TORABARA ながつき29日

出社。気がつけば口角が上がっている。ワクワクとしていた。夢見が、よかった。屋久島のお宿と、わたしがカーディガンを忘れたことで繋がりが出来た。カーディガンは、このきっかけをつくるためにわざと、姿を消したのかもよ、屋久島へ持って行った道具は、まんべんなく役を果たした。生き生きと、意志を持って、しかるべき出番に活躍したということ。ヘッドライト。ポンチョ。防寒のジャンパー。

自分で漬けている梅干しを、ふた粒、リュックに入れていたのと、前泊したホテルで頂いてたお茶のティーバッグの濃厚な香りなやつ、夜明け頃、熱湯を沸かして水筒に淹れた。この満点な組み合わせが、至福だったね。

残業もして、来月末に閉店するスーパーで、買い納めみたいに食材を選ぶ。

帰宅。玄関前に、屋久島から届いた箱が置いてある。屋久杉のお盆を、おゆずりいただけた。手にした瞬間に、よろこびがこみあげる。家宝に加わった。

TORABARA ながつき28日

午後の、へんなじかんにヨガ予約している。どこかへ出かけるなら中断して行くしかないし、家にいても、結局、中途半端だった。ルーティンの換気扇掃除したら、ヨガへの出発時間になってた。

ヨガ終わってから、荷物をいっぱい肩に下げたまま、電車に乗る。屋久島に行った時の写真現像をした。

本望と、すこしズレるかんじが、いくつかある。去年、ヨガの教室に通うケイヤクを1年分して、その音源が、あまり原始的な音ではない合成音、音が加工されて、生から離れている、というのも、気に入らないことのひとつ。

極み。みたいにピントが合うことを、摑むこと。極じゃない、ヨガ教室申し込んだ直後に、徳島旅行へ行って、目の前を乗るはずのバスが暴走した、という出来事があって、世の中がわたしからズレてるかんじ。とおもった。

いまいちな、灰色したカーディガンを、捨てることにした。安価だった丈な特長。これの代わりに、高級な素材だし。と購入を決めたカーディガン。旅先だったこともあり、テンションの高さという勢いで、買っちまってる。今はまだ、ズレていると感じているデザイン。似合うようになるか、それはわからないのだが、

高級な路線に、自分を合わせにいく行動が、オーケー。と思う。掴んでゆこう。

TORABARA ながつき27日

晴れて土曜日。

午前中に、ヨガクラスの予定を入れてる。

白い曼珠沙華

帰りの寄り道で、お花やさん。定番のコースになっている。植木鉢にするか、水やりをする鉢が、けっこうふえてるから、鉢は、ふやさないでおくか。まあるい葉っぱで、かわいいやつがある。観葉植物の、いろいろな形を集めるのも、いいのかも。

今日は、切り花にする。目が合ったのは、ベイジュ色のバラ。お部屋の花瓶には、先客の百合も挿している。いいかんじ。

窓辺

屋久島の民宿さんに、忘れ物をした。カーディガン。レンラク入れてみたら、ちゃんと保管くださってた。別な場所に不意に落としてしまったとおもってたので、カーディガンが無事でよかった。

ついでができたので、作家さん作品の、屋久杉のお盆を、注文して一緒に送ってもらうことになった。お盆のことは、欲しくて、民宿は夜明け前に出発したので、買う時を逃していたやつ。フェリーで島を発つ前に、民宿さんに寄ってお盆買いたいかもってくらい、欲しかった。カーディガンが結んでくれたお盆のご縁。

午後。衣替えをして、夕刻に、近所老人と、駅そばのビル屋上で、打ち合わせのようなのをした。

不動産の運気が上がりますように。ひとつ、めぐりあいをして、なんじゅうねんもかけて、その土地の夢を育てるような、そういう仕事がしたい。世界中から、人が集まる。世界中の人が笑顔になる。

TORABARA ながつき26日

残業して、不毛な枯れた地にいるようなここち。まだ仕事が残っているときに、夕ご飯が運ばれてくる。ミートスパゲティ。冬瓜のスープ。赤ワインとチーズ。

ぐるりと、気持ちが回転して、リラックスしたので、仕事のPC閉じてから、1時間以内に、寝てた。

昨日出社がいっしょだったひとに、人あたり(食あたりみたいなやつの、人版)をした。悪意があるかないかは知らないけど、まるで話の部分も全体も、わたしにとって焦点が合わなかった。ランチに、いっしょに行こうとする圧が、迷惑。

なるべくことわりたい。

TORABARA ながつき25日

演奏会へ行く日。

しごと場所の、向かいのビルにて。大きなガラスの窓。橋がいい感じに見えてた。

ベルリンでの演奏家生活を終えて、日本に引き揚げてきた、という頃に、お食事会をご一緒している。トントンと、発展があった。大学の先生に職を得て、今夜は優雅で素敵な演奏会を開催されました。

今日わたしがここに来ることが、なんでもないこと。演奏をするひとたちにとっても、ここに来るためにシゴトを切り上げる、そのシゴト場にとっても、行こうが行くまいが、勝手にどうぞってことを言ってる。

わたしが、柱に、何かやってきたというのがなくて、世間の片隅にいる。今日配られてたチラシ、ドイツ語の歌詞の対訳で知る限りは、苦労したり辛い処遇だけれども生きる。みたいなうたが多かった。

縄文杉へ行ったことで、体が明らかに活性化した。

自分の体にある、忘れていたリズムが、目覚めそうになる出来事が連なってゆく。

TORABARA ながつき24日

なんか、業務ぎっしりあって、息をつく間もない。夜、20時を超えた。近ごろの、グダっとなる症状って、作業のくたびれか。赤ワイン飲んで、美味しいチーズ3種類をつまむ。

酔っ払って寝た。

縄文杉は、3000年以上も、育ちつづけている。生き物にとって、奇跡的な空気とか水とか、ほとんど魔法みたいな土地の力があるのだろう。そして、その精霊の気配を、わたしは浴びた。わたしの生命力と、呼応して、わたしに兆す、体の変化。生き物として、まともになる。まともとはなにか、体が丸ごと、森林浴をしたことで、細胞のすべてが、魔法みたいな空気で、洗われた。

足や手の指に異和感が起こったのは、体全体の根本的な治癒に必要だったか。

神秘なことは、おそらく科学的解明は追いついてなくて、神話みたいな物語の中にある。わたしの顕在化している意識も、言語もくだらなくて、

家のすぐ外を飛び交う野鳥の声が、シンパシーを持って、わたしじしんの深い霊性に、直に、必要な音を配ってくるかんじ。

TORABARA ながつき23日

朝10時、美容院を予約していて、支度は、よゆうだったけど、けっか、ギリギリになる。その日、着てる服に合うような髪型になるので、何を着て行くか、けっこう要になる。新品の、青や緑が縦模様で縞々な服を着た。

灰色の靴下を履いてたのがゴムが伸びていて、美容院のエレベーター乗るとき、脱いでしまう。素足だと、へんなバランス。美容師がじろじろ見てた。

丁寧に仕上げてもらう。直行して靴下屋へ。ペパーミントグリンを選ぶ。ぐっと、組み合わせが洒落たわ。今日は、高い展望台に登りたい気分だったのだが、眼鏡を忘れている。いっそ、出先で作ろうかしら、Zoffでしばしためす。サングラスを度付きにできるかな。

わたしって遊び人で、ちゃらちゃらしてゆくのか、なんか、ためらった。展望台は改めて行くか。お昼ごはん、いつも行く、神社さんのテラスにて、海老天の冷やし蕎麦。生ビール。

駅そばにて、百合の花を土産に、一旦帰宅、のつもりが、家に帰ってぐったりしていて、昼寝。そのまま夜になった日。

わたしは身内が病気入院手術、みたいな局面で、気を紛らせたいからという理由で、わざわざ他人を付き合わせて食事はしないとおもう。デリカシーの問題だろうか、厄とか穢れを撒き散らす行為に思える。

じっと独り、手術の成功を祈る。みたいな時間にするとおもう。

整形した主婦は、何故に、ここのところが平気だったやら、人との付き合いが得意だ、と思い込みもありそうなひと。先日も書いたけど、人とは付き合わなければいけない呪縛、が、人生の過程の、どこかで持つ人っていらっしゃるよね、呪縛の注入?なんなの?群れになるおばさん、かどおかの別れ道。

整形した主婦は、自分の旦那が自慢らしく、研究者?崇めるみたいな態度をしていて、当然わたしも崇めるべきだといったふうな、高い立場であることを振り撒きたい様子。旦那がパイロットだというおんなと、職場が一緒だったことがあったけど、毎日わざわざ昼食を一緒に食べたがるというか、毎日、旦那の自慢を振り撒きたくてしょうがない。みたいなひとだった。

なんなんだろう、わたしってすごいのよ、わたしのだんなってすごいのよ誇示。ギャラリーを欲しがるおんなが、昔から苦手。

承認欲求を剥き出すのって、生殖器官を剥き出されてるような不快ないんしょうなんだよね。

TORABARA ながつき22日

とにかく仕事を長時間していた日。テレワークなので、洗濯もすすめられるのだけど、それどころではない慌しさで、洗濯を干すのが夕方になってた。

お好み焼きを作った。長芋をすりおろして入れて、おいしく出来上がった。