TORABARA うづき5日

髪を染めてもらったのが、黒でも茶色でもなくて、緑色になっていて、アートな雰囲気。わたし、これ、注文してないんだけど、まあ、緑もいいか。とか鏡見ながらおもう。

咲いてる

スーパーにチャリ停めたら、ちょうど自転車屋さんの兄さんが真横にカブを駐車した。ばったり知り合いと出くわすなんて。そもそも知り合いって、近所老人と、歯医者さん?自転車屋さん?くらいだっけ。

お部屋ととのえ

お掃除などをして、午後3時になって、外出。あたまでは、所縁のある神社さんの桜見たり、冒険家の展示会場行ったりする予定だったけど、お出かけ占いをして行く先を決めることにして、行き先は、国立博物館ね。

鶯谷駅からも歩ける、これを駅降りて、上野の森っぽさ、の方へ歩いたら当たった。博物館のカフェにて、チーズケーキよ

白ワイン グラス。

宝物で気に入ったやつ、島津藩の抹茶茶碗。

蓮の葉を包むような形。がデザインされている。

アルカイックって呼ぶと思っていたお顔、北魏にて定番なのだそうです。

右の唇のほうが少し上向き。

アイヌの、熊にまつわる神事のあれこれが展示してある。先日、読書してたやつ「熊に会ったらどうする」の、実際の道具を見れてよかった。

帰宅して、家やら血にまつわるあれこれ。年明けに、非常にいやなおもいをしてレンラクを断つほど、わだかまったことにうっすらふれる話題が混じった。次回ぶり返したら、それまでに準備して、攻める方向で、発言するとおもう。血のつながりがあるから、からといって、愛情があるとは限らない、こと。を自身のむねにてをあてて、あいじょうがわいていなくて、きょうみすらうすい、ことに、ぎくっとした。

じぶんじしんを護ることを、血をとおして学ぶ場合もあるとおもう。虐待とまでいわなくても、所有物としての血のつながりとか、価値が無い扱い、など。血のつながりを分断することこそが健全な場合もあるということ。

ほうぼうの、あれやこれや、へこみそうになっている。いちにち2時間、未来につながるための時間をつくろう。軸に、わたあめをからめてふくらましてゆくイメージ。

TORABARA うづき4日

利他。でいることこそが自分のありようだと思っていたのかも、かつて、わたし。それが、便利屋というポジションにしかならなくて、便利ー助かるー、としか対話しないような輩ばかりを周りにおびき寄せてしまってきたか。

わたしが経たことは、わたしが何を味わいたかったやら、今、全然。物事の配置が、変容を遂げたというか。価値観が、別な境地へ移り変わっている。古い人間関係へ、塩を撒けってば。

ひとしきりのカスを並べて、その陣容の酷さを点検するというか、ばーか。と奈落に、おもいが浮かぶ度、突き落とす。あんがい、Sっ気というような癖かもしれない。都度、巨漢のオンナを、床抜けろ、と毒ついたり。埴輪顔のひとの、滑稽なプライドを嘲笑っている。我欲が張って、素手でお金を弄り出す、個人事業主たち。

わたしが携わっていた業界の近辺に、治安の悪さがあった。金を払わない。延々と渋ってから、ナンクセをつけ始めたり、金ではなく物納をしてきたり。あれらはなんだったんだろう。

つい、昨年も、わたしの馴染んできた業界であるために、ほいほいと条件も聞かず飛び付いた果てに、時給になおすと百円だか二百円?交渉の結果が三百円になったのだったか。わたしの誠意が挫かれた。これこそが近寄るなよ、この道は違うぞ、とわたしに報せる出来事になっているのか。

出来映えが、美しくて、よくやったよ、と自惚れもあったことの果て。その仕事主が、こちらに対して年寄りの手慰め、くらいの位置付けでやっとこちらに声をかけたのかも。腹立たしいったら無かった。

この災難な業務の直後に、わたしは立山三山の雄山に登頂した。雄山に吹きつける強風、人も吹き飛ばすほどの威力ある風に、カスな出来事も吹き飛ばしてもらったような体感があるから、気は済んでる。

自分ができるとおもえることと世の中でできるとされることが、今しっくりきていないということ。振り子を、限界まで振った後に、反動で、わたしの出来ることが世の中に知れ航り、蝶よ花よ、という蜜月が、これからくるかもしれない。

ネガティブな思考を横断して、もんもん、としていながら、光の道、一抹のそれを求めて、コトバを紡ごうとしている。

TORABARA うづき3日

仕事おわり、10分後には家を出発して、歯医者さんへ行った。歯の掃除。

リクライニングチェアに座って寝姿なときに、手鏡を渡される。歯の、どこを磨いてゆくか説明を受ける。自分自身の歯並びをグルリと眺める機会は、ここくらい。そして、先祖さまに感謝。と、おもう。

代々、歯をきれいにしてきてわたしの代になった。食べることを大切にして命をつないだ由に、歯並びがととのっている。先天的なことが目に見えるひととき。自分の内がわへの感謝かもしれないけれど、

このカンカクは、なんだろう、命は授かりごとだ。この体は借り物だ。というのを手鏡越しにおもうのである。

歯は、掃除されてすっきりした。

赤ワインを選びに酒屋へ寄る。持てるかぎり、3本、瓶に呼ばれて、入手しました。一旦帰宅してから、家の人とスーパーへ行く。

夜ごはんは、明太子スパゲティだった。

TORABARA うづき2日

定時であがって、支度して新宿へ出発。駅までは歩きたい。

寸暇をみつけたのでバター売り場へ。お菓子用にね。それから美容院。

前回の美容院が、カレシヨビグンと逢瀬しているようなふんいきだった。遅い時間だったせいで店内がふたりきりだったんだっけ、美容師君が、ちょっとしたしぐさに男の包容力がにじむというか、ドキリとしたのだった。しかし、

まるで別人だった。なんなんだっけ、Z世代って言うんだっけ?競争させられながら育っていない。優しいふんいきがある。つかみどころがなくて変容しつづける存在。

カットが仕上がって、写真をとってもらう。前回は、長身のひとからわたしのアングルが、見守るみたいな角度で、こんなふうに見えてるの、少し色っぽい。という感想だったのだけど、今回は、ただの、横姿だった。力まないからまた次もここに来れるのかもよ、なにを期待したやら、あったはずの幻想は消えてるけど、髪、ととのってよかった。

髪の色は、明るめな茶色のはずが緑色。染め液作ってきます、とか言って、一度きり勝負らしい。そののちの加減をちょうせいしない。実験結果みたいな仕上がり。ライトの元で、みどりみどりしていた。緑色のワンピースが似合っちゃったりして。胸元に大きなおリボンさん付いたドレスワンピースなんか着ちゃったりして。

夜のまちの賑わいに、解放感いっぱいで、満面の笑顔のまま駅へ。ぎりぎり開いてた雑貨やさんでフランス製ベジタブルソープという名前の、ベイジュピンク色のやつを買う。最寄りの駅で春らしいピンクの花束、金魚草とカーネーション、ガーベラ、スターチスを買う。

らんらんとした気持ちで帰宅した。

TORABARA うづき1日

旅をしているから、一か月って長い。鮮烈な時間をはさむから。

水曜日、美容院へ行き、ヘアカット&カラー。木曜日、歯医者へ行き、ホワイトニングよ、磨きをする。金曜日、ヨガ教室へいく。たてつづけの予定を入れてゆく。先月ぐずぐずしていて、引き延ばしになっている。

寒くて、雨。昨日、公園に置きっぱなしにしたチャリを、取りに行く。公園で桜を見上げて、帰宅。夜はスーパーへ行く。ポンチョを着て、雨に濡れないで行けた。ぽかすか買う。肉安売りの日だから。のびやかな気分。いちごといちごミルク、夜ごはんはカキフライにする。サラダ添えよっと。

赤ワインは、マルキドシャスを飲んだ。

TORABARA やよい31日

しゅっしゃ。定時でとっとと帰る。ショッピングモールを、あてもなく歩き、銀座へ移動して、年初にお買い物したお店を見て回ってたけど悉く、買うものがあるわけじゃない。ぐるっと渋谷へ行き、大きな黄色いフルーツを入手した。メロウゴールド。今年は、たった2玉食べた。

TORABARA やよい30日

昨夜は、夜中まで映画を観てしまったため、ぼやっとイスに座ってるしかない、昼の前後で、まどろむ日になった。

それでよし。夕方近くなって、中央図書館へ行く。目星い本とCDを、あれこれと選ぶ。そして、肉まんあん饅を買って、帰宅。定番コースでもある、地味な徘徊。

最たる地味休日は、駅前の古本屋さんで、7冊くらい本を選び、コーヒー屋さんの二階で机に本を積み上げて、むさぼり読む。雑貨屋さんをからかって覗く。ずっと昔に、ここの界隈に住んでいて、こんな休日をすごした。それから少し離れた土地へ転居したため、これができなくなって恋しくおもって、

またまた、ここの界隈に住処を戻したのだが、古本屋もコーヒー屋も、閉店してしまった。休日といえばコーヒー屋さんで、なんじかんかまどろむのがいいよね、休日に限らず、仕事終わりに、コーヒーの一服する。みたいなの、とても好きだった。忘れてた。

TORABARA やよい29日

待ちに待った、休日。

カツカレーを注文した。

カツが揚げたてで、美味しかった。前歯で、一切れをかじろうとするも、熱すぎて、噛みきれなくて、はふはふしたまま、冷めてくれないか、いったいどうしたことか、指でちぎろうかと口元に指をあててみるも、ちぎるのは無理で、いったん皿に戻した。なんてこった。格闘。この、焦ったいごこちと、店の圧が、わたしとこの店の相性なのかも。

圧。におもうかしょ、ホール、ふたりいればまわせるだろ、6人居る。けっか、店の人同士がおしゃべりしていたりする。カツは、カツ重のとき汁けが多すぎて、ざんねんな調和だった、これの敗者復活戦のように、今日、ここを試したのだと思う。わたしはこの店の優待特典を持っていて、採点するみたいに見てしまうのかも。

カツ、揚げたては美味しいんだねってことを確かめたんだから、良かった。というべきだね。

問屋さんへ移動。この動機は、衝動に近い。わたしは、芸術点が高い、という境地を欲している。俗な大量消費がある領域を、ぺっ。と思ってきたとおもう。このまま流されていてはいけない。作るのだ。わたし独自なものを。きっかけをつかむために、来た。リバティ布、えいっ。と思うようなのを入手して、とびきりだとおもうようなスカートを仕立てて、身につける。

雨がけっこう降っていました。お花見をする。今年の桜は、これ。花の精がふり注いでくるみたいな見上げ方をしましょう。

おおぉ
花びらが雨の露をのせたまま、キラキラしていた。

近所老人と、近所でお茶する。関心事が、すり合わないままで、会ってるかんじがしない。話していてかみ合わない。

旅へ行ったときの、珠玉な話は、観光案内所に置いてあった地図をたよりに、雪の道を、歩いていったこと。雨は降らないって決めていて傘持っていない、それを、天にお願いして、雪道を歩いた。時空が、わたし独特なここ。と感じた。未知なりょういきにあしをふみいれるときの、冒険になった。