TORABARA やよい12日

銀色の皮のお財布を先月新調したのだが、日に日に、銀色がはげるので、お店に問い合わせした。その状態は初期不良だから、お店に持ってきてください。とのこと。

お店では無事に新品に交換していただいた。ハンドバッグも購入していて、ベルト調節が金具が外れてボンドで留めたことも言ったら、ハンドバッグも新品に交換いただいた。忍びないという気持ち。初期不良が両方ともなんて、このブランド、大丈夫か?狭い店なのに、店員さんは4人も稼働されてるけど、サービス業というより、製造をしっかりしたほうがいい。皮で、銀色というのが、びみょうってことでした。塗料が定着しにくい。

つまり、いいものを選べてなかった。そして、今日のような手間になっている。どうなの。なんなの。

ろうろうと、周りのお店を見て廻った。時間かけた分と比例して、お金を遣ったらよかった。ただ時間をかけるのがダメ。あんましない日は引きあげる。お洋服で、ハンガーを端から順番に見てゆくことは、長年の慣れがあるとおもう。いい服、好きな服、この服は〇〇(改良点)すれば好き。ということを瞬発力を使って判断している。ウインドウショッピングというだけではぬるく、わたしは良きハンターに成りたいのだ。

今週末は、マスクの狩りをしていた。だれにもみつからなかったから、こんなおねごろになって手に入ったということ。(右から)70%off80%off85%off!

TORABARA やよい11日

街へ出たら、賑わっていた。

お昼ご飯を、予約していた日。地階なのだけど、地上からの光が、中庭にさしこんでくる席だった。地下が掘られている造り。

ちっちゃい丸いパンがかわいかった。レモングラスのオイルを浸して召し上がってくださいってさ。人参を盛り付けるかわりに、すりおろしたドレッシングになっていてドロっとかけた。メインディッシュのお皿が重たくて、まったく動かないくらい。食べおわっても、よけないで、そのままにしておくしかない。テーブルの上に、食後のコーヒーだけにしていただきたかったのに。

夜は、近所の老人の友人と、おしゃべりして、サンドイッチとか海老ドリアとか並べて、つまみ食いみたいな食事。ビールも飲んだ。抹茶のミニパルフェかチョコか迷って、抹茶。

大きな枠として、どうなってゆくか、先の10年さらに先のことを、展望するような話をしていたけど、

ガラガラと音をたてて展開してゆくときが人生にあるけど、始まりは、それなりな内向的傾向が充ちたころかとおもっている。

今は目の前の、細かい、ほんのささやかなことを、ああでもないこうでもないと、色合いをたしかめているようなままごとな時期。それと、色 にピントをあわせてなにか深いなにかをよびさますような、感覚的な営みが わたしにある。眠っているときに見ている夢と併走しているような、うつろいなまま時空に漂っている。

それで、言語にすると、なにもくっきりしていないのであり、ゆくゆくの未来の話は、雲をつかんでいるしかない。

TORABARA やよい10日

雨音が聞こえていたとおもったけど、起きたとき、キラキラした朝日が窓の外にあった。公園は、遅咲きの梅が、濃ゆいピンク色をしていて、きれい。まわりいったいが、みごろも終わっているところに悠々と満開をむかえた。枝だけになったほうの木々の、地面に花びらが散っていて、水玉模様になっている。ちょうど散ってゆく木もあった。この日のこの時間、花吹雪。

シゴト最中、隙間をみつけて、むりくり掃除機をかけた。家全体がさっぱりして救い。今日はザツネンが多かった。

何年も連絡とっていない人からメールがきて、用件をまくしたてられている。何かにわだかまりがあって距離をおいていた、と思うのだが、親しみの方が大きく、返信も入れた。

改めて、ふりかえって考えてみたけれども。

これいじょうは、さわらないほうがよいとおもう。古巣はケガのもと。相手は、わたしの都合通りのすがたなどしていない。ここはお互いさまか。もともと、こちらをさんざん値踏みしたような話をされたことが、はなれたきっかけになっている。

2通めのメールで お元気で ってしめくくった。用件には応えない。会おうとか言わない。連絡はここまで。とはいえ、連絡がとりあえたことで、すこし、あたたかい気持ち。

TORABARA やよい9日

ネットプリントできるように、メールにセットしたはずが、コンビニで操作を始めたら、2通分コピーが必要なのに1通分しかセットできていないことが判明して、まんまと家に戻ることになって、2往復かよって日。2往復めは、違うコンビニへ行って、さらに隣の町まで行って、夜のひととき、夜風を浴びて、なるほど、気分転換になった。もう、外が、そんなに寒くないのね。

閉館時間が近い図書館は、ほとんど人がいなくて、空間の懐の深いかんじをあじわえる。だいたい、人混みというのは人人に翻弄されて、気忙しくなってしまうのであり、不意なエアーポケットみたいに周辺の光景を かんじられることが、1日をリセットする。

今日は朝から、布団が、干してくれと語りかけてきた。竹でできている布団たたきでぺんぺんと叩いて、春の太陽 というとっておきの、布団が気持ち良くなる おまじない。

五感のこと、ほどのよさは、自分で知っている。そして、知っていることを忘れている。これからなんにちか、冬眠からめざめてゆく時間になるとおもう。

バルサミコ酢の入ってるバナナケーキ焼いた。

TORABARA やよい8日

うれしい郵便が届いていた日。

奈良のお寺さんから、参拝のお誘いと招待券が届いた。特別に、拝観ください。

何年前だったか、祖母の法事があって、田舎は、県外から移動して人に来られることにナーバスだったために、法事へは行かないで、しかし、なんとしても、祖母に法事の法要を、わたしからおくりたかったのです、それで、奈良のお寺さんの写経を納めたのでした。

奈良のお寺さんは、祖母の口にものぼったことが確かあったので、写経は、般若心経は、天の祖母へもひびくはず。それと、祖母は、格別に奈良のことがすきだった。あ、京都のことも、好きだった。わたしも同じ。

奈良へは、いつ行こうかしら。ワクワクが始まった。

国宝東塔落慶記念 特別公開!!

TORABARA やよい7日

アプリで支払える仕組みで、不正に利用されたかもという文言のメールが届いたので、返してくれと、連絡を入れた次第。その後で、わたしがアプリ利用していたやつだったと気付く。メールに惑わされたって話。不正、とか文面にあったときの、イカリ、そして慌ててしまったので、アプリのお財布はいやだと思った。それで、残額をほぼ使い果たした。すっきり。

古着が苦手なのに、ま、いっかと思って、2回くらい着て、着るたびに300円だったと、値段がよぎることと、やはり、手放したひとの、手放した念が、しっかりこもっているような気がしてしまって、今日、捨てた。もう、買わないようにしないと。値段につられるのがダメ。

新しい趣味を始めるので、小道具を揃えてゆくところのはなし。欲しい、と思った品物が、送料も払わないと買えない。ありきたりのほうは送料込みだし、安いし。でも、少し妥協することがクセになっていないか。気にいる方を、手にいれること。好きだという気持ちで持つか、お金が安いから持つか、これは全然違う。好き、でこころを決めないと、「欲」が不全感をもよおして暴れる。

好き、はからだぜんたいをととのえます。お買い物をするときに、選ぶことを大事にした。ほっと収まるかんじ。品物が、届くのが楽しみ。

TORABARA やよい6日

海のそばに、仕事で出かけた日。体に甘みがたらなくなるせいで、ひんぱんに、チョコレートをほきゅうしていた。夜景の抜群に素敵な場所。お昼は、ビストロ風なお店のワンプレートってメニュー。お洒落だった。

家具の、ソファの、凄くいいんじゃないの、というのが展示されていた。ドイツ製。さがしているときは、ほとんど見つからなくて、さがしていないときに出合う。これが家具の常(家具あるある)かしらね。

通っている駅は、通うきっかけを欲しいと思うような、しばらく行かないと、どうしても行きたくなる所です。あれも欲しいこれも欲しい。お買い物という思い出が欲しいのかも。歩くうちにすっかり上機嫌になっている。

おつかれさまでした。

TORABARA やよい5日

公園へ行って、図書館へ行って、スーパーマーケットへ行って、洗濯して、

夕方ころ、ただ時間をつぶすだけのため、道路を歩いた ようなもの。空 ってかんじのいっときがあって、よかった。

曇りだったので、予定していた美術館へ行かなかった。曇りでも、行けばよかったようなかんじ、代わりに、好きなおやつを買った。写真は、作ったほうのおやつ。おだやかな甘味で、美味しくできた。この写真をとってから、もう一度、焼いている。右のほうがまだ生っぽいから。

昨日の夜に、近所の友人と長電話をして、日常的な仕事について、無機質であるほうが 本来的な自分のままでいられる。仕事で気を遣ってしまえば、仕事だけの人生になる。仕事以外が 何も無くなる。という話をした。とある人は、気を遣う仕事をリタイアして、清掃業に替えたそうで、やっと人生を謳歌できるようになったそうです。よかった。こちらまですがすがしい。

ノルマなことを次々に片す。ミシンを使って、服をなおす。かんきつるいをすぐに食べられるように皮をむく。保存。読み終わった文庫本をインターネットで販売しよう。そして寝よう。

おやすみなさい。