TORABARA☆GWの旅★4日めのつづき

一乗寺のこと

お庭がいいところが、いくつもある辺りだと聞いています。桂離宮の文化が及んでいる一帯でしょうか。もみじで有名ですが、青もみじも相当です。

なんと麗しいお庭。

圓光寺の本堂の畳から、いつまででも、ぼーっとながめていられます。いいですな。

光と木陰のハーモニーが、とてもいいです。いいですな。

もういっこ、訪ねましょう。曼殊院門跡です。

ととのっています。幹が這うようにのびている畏形の松。

良尚法親王という皇室一門のかたが、文化てきな礎を築かれたようです。お庭や建築や絵画、書。良尚法筆の隷書の屏風がありまして、これがとてもよかった。よかったどころではありません。息をしているかのようです。存在が次元やら時空を超えています。天才っっ。わたしはとりたてて書の趣味はないのだけど、くぎづけになりました。

よい書といいますのは、わたしも書けそう!書いてみたい!と誘われるようなのをいうようにおもいます。

隷書の屏風を、常用したい~お部屋の間仕切りにする。側に置く。またすぐに、見る。このよくぼうこそ、そだつべきゆたかさ。

曼殊院は、保存シナケレバイケナイコトに、ナーバスでらっしゃいました。とにかく禁止!こどもとはてをつないだまま歩け。ふすまには近寄るな。りゅっくは前に持て。しゃしんをとるな。赤ちゃんは入れません。いったいなにがあったのだろう?

ここに残されている日本の財産を誇らしくおもいます。愛でるきもちです。曼殊院へ、行ってみてよかった。

TORABARA☆GWの旅4日め

京都にて目覚めまして、この日は、貴船神社にあそぶひです。

公共交通機関のこと。わたくしは、しゅっと一筆書きのような移動の方法と、行きたい場所を、パズルのようにかんがえることが好きなのでした。こんなかんじ。

祇園四条→出町柳(京阪)出町柳→貴船口(叡山鉄道)貴船口→一乗寺(叡山鉄道)一乗寺→出町柳(叡山鉄道)出町柳→東福寺(京阪)東福寺→奈良(JR)

貴船口にて

到着いたしました。参道です。
鳥居のそばを守っている大木。ケヤキです。

お水の神様です。貴い気配がありました。

パワーがたちこめているようにみえます。

貴船さんへは、初めて行きました。行ってみてよかった。おもいだすと、水の中をおよいでいるようなよいここちが再現されます。神水を汲ませていただきまして、道中、のどをうるおしました。きしきしとする、水の結晶がそのまま水であるようなお味。

それと、風が、語りかけてくるようでした。

TORABARA☆GWの旅行 三井寺

石山寺と三井寺が、電車のろせんでつながっていて、足をのばせますの。

麗しの川。琵琶湖疏水ですっけ、琵琶湖からの水脈であります。
三井寺さんの門。

大きいですね。感銘をうけます。見上げますでしょ。

いくつか、くっきりと、みどころがあります。それと聞きどころ。まず、「閼伽井屋」です。天智・天武・持統天皇の産湯になった霊泉。今も泉がわいています。コポコポという音が聞こえます。次に「三井の晩鐘」です。自分で撞いてみたい方は、300円収めること。ことしはスキップしました。

北斗七星が観音さんに成られたという像が、本堂に納められていました。後補に太陽と月をもってらして、左手にお月さまをのせてらっしゃいました。しろっぽいお顔でした。このおかたはなんだろおか。心に余韻が残りました。

三重塔

青紅葉は、どこを歩いたのでしょうかしら。きおくとおりの道は、なかったのです。ふんだんに、青くて緑。よいものでした。

見晴らし台、という階段をのぼると、琵琶湖までみえますの。

TORABARA☆GWの旅 石山寺

3年前に滋賀県を旅行しまして、新緑の緑がシャワーみたいに降りそそぐような青紅葉の並木道を歩いたおぼえがありまして、しかしそれはいったいどこだったのか。

石山寺か三井寺とおもうのだけど。

それでまず、石山寺へ行くのでした。

石の向こうに根本大塔です。石は、大理石が灰色になった姿らしい。

まえに行ったときは、雨上がりということもあって、みずみずしかった。この日は晴れわたっていましたので、よいものでした。5月って、気持ちいいね~~

本堂からの眺め。ふんだんな新緑。きりとった風景を眺めることの風雅よ。
新緑のほうから、本堂の眺め。お写真にいたしますと一幅の絵ですな~
藤棚。

藤が咲き誇っていますの。この横にある東屋で、さてさて昼食といたしましょう♪

じゃじゃじゃーん。お宿でいただいたサンドイッチを膝にのせているところ♪

どうか足を運ばれて、いろいろごらんくださいますように。

TORABARA☆GWの旅3日め

朝の6時からサイクリング。きのう行けなかった彦根城にリトライですってば。

じゃじゃじゃーん。城じゃ。

それと、芹川沿いを駆け抜けます。

樹齢400ねんくらいのケヤキがいっぱいあったよ。並木道。

こういう土手の道が走りたかったのです。琵琶湖からのさわやかな風も、さいこうでした☆

すいすいススメ☆琵琶湖を背にして進んでいるところ。
お堀です。しずけさや~
白鳥です。しずけさや~

TORABARA☆GWの旅★2日目

長沼という街は、にぎわっていました。黒壁スクエア、というお買い物が楽し~いエリアがありまして、歩きはじめるととまらなくなる。

しかし、移動いたします。今日は彦根へ。

まさか5月3日の彦根は、混みすぎです。1コも駅のロッカーが空いていない!それで、重たいスポーツバッグをかついだまま、ひとまず彦根城へ。

剛健なお城ときいていましたが、コの字になった道で、攻めにくくつくられていますため、なかなかたどりつかないのでした。

そして更なるびっくり。天守閣に入場するのに90分待ちですって!入るのをだんねんしまして、本日のお宿へ早々チェックインいたしました。15時になっていないのに、とても良心的なお宿です。お部屋でいっぷくしまして、いざ出陣といいますか、

多賀大社へ行きました。

多賀大社は、境内のなにもかも美しかった。門のところに巴紋です。このぷっくり感が萌えます。

夕方かもな16じ頃、やっとお参りできました。ずっと来たかったのです。お多賀さまへは月参り♪といわれています。親しくせっせと通ってね、ということ。伊邪那岐大神さま伊邪那美大神さまは、神さまの生みの親ですって。

良心的なお宿の夕ごはん。

なんと、近江のとんかつ・和食の朝食・近江牛のサンドイッチ!3食もついている素晴らしいビジネスホテルに泊まりました。肉肉で、楽しいですね♪

TORABARA☆GWの旅1日目のこと

高月から長浜へ移動しました。長浜港から竹生島へのフェリーがでています。この日見つけてたお宿が、この港のまよこです!島へわたるようにと、みちびかれていたのでした。

フェリーに乗って、琵琶湖を2キロメートル進みますと到着。

竹生島。神を斎(いつ)く島です。

島に建っている、宝厳寺です。弁天さんが祀られています。オンソラソバテイエイソワカ。
天照大神が聖武天皇の夢枕にたちまして、寺を造るように告げましたとさ。
樹齢400年のモチの木。誰ですっけ、豊臣さんの関係者?が手植えしたそうです。

天候にめぐまれました。晴れわたった島が、パワーそのものでした☆

帰路の琵琶湖フェリー

島をはなれていくのが、なごりおしい。またくるからね。真っすぐに進みます。

TORABARA★GWの旅

ほんの数日前に思い立って、GWの後半は、旅することにした☆いいお宿が見つかって、カルタ取りみたいに、パッとつかんだのです。3食ついているし、ビジネスホテルだから1人旅でぷらっと行けるかしら。彦根ですって。

ついでだから、前にも後ろにも、いい宿があればおさえましょ。計画を組立ましょ。

一日目。高月へ行く。向源寺に、十一面観音さんがいらっしゃる。これを見ましょう。それと竹生島へクルージングしましょう。

大円寺の千手観音さん。
うるしの台にうつられた姿を拝む。

滋賀県高月といいますのは、観音さまの里といわれていまして、多くの観音さまが土地の人たちの手で守られてきたのだそうです。大円寺の千手観音さまは、最澄がここに安置されました。

高月の駅に到着しまして、観光案内所をたずねましたら、千手観音さんが駅から歩いていけるお寺で見れるから、見ていらっしゃいとのことでした。そして、なんと、お寺さんに電話を架けてくださり、本堂を開けてくださったのでした。

彼岸寺観音堂(向源寺)の入り口

さていよいよ、国宝十一面観音さまとのご対面です。観音さまは、観賞するための四角いお堂に入ってらっしゃいました。ぐるりと、背中も見れました。十一面観音といいますと、背面に、暴悪大笑相をつけてらっしゃいます。これが拝めますの。お見事で見惚れる観音さまでした。

頭のうえに冠のように、頭たちを載せていらっしゃいます。この頭たちが、主たる頭と同じくらいの存在感をもってらして、かしいだりもしてらして、絶妙なのでした。