お部屋の、デスクに向かっているとき、窓から、金木犀の香りがはいってきた。
豊かさをかぞえれば、かぎりない。昨日までの壮大な旅があたまによぎりつづけている。家のうちがわも、親しい空気で満ちている。
夜は、たらこスパゲティだった。大葉を買い忘れていて、あした、ちゃんと完成した、大葉も盛り付けたたらこスパゲティ食べようとおもう。
早い時間に寝た。
お部屋の、デスクに向かっているとき、窓から、金木犀の香りがはいってきた。
豊かさをかぞえれば、かぎりない。昨日までの壮大な旅があたまによぎりつづけている。家のうちがわも、親しい空気で満ちている。
夜は、たらこスパゲティだった。大葉を買い忘れていて、あした、ちゃんと完成した、大葉も盛り付けたたらこスパゲティ食べようとおもう。
早い時間に寝た。
朝になっても、行く先が定まらない。乗鞍岳へは行ったことないけれど、もし行くならば、7時発の電車に乗らなきゃだ。朝、ちょっとのんびりしたいかな。行く先は上高地か。
今日のタイミングの、噛み合わせみたいなの、なんかすごかった。切符買う時、いっこまえに、インド人の集団?ゾロっとしたロングスカートはいた、おっかさんが5人分の紙の切符を、一枚ずつ、購入していて、時間経過、もう電車間に合わないかもっ、出発2分前にやっと画面操作した。現金しか使えない、え?手元にせんえんさついちまい。しか残らない出費。改札を通過して、廊下走ってホームへの階段も降り、駆け込んだ。発車ベルが鳴りだした電車に飛び乗れた
のだけど、現金ないのは不安じゃんよ、と、しんしましま駅にて、乗りつぎのバスに乗らないでキャッシュディスペンサーを探す。無いので、駅の人に聞く。あっちよ、コンビニ7。あなた、このバスには乗れないわね、と。コンビニで現金を下ろして、バス停に戻るとき、発車まで2分、走れば間に合う。走った。
間に合ったし、バス車内に、ちょうど私が座る席がひとせきだけ空いていた。なにもかもお約束どおり。
よかったー!朝のよんじゅっぷんが有ることは貴重。到着がよんじゅっぷん後になりそうだったなんて。
この後は、どんよりとした天気でした。雨が降らなくて良かった。
7月に大雨だったらしく、板の道が、いまも通行止めなところがあった。川沿い。
最終のバスで、松本へ帰りました。特急へののりつぎの時間がびみょうで蕎麦を食べれなかった。蕎麦屋に、何人も並んでいた。次回は、蕎麦食べたい。です。
朝日が、旅館の年季の入った窓に差し込む。いい日になりそう。
早朝に、露天大浴場に入った。大の字に体を伸ばした。朝ごはん。CDデッキから、演歌が聴こえている。これも、いいね。里山にあるなつかしさ。
電車で八千穂。数分後に千曲バスが来ます。
麦草峠から、白駒池へ、歩く。スポーツバッグは、木の切り株にデポ。
そして、1時間かけて、登山。高見の森です。
こここそ、天の恵み。今日という日こそ、天使が舞う、祝福そのもので満ちていた。
山荘の売店で、ホットカリンジュースをいただく。ここから、丸山の頂上を経て、麦草峠に帰る。
山道が急な登りで険しいっと地図に書かれていて、山荘の女性スタッフの人にも、あなたがのぼるのはムリ、くらいな勢いで止められた。わたしの風貌は、山登りが下手なかんじするのか?ゆっくり、登って下さい、2時間かけて。みたいなことを言われたとおもうけど
20分で登頂できてしまう。あまりにも呆気なかった。それで可笑しくなってた。
丸山から、麦草峠への道は、地図でいうところの波線を歩いてしまったかも、道なき道、とかがあった。何度か滑った。滑り方が上手だったので、ケガはしなかった。服もよごれなかった。
中年というか老境の女性、(バスを待つ)60才前後の集団がいて、遺産相続と病気の話題を、大声で交わしていた。空間を間違えた。今、この山荘の喫茶コーナーには居るべきではなかった。公共の乗り物に乗る欠点は、耳栓が必要な場面に、いくつも出くわすってことかも。
老境女のエネルギーを、注射で取り出せたとして、痴呆になった女(延々と徘徊)と、理屈をしゃべくる女と、おそらく同種な成分が検出される気がする。恥じらいの壊れ方、というのかな、大量に直線的なパワーが放出された状態。
これを、浴びるのは、たまらない。喚き合う女達の、会話は、まるで美しくない。地獄界、修羅道における戦いのこころ、餓鬼道における貪欲に囚われたこころ、あたりを体現されている姿かと思われます。
わたくしは超人的な力を有し、享楽的な日々を過ごす、天道の世界。に近づく年のとりかたをしようと思う。
バスの車窓から、たっぷり景色をたのしみました。松本泊。
朝4時30分に起きて、5時30分には出発よって朝。荷造りもしつつ、朝ごはん食べた。特急列車への乗車が間に合った。
茅野駅に到着。荷物を駅ロッカーに入れた。ひとつだけ、空いてて、パッと入れられた。行き先は、直前でバス、混んでいない列。車山高原に決めた。やっほー
登山道へ入る。
頂上にて、大粒レーズンの入ったマフィンをいただく。私が焼いたやつ。立山のお土産屋さんで調達したレーズンで、焼いたのよ、と車山さんに見せた。
神社さん、四柱が囲んでいる。1800メートルから1925メートルまで、柱をもち上げるのだそうです。天に近づくから、何でも願いが叶います。だそうです。
車山は、登山道の趣きが、ぜんぜん異なる道が何本もある。ほんとうに面白い山でした。ぽかん。とした丘みたいな形。
小海線に、鹿がぶつかって、電車が止まってしまった。ワンマン運転の、女性運転手さんが、自ら、電車のエンジンを切り、外に出て、鹿さんを脇に葬った。なんじゅっぷんもして、運転再開。骨がくだける音がしたのだ、ゴリって。
わたしは、電車、というか銀河を進む夜汽車。の中で、今日拾った葉っぱを、紅葉ハンドブックで調べていた。それと、お酒、横笛を飲み、諏訪の白豆の菓子を頬張っていた。
お宿への到着は、すっかり夜更けだった。星空が綺麗。夕食が温かくて、熱燗もいただき、なんだかいい夜。温泉が、とろりとやわらかだった。
しゃべり慣れている相手とだけお喋りしていたひとが、気を遣ってひととしゃべった、ことで、しゃべり言葉にしなければ、というスイッチが入って
入りっぱなしになっている日。
うるささを、蝿の文字を使うのって、まさしくこの、ブワンブワンと脳内を駆け巡る、しゃべり言葉製造マシン化しそうな〝it〝を表現してると思う。うるさーい。
久しぶりに庭園を歩いてみたい。朝早いと、年寄りが群れになって庭の解説する、そのひとも年寄り。なガイドツアーが開催されて、よたよた。どんより。覇気とか活気とは違う、家の中に居場所が無くて外に出てきちゃったひとたちの臭いだった。足早に通り抜ける。
石でできた橋は、いい風が吹き抜けて、いい処だった。月見とかするらしい橋。
すぐそばの本の、ミュージアムへも行く。とにかく私の脳内の騒音。昨晩の会話を続けている、まるで読んでる文字がはいってこない。やり直し。最初から展示されているテキストを、ちゃんと読む。何度めかでやっと、ああ理解した。という症例っていうんですか、これ。
次。美術館にはいってるホテル系喫茶にて、サンドイッチ。迎え酒みたいにグラス、白ワイン。お庭におちる木漏れ日をぼんやり眺めた。まだ、脳内ノイズが消えない。そしてここのボーイさんがヌシになり過ぎていて、知り合いかよ、みたいなサービス、古風じゃね?今日、これは居心地が悪かった。
念は、歩き回ることで振り落とせるか。さらに上野駅から湯島駅への通路みたいに、動物園に入って通過しただけ。人混みが、ひどくて、あんまり見えない。象さんは、象の国みたいに、象使いのひとにつきっきりに世話を焼いてもらったり、お絵描きやボール遊びを教えてもらうほうが幸せなんじゃないか。同じ動作を繰り返す丈なようす、右左右左。見ていられない気持ちになる。可哀想。
いま、いちばんおそれている動物の、白いやつの、写真撮った。
明日から、山に行くので。
夕方、帰宅して荷造りをするはずが、さっぱり、手がかりがさがせないような気分。1時間、半身浴する。ごぼうと鶏肉と長ネギで煮物にした。春雨も入れよう。
それでまた、ぱったり、荷物どうするかあたまがまわらない。父に電話して、前回の旅の話をした。父は本を出版するらしく、わたしの描いた絵が表紙絵になる。何年か前に描いてたやつ。奥付けに、わたしのことを紹介する文を載せるとかで、捏造じゃねーか、みたいな思い込みをツラツラ言ってて、ゆだんならない。ちゃんと校正させてもらうわ。
いったん、寝る。
職場の人の集い。全員来るって。これを断りたくて重たい気持ち。もしもまだ、今の職場にいるならば行った方がいい。どうにかならないか。端に座ろう。
そして参加してみて、なんか、突き放しつつ、つながるかんじ。いい形している。
先日のわちゃわちゃしたおばさんは、嫌ではなくなってた。なにしろゆいいつ、長めにしゃべったことがある相手。おばちゃんの身内が病気してすぐに亡くなったことで、人生に対する観念が変わったらしい。人は死ぬ。あんないやなおじさんも、死ぬんだ死ぬんだ、とおもうことで、ゆるせなかったきもちがゆるせるようになる。だそうです。
開き直って、あけすけに突進するみたいな周辺への人あたりがある。らしい。
一年前の今日は、谷川岳へ行った。
今日は普通に、おつとめの日だった。朝、迷っていたお買い物の決算ボタンを次々と押した。夜、大粒のレーズン入りカップケーキを焼いた。
図書館へも行った日。予約していた本をピックアップ。山について。紅葉について。予約してた気がするタイトルの本が普通に本棚にあった。
何か、能力について。頭で限りある予知をする、それを「知」と名付けていた、外に、なにかその無限な、体が知っていることがある。
今日の本棚に並ぶ、本の面子が、わたしに出会うためにそろっていてくれている。というかんじ。
雨で、まったく外出しなかった。
同僚のひとと交わした会話が、何故に好きになれないか、を考えている。50代半ばの主婦が、へしゃげた声を出して、つまらない現実をなぞっていた。そのひとが正面に座って、安い方のビビンパをつついていた。
ケチくさい頭の中。義理で付き合いをした方がいい、という反射。何に何の意味を付けてゆくか、わたしにとって悉く、反る。しょくばのウワサ話、そこに悪意が混じらない話であっても。なぞっていらない。わ!
毛糸編みを少しした。セーターにするか、どうするか。ストールもいいわね。それと、おいしいワインの瓶を開けた。オーガニックなやつ。前に夏に開けたことがあり、夏の味。ってふうにわたしが覚えていて、
ワインのおいしい味が覚えてられるなら、ワイン飲んだほうがいいね。甲斐があるとおもう。