TORABARA しもつき20日

昨日の、失言じゃね?みたいなのを、昨日お休みしていて今日出社してた人が、見事にリペアした。この、好プレーに舌をまく。

沼みたいに、しごと丈していて、気持ちがゆるまったことで、今日はばたっと寝てた。

TORABARA しもつき19日

また、しょくばの人の話。新しく社会人になって3年も経ってないようなコが、いつもありがとう。という口をきいてきたので、牙を剥き出しかけた。みんなのめんどうをみる、という係と、支配者になることの違いをはきちがえて、

給与を支払う側が給与を支払われる側に対してしか言わない言い回し方、という禁を破ってきている。ごくろうさま。とは、わたしはわたしが社長になったときも言わないとおもう。

このコ、アホなの?一気に警戒を高めた日。

TORABARA しもつき18日

月曜日は出社。

思うのだけど、しょくばで社交性をふりまく女性は迷惑なだけ。だって、しょくばでしょ?ガチに趣味がかみあう、以外での、休憩時間の共有が、めいわく。

なんだっけ、トイレ一緒に行こう、みたいなノリで、ごはん一緒に行くやつ、捨てるような話題だけをすることがむしろルールなやつ。

前に経験がある。そのおばさんはAさんといつも一緒。Aさんがお休みの時だけBさんと一緒。必ず誰かと一緒、その相手には優先順位がある。

なんか、失礼じゃないのか?おばさん側からだけ選んだままの、言いなりになってる。BさんとAさんが2人組になって、おばさんを除けものにしてみるといいのかも、バランス?とにかく、2番手らしいことを露わにされて、価値低いって真っ向から言われたような不快感があった。

今まで無理するんじゃなかった。今後は断ろう。誘ってあげている、くらいな恩着せがましさなのかも。へしゃげた声のおばさんよ、視界から失せてくれるといい。じきに代わったりして。

わたしがしょくばの誰かとしゃべるときに、必ずひと言、口をはさんで会話に加わるのも、やめてほしい。ご自身の社交性を振り撒きたい、いちいち唾を付けたい。みたいなおんなのさが。わたしは、おんながキライだとおもう。

TORABARA しもつき17日

朝、快晴。

朝日うつくしい。

朝ごはん食べて、チェックアウトしてから、駅に大きな荷物をロッカーにさ、預けとくと便利じゃん。とおもう。電動自転車を貸してくれるって。坂が。こんなに楽チンなのね、初めて乗るこの、優れた自転車。

そういえば帽子をかぶっていないけど、宿に置きっぱなしにしたか、と部屋に戻ると、なんとクロゼットに厚手のジャンパーをかけたままだった。今日は暑いからロッカー入れとくといいっておもった丈でスポーツバッグに詰めたつもりになってたか。いったいさっきは何をロッカーにあずけたやら。

まあ、部屋に戻らなければジャンパー忘れてることに気付かなかったから、帽子を忘れてよかったよ

下田のまちと、雷鳥ちゃん。

今日は、水族館へ行く。あと一人、特別席を案内しています。というアナウンスに、はい。と答えた!カッパ着て、イカダ状に海に突き出した席へ。

やっほーーーイルカ近い。
イルカ!!海、綺麗

大興奮してイルカショーを楽しみました。

跳ねた!

足早に水族館を後にする。1時40分のバスに乗って爪木崎へ行く。これがマストだと思っているわたし。水族館から駅へ、バス。マストなバスまで1時間強あるから絶好の好天だから、下田駅の脇の、寝姿山へ行っちゃおう。

きゃーうつくしい。
光の海。

とてもいい日に来ることが出来てる。なんてなんて美しい。

そして、ケーキをいただくわたくし。頂上のカフェの、ケーキが最高に美味しかった。

歯ブラシすること。マル。ロープウェイで下山して、おいしいお水、観音温泉のペットボトルを買って、バス停へ走った。山頂を13時30発、麓に13時35着、信号待ち2分。もう、ギリギリで、マストなバスへ乗り込むことができた。ゼーハー、ゼーハー。

途中で須崎バス停を通ったとき、乗客はわたしひとり。帰りはここから乗るから、須崎バスの時刻表が必要だよなーとおもっているところに、のろのろ運転で須崎バスロータリーを廻るバス。そして運転手さん横のガラスドアが、時刻表の前だ!ちょうどいい。写真とらせてくださいっと駆け寄るわたし。この、旅の、旅することがわたしのじんせいのつとめで、わたしは旅の主人公ですっていうの、なんか真骨頂で、旅からわたしは選ばれている。と、このたびの間中おもっていた。

爪木崎。遊歩道に土砂崩れがあったけど修復したって。役所の人が看板片付けにまだ来てないって。それで、通行止め、などという重々しい、紐で括り付けられてるやつを解いて、散策を開始した。

爪木崎灯台をのぞむ。
灯台。
こまかいタイルが貼ってある。
ぎゃー海綺麗
海のすぐそばの遊歩道を歩き始めた。
岩が畳になってる辺り。
岩を切り出して輸送していた辺り。
岩壁。
美しい海
海の流れは、岩によって畝ったりする
山道に入る
山と海
夕陽の時間になってきました
記念に、わたくしの影。
船着き場に来た
旅の終わり。恵比寿島を望むあたり。
須崎バス停から下田駅への帰路。夕焼けが、さっきはまんまるの陽が見えたとおもったけど、燃ゆる時間をみまもる。燃ゆる陽が雲間からある。

駅にてお土産物をあれこれ買う。足湯に入ってほっとする。伊豆急行の各駅停車とJRで小田原へ。小田原からは早い電車。帰り道は、梅味の日本酒、銘柄お吉。をちびちびといただいた。お吉って、道ならぬ恋をしてたってひとだよね、と瓶を口に近づける度おもった。

TORABARA しもつき16日

朝の散策で、海つたいの岩にへばりつきながら、先へ先へと進む。釣りをするひとが、このような道をじりじり作っていっているっぽい。

弓ヶ浜の、奥のほう。
朝の海が美しい。朝の光を海で見るなんて、もしかすると、砂浜で見るのは、初めて。それでしばらくみとれた。

朝食後にお宿を出発してタライ岬まで歩いてゆく。

ヒールの形をした岩。
タライ岬よ。ぐるっと見渡せるところ。
いい眺め。あゆみを進めると岩も海も、表情が刻々と変わる。
ぐっと、海のそばに近寄るところもある。
龍宮窟。
龍宮窟を見上げる。
ハートの形にえぐれたらしい。
こっちにもハートの形、みつけた。
岩の層は、何万年も前の、火山で隆起して、層がむきだされた。

タライ岬の遊歩道を歩いて、2時間くらい。さいごの頃に手彫りのトンネルを抜けました。灯りが無くて、おそろしやー、自分の足元が闇で見えない、もう出口の明かり目指して走るしかなかった。

田牛、というバス停に到着するとき、視界にバスの姿、もしや駅へ行くバスだわー乗せてー、と手を振るも、気づいてもらえない。これはね、乗らなくて良かった。すぐそばが龍宮窟だったのだ、ここ、龍宮窟を見学できて、よかった。奇跡的に、このような美しい場所が、地球にたち現れることに、おどろく。

そして次のバスが来るのに、2じかんいじょうあるため、歩くことにした。トンネルを四つくぐり抜ける。しかし

いっこめのトンネルに入るや否や、トンネル出口からこちらに向かって車が来る。その爆音、ライトの光の大きさ、スピード、にビビりすぎて無理無理無理!慌ててUターンしてトンネルを戻ってしまった。こわすぎる。ぶつかられて圧されて事故っちゃったらどうするよ。

しかし、ここでタクシーを呼ぶと何千円とかかる。どうするよ、意を決して、猛ダッシュでトンネルを抜けましたよ、祈って、車よ、通るな、と。祈りが叶い、無事でした。バスがけっこう走る道路に出て、駅に行く。14じ10の便。

そして、14じ40発、もういっかしょ、白濱神社へ行きました。好きな場所だった。むかしからすきだったばしょにやっと、行けた。というかんじ。

海のほうの鳥居。横に海の波がけっこう荒れて押し寄せていました。

ここは、伊豆最古の神社さんなんですって。樹齢二千年の木がありました。本殿の杜が、海の側とおもえない、緑の深い場所に思えた。

16じ頃、駅に戻り、タクシーで宿へ。

TORABARA しもつき15日

旅立ちの朝。なにも用意していなくて、早朝の暗いころに、やっと、持って行きたいものをまとめた。いっちょくせんに、小田原につながる便に、乗ること。乗換時間が10分くらいしかない、JRへ入って踊り子号1号に乗る。

昼まえに、南の陽気な土地へ到着。そのまま、石廊崎へのバスに乗り、1時から観光開始。というか、ランチいただいて船のクルーズして、お宿へ行こうという計画だったとおもうのだが

ジオレクチャーを受けたひとのみが行ける猪鼻の岩場、そして石廊崎灯台の中にも入れるって。これに参加させていただく。

なにか誰か棲めるような洞穴。
何万年も昔に、マグマが流れた跡が残る、岩場の見学。ここら辺りは、岩が醸しだす、岩世界だった。植物のレクチャーもありました。

ストレスを受けるとまるで形状が変わってしまう草。を実地で確認した。人も同じだね、頑なな、尖って硬くて短い、ツンツンした草の状態。険しい環境は、生命の形に影響する。

草が生え始めた岩
石室神社さん
この岩の岬が、熊野権現さん
石廊崎クルーズ船で左に見える岩だよね、前に来た時の景色を、頭の中で覚えていて、ああ、ここ。っておもうの、いいね。
あれあれ、今日は雨の予報で、曇りが保たれてよかった。傘の出番がなくてよかった。という日に、夕陽が拝めるとは!たいよう。

たいよう!!

TORABARA しもつき14日

たまに、夢に出てきて会うひとがいる。実際に過去に付き合いがあった人の場合もあるけど、そのひとは、口はきいたことが無い。高校2年の時に同じクラスだったひとで

日本に名だたる文学賞がふたつあるとおもうけど、そのひとつに輝いた。そのひとは、全く口をきかないひとだった。黙って周りを観察している。口元に綺麗にたたんだハンカチを充てて、教室の外廊下の窓から半分顔を風にあてつつ、廊下で戯れる同級生たちのことを見ていた。ふっふっ。と、わらいごえをかすかにさせて。

その、黙って観察している姿を、見たことがあって印象に残していて、ゆくゆく、その彼女に内蔵されていた大きすぎる才能が、花開いた。わたしの、目のつけどころが、人を見ることに於いて、おさえておくところが、わたし、凄いと思う。

夢では彼女とじっさいに対話をして、わたしは何かを聞き出そうとしていた。それが排他的なかんじではなく、同じ島にいる人同士みたいだった。

それで、大きなあたたかさのようなのが、眼が醒めても漂っていた日。

TORABARA しもつき13日

夜が明ける前から起き出して、浴槽にオレンジ色の香るやつを入れてゆっくり浸かる。そしてもくもくと毛糸編みをしていた。

風の音で、びゅるるー、というのが吹いて、夜は明けた。

なにか、まるで別人のように過ごした日。

女子について、わたしが念を入れてケイカイをした方がいいことを書く。

一様序列になりがち。なにかの対象に対して一斉に同じ意味を付ける。これを協調性の証しのように、しゃべり合う。世間話のレベルをケイカイしたほうがいい。

感受性が、もともとは各人が独特で、迎合するひつようがなかったはずだ。うんざりする女子の、へしゃげた声で現実をなぞる、レッテルをペタっと人に貼り合う。それがお粗末な形容詞である。疑いもなく、仲良しごっこをする、そのざま。

なにかのかげんで人の集まりに伸びやかさができているのは、どういう場合だろうか。霊性の高さというか、洗練の度合いの高さ。ひとがユニークな状態でいるかどおか、それは健やかさの秤だとおもう。