を育むことで、わたしを、ぼうっとした空気が、包む。のかも。

昨日、上等な飴、小さい丸い缶だけど、開けるときにコインをひねって開けるやつ、電車の中で、わたしのカバンの中で、くっ。とやって、ふた粒いただいた。まんぞくじゃ。そして缶のフタを上から押しただけにして閉まったつもりだったけど、捻って閉めるって缶だった。今日、飴が缶の外にこぼれていて、あららら、ねじること忘れたってこと。

TORABARA やよい19日

朝、雪が舞い散っている。家の外付き階段に、積もり出してる。この天候では、家で過ごすか、と、1時間近く半身浴をしたり、温かいココアを作って、いただく。

昼頃から、空が白いままあかるくなり始めて、雲だらけの空。神社へと、出発した。空に、太陽の輪郭。あんなに、雪だったのにふしぎ。傘をほとんどささない。

美しい光

お食事処で、かつ重をいただく。そういえばだけど、ここって、休日も平日も、落ち着く店だからなにも平日に来なくてよかった。休日だとザワザワしているけどいい店に平日に行く。というのをやりたいのだった。平日お出かけするってとっておきで貴重なのだ。

海の上にたゆたう、雲。じっさいの様子は、写真にうつらない。重力をかんじられる、この高さを、ぐるりと雲。

美術展へ行ったのです、行きたかった、ダリ展。わたしは真っ赤なタイツを穿いた。白オーガンのオーバースカートとあわせた。ダリ展の画集が真っ赤だった。わたしのファッションがふさわしいっておもえて、いい気分でした。

だんだんと、夕日のピンク。遠くの工場の煙がななめにもくもくしている。
ぎゃー

富士山です!帰りのバス車窓から。シルエットが、ふっと窓に立ち現れ、おどろきだった。この暁の空が見れたなんて奇跡的なギフト。

TORABARA やよい18日

昼、銀行に用事。入金とか。図書館へも寄る。

駐輪場から自転車を出すとき、通りがかりの人が、なんか落としましたよというので振り返ったけど、わたしのじゃなかった。きのこ。

きのこ、ちがいますか、とすぐ近くのひとに声をかけたら、あ、それわたしです拾います、ってさ。口々にきのこきのこ、と言葉を交わしてて、なんかかわいい。きのこ、大事だよねーとか言っててほんわかとしたひとときだった。知らない人が三人で。

夜になって、なかなか、仕事が終わらない。断片的なカクニンしてたことを頭に残してやれやれ。終了した。ちょっと横になったら、復活した。

チョコレートパウンドケーキを焼いた。ブロッコリーを茹でた。お外へ、コンビニに粗大ゴミ券A券を買っとかなきゃだった。寒い中、行って、帰宅した直後から冷たい雨がしとしと降り出す。間に合った。よかったー。

爪を切る、髪を洗う、は翌日にしよう、今日は寝よう。

TORABARA やよい17日

出社。電車に遅れがある。と聞いて、それをかくれ蓑みたいに、しばらく公園へ行く。1時間近く遅く、出社したことで、みちがえるほど、世の中がキラキラした。自分の時間。に、ギアを入れたかんじ。

お昼に、中華麺やさんにて、ドリンク券が当選した。生ビールは、けっこう大きなグラスらしくて、ジンジャエールにした。ビールでよかったかもよ、生ビール!と言ってみてからやっぱりやめとくか。って時にクスッと店員さんと笑い合う。ゆるゆるとしてるな、なんか今日。

夜は、ハンバーガーを食べることにした。アボカドチーズクラシックバーガーです。それとビール。やっぱり。飲みたかったみたい。そして激うまなビール。

帰宅して、しばし湯船につかって、眠りました。

TORABARA やよい16日

昨日選んだ雑誌が、目が合うかんじ。そこに書かれている記事も、ぐびぐび呑めるかんじ。メリーゴーランドみたいな一巡をしているのかも、時を経て、かつて挑もうとしたことと、再びめぐりあった。

今日は、ずっと家にいる。午後に、図書館へ歩いて行き、図書館から一番近くのスーパーへ入る。何年か前に来たことあるスーパー。本はたっぷり借りて、さらに、ざくろジュースとか買ってて、けっこう重たくなってしまってる。せっせと持ち帰る。

家の掃除を、2カ所したことで気が済む。夕方から、ずっとおあずけにしていたミシン仕事を始めた。どのように工夫できるかを探す。

今日は、自分史上、最高な美味しいサラダを作って食べた。わたくし好みとは。アボカド、完全な食べ頃。ゆで卵、カンペキな茹で具合。アスパラガス。リコッタチーズ。すべて同じくらいの大きさの、乱切りにする。塩胡椒。マヨネーズ、なるべくすくなめ。以上。

たあいないけれど、総て、最高級な食材で揃えた。めちゃくちゃ満足した。

TORABARA やよい15日

充実した時間の日。やるべき事で満たされている。

昼まえの時間に、ワインの買い出しをした。そのまえに、なんのために開けてるか不明な文具屋さんの、店へ入る。なんにもしゃべらないで、店の商品を見回る。店にはわたしの他に客はいなくて、店主は接客が下手なのか、気まずい。趣味だといえども、誰が何を買うのか、品揃えが、帯に長すぎるというか、文具愛に溢れているのだけど、いざ何か必要って時にさがせないかんじ。これが商売だなんて、ここを見てると、自信が湧く。すきなものを棚にならべましょう。ならばわたしに出来るよ感。

スーパーで焼き芋を買う。八百屋さんで、いちごを箱ごと買う。別のスーパーで、特価な肉、他を買う。家に戻る。肉は小分けして冷凍庫へ入れなければ。この作業するためにエプロンを装着。

ヨガへも、行く日。マットを、肩にぶら下げて、なかなか大荷物で、電車に乗る、というのを試した。いかにも、このひとは、ヨガするんだね、ヨガヨガオーラ、みたいなのは、ちょっと躊躇ってたけれど、だれもなにも気にしないだろ、という気の向き。

ヨガは、回数を減らしたことで、じっくりと味わえるようになった。そののち、シャワー浴びて、お化粧して、映画を観た。同じ界隈で、いろいろ楽しめた。

アキカウリスマキが、特別な映画館をオープンしているらしい。ヘルシンキから、車で1時間の、もともと炭鉱の町に。村への、溢れる愛情、そのひとのままで、なにをやっても、それが作品になってゆくような境地。車を運転する速度すらが、完全なタイミングに乗っているかんじ。

すこし古い時代に、人としての鼓動が健全だったおぼえがある。ああ、ここにはそれがあるなー。という、時間を味わえる映画だった。

帰宅して、赤ワイン。パセリのスパゲティに、ミートソースをかけた。サーモンと玉ねぎとケーパーのサラダ。モツァレラチーズとプチトマトを和える。ナッツをつまむ。

TORABARA やよい14日

秀逸な本を、読んでいる。必要なことが、ちょうど書いてある、呼ばれるように借りてきた本、2冊。

(旅のつばくろ、沢木耕太郎さん、の御本のことは、数日前に書いた)

6カ国転校生 ナージャの発見、キリーロバナージャ。読みながら、感嘆した。教育、という領域は各国にあり、それぞれ、教育になにを含ませるかが異なっていることに、グッとくる。

わたしは10代のときに、アメリカの大学で、お遊戯みたいなクラスを履修した経験があるのだ。日本のろくりゅうだいがくが、日本人だけの移動クラス、先生はアメリカ人。というカリキュラムを用意して、これを、その冴えない私学に呼び寄せるウリにして、私はまんまと参加したってこととおもうけど

経験は、生きる。とても頭も体も柔軟な10代、に、アメリカのカルチャーが注がれたことの意義は、あったんだな、と、本を読んでいておもった。

日本の基準どおりの枠から、外の世界を見たことで、物差しの窮屈な当て合い、から逸して、羽根は生やしている。授かりこととしての、外国体験。そして、太く確信をする。

自分にとって、ふつう。な自分でいること。ふつう、こそが実は個性なんだという、真理。ややこしくはない。苦手を克服しようとする勿れ。いくら少し克服できたからといって、そんなには満たされない。むしろ絶望するぜ、と書いてある。

縦に横に、わたしたちの囚われを、じゃくじゃくと裂いてゆく、非常によい本でした。

TORABARAやよい 13日

しごと先の女のひとがひとり、辞めるらしい。今日、知った。このことは、もっと前に、話合われていたのかも。家業を手伝うんです、は嘘。しょくばの人間関係を、葬りたい。が本音だろうよ、だいたい。

口の利き方を知らない、若い娘がいて、やめてくれないかなって考えてたところ、別な女のひとが辞めちゃうってことか。ちぇっ。と思った。わたしからは、揉め事は見えなくて、口の利き方をあいかわらず知らない娘、に注目してしまったせいで、ますます、こいつなんのつもりなのか。と、なにかにつけて思ってしまう。

こいつって方も絡んだトラブルなのかな。

ところで。わたしの見たドラマは、一世を風靡したような女優さんのやつだった。一級の芸事ってこと。名前を知っていて、見たことなかった。じぇじぇじぇって言葉は、流行ったよね。こんな顔してるひとだったんだね、世間に疎い、テレビの無い家に住むわたくし。

10代だったひとが30代になって、やっと知るって遅すぎだね。