TORABARA きさらぎ14日

外に。飲みに行きたい日。なんかこう、鬱屈した空気があったから。そして飲み始めたら、ハシゴ、ハシゴ。家の人と一緒に飲みに行くと、ちょいちょい、厄みたいになって、まともな帰宅が出来なかった。

家のひとは、〆で牛丼を食べた、夜中、を最後に姿くらまして、おそらくタクシーを拾ったとおもう。ソロで歌舞伎町に行ったとおもうわ、行きつけのバーだとおもう。

何度も、今までも消えた。ので、もう慣れました。若いひとみたいだよね、逃走するのがクセだなんて。

一軒目でいただいた、生グレープフルーツサワーがとても美味しかった。レッドグレープフルーツ、丸ごとの果汁で作られてた。

TORABARA きさらぎ13日

しごとが終わって、家の人が作ってくれたカレーを食べて、ヨガへ行く。その街にあるデパートで、限られた余暇の時間を駆け回って、ぱっ。とお買い物してたのがよかった。

この街には、田舎臭さがあると感じる。なにかしらの温かみとしてにじむ場合と、こりゃだめだわ、という野暮なサービスに陥ってる場合とある気がする。ヨガ教室で、スタンプラリーのスタンプ7個集まりました、ケイタイ画面を見せればプレゼントが受け取れます、とのことで、見せたところ、渋られてしまう。あなたの登録している店で受け取れ、と言われた。

渋られる意味がわからない。プレゼントは全店で受け取れますよって書いてあるのに、いきなりのルール変更か?スタンプ集め終わってて騙し。みたいな対応があったことが、解せない。やわなバイトの娘だったのか、めんどうくさかったのか、選り好みして、私に対して渡したくない。とか判断したのかよ、ばーか。調布南口の、LAVA。

スタンプ集めてプレゼントもらえます企画は、そもそもがご厚意なのだから、責めてもしょうがないのだろうけど、LAVAって所の、お金の絡ませ方は、あまり感心できない。知能が低くて、サービスが出来ない娘だったのか。ちょっと可哀想か。LAVAって信用出来ない。こういうサービスの提供(気分屋の要素が入ったような対応)をつづけていくと、裏切られやすいって客におもわれちゃうよ。

TORABARA きさらぎ12日

出社の日。昼は鯖焼き定食をいただく。店に向かうとき、さばやきさばやき、と、唱えていて、注文したけれど、まわりでカキフライ定食ばかり、オーダーが入ってゆく。わあぁ、旬は、カキフライじゃね?カキフライにすれば良かった。ぜー

と思った。帰り道は、いつものぷちぷちの入ったドリンクをいただき、駅を移動して電気量販店へ寄る。写真の現像をする。一枚の中を、四分割する画面、で現像できた。この仕上がりがちょうどいいよね、ケイタイに入ってる写真を、記録として取り出して、ノートに貼ったりする。おぉ。

大葉をまとめて買ってたのをスパゲティにして食べた。細めのスパゲティを茹でる。グレープオイルでニンニク輪切りと赤唐辛子を温める。ボールに切り刻んだ大葉を入れ、茹で上がりの麺、塩胡椒をまぶして、混ぜる。ここに熱した先の、オイルを回しかけて、粉チーズもたっぷり入れて混ぜて、出来上がり。

わたしの時間を意識して、過ごせた日だった。

TORABARA きさらぎ11日

わたしがちょうど通りかかった時の、目の前で起きたこと、偶然見たことって、わたしに見せられたことなのかな。なにかしら、私への警鐘を鳴らしていたりして。起こってしまったこと、それに対処するひとたちがいるかどおかは確かめた。それで足早にその場を去る。

しかし気になって、現場に戻りはじめた。そのころ、救急車のサイレンが鳴る。直ぐに来てもらえたみたいだ、ひとまずできる限りの処置は打てたみたいだ。その場所が放置とかされるならば赤の他人でも、わたしがなにがしかを連絡をする。天から試されていたりして。わたしには、何がどこまでできるかな。

ここで、ナーバスになって、この後、飛び回る行動を控えた。人が生きて味わえる時間を、大切にしなさい。というメッセージ。美術館へ向かうはずだったけれど、途中下車した駅の、ビルの高い階にある、カフェでしばらく過ごす。

頼みたいメニューを素直にオーダーした。そののち、帰宅する方向のターミナル駅へ。お化粧カウンターでフルメイクをしてもらった。ぐずぐずしていて、かんがえても仕方がないか。本人は大変だけど周囲迷惑。島原大変肥後迷惑。

夜、部屋でずっとお化粧品を選んでいた。ネットの画面で。ズルズルゆるまる、ただただねじがゆるまってゆくみたいに。

何日か前の夢の話。

ふたりの男女が、あのひとたち付き合ってるの?とウワサされて、それは同じ夢の前回までのストーリーで、夢の中のわたしは、そうそう、と記憶がちゃんと手繰れた。夢から醒めているときに、この夢世界を全く忘れているのに、本当にどこかに実在する、もうひとりのわたしみたいだ。この、「記憶を手繰る」インパクトが強く、起きてからも思い出せる。

とにかくその、デキテル男の方に、直球で、デキテタノ?と夢の中のわたしは質問した。そして返ってきたこたえが、その語らいかたが、とても素敵だった。男のひとは、知ってる人の見た目で、しかし現実ではおよそ凡百みたいな、つまらないことしかしゃべらない奴。それが、本質がこんなに素晴らしいなんて、と夢の中での像に引っ張られてる。

わたしが憂える、教育の害。というのが、つまり後天的に学校教育を浴びてしまったことで、ツマラナイヤツニシカナレナイ害が、どうやら有るのではないか。と思っていて。

夢に登場するひとびとの、珠玉なかがやき。もともと持って生まれた質が、それぞれ、咲くべき大輪の花。みたいになることが、夢の世界での「大人」だった。行動の動機とか機微とか、人々の様子が素敵すぎて再現できない。

人間に託されたイデアを、神さまに見せられたかんじの夢だった。

TORABARA きさらぎ10日

毎日ヨガ也。夜の時間に、チャリで向かう先、かつて住んでた街。住んでた土地そばの小道を曲がりくねりながら走った。街に親しみがある。限られた時間で、ショッピングを楽しむ。

この街も、たまには来ようとおもう。都会のなかの庶民的な、その加減がちょうどいい。

通っているヨガは、自力のエステ。というかんじ。とにかく来月からは月4回、通う。何度もお得だから通うというのは、お得が動機になるのは、NO。しっくりと、その時間の中に佇む。かどおか。得だ得だと、自分を振り回すのがだめ。

ヨガが終わって、シャワー浴びてるばあいじゃないよ、美味しいパンが売ってるお店が近いから駆け込みたいよ、などとよぎっていたけれど、まあ、ごゆっくりと、体洗って、夜風の中を帰りました。

TORABARA きさらぎ9日

朝8時のヨガに行けたー!嬉しい。ちゃんと行けたわっわっわっ。

ヨガ終わって、シャワー浴びてメイクして、街へ繰り出す。ひとつ展覧会、花器展を見て、

池袋のランチへ行けたー!ずっと来たかった。春巻き3種類が旨い。ビールは、ハノイにした。ラルーにするか迷った。缶にトラの絵柄がイカすのよ。

熊谷守一美術館へ行く。おととしの夏ぶり。壁に掛かっている一枚一枚に見応えがある。どの絵がどこに掛けてあるか、壁ごと記憶になる。室内の誂えもよくて、心に残る時間になる。ここには野町和嘉さんのチベット写真集が置いてあり、なんと直筆サイン入りのご本だった。流石。

池袋に引き返して、大型本屋さんで観光先の本を選ぶ。本屋がいとおしい。レジ前の長蛇の列。本への熱望が、空間に漂うかんじ。ここは呼吸できるーと感じる場所。

しんじゅくへ移動。電化製品の店、服飾材料屋、で必要なものを購入。材料屋さん、しばらくぶりに見たら値上げがすさまじい。服の裏に施すテープは、ごひゃくえんしないくらいだったのに、3倍くらいになってた。高級な、華道とかお琴とかにならぶ、お裁縫の道になってたりして。

朝が早いと充実します。いちにちが長かったです。

TORABARA きさらぎ8日

素晴らしすぎる朝。8時に始まるヨガクラスに参加した。直前まで、自転車で行くか電車で行くか迷って、自転車。朝の空気が爽快で、自転車が正解!

こんなに朝早いクラスに参加できたなんて、すごいよわたし、なんでもできるよ。と、上機嫌。帰り道は、花屋さんに寄る。10時3分、ちょうど店が開いてお花ならべ始めてる頃行けた。そして

新しい年を迎えるのかってくらい、家の掃除。拭く。掃く。掃除機の本体を、解体して掃除。隅々まで磨いて、なんて気持ちいい。布団を干して布団たたきで、ぺんぺん。とたたく。

昼すぎの長風呂。などを愉しみ、夕刻が近づいて、近所老人と、近所レストランへ行く。チョコデビルパフェが、美味しそうだとおもったけど、ひどく不味かった。こういう味に騙されなくなったわたくしの、味覚が鋭敏に育ったというべきか

なんでも旨い旨いと感じる味覚のほうが優れているのか、どっちだろうね。(これは昔からの問いです)帰宅して、眠った。

TORABARA きさらぎ7日

一週間前のはなしだけど、知り合いが勤める店のまん前を、遠目でチラ見しただけで通り過ぎた。その自分を、観察したかんじ。いるかいないかをカクニンしなかった。女子の人同士が出来事をなぞり合う際の、意味の振り方が、だいたい合わない。焦点の当て方や強度。おばちゃんに属しているかどおか。女子同士の駄弁りが出来ますか。

沈むような気持ちに毎度なる相手と、離れた。それを、ことあるごとに思い返すため、沈澱していたおもいがぶり返す。もうこちらに放たれてしまった、アク、灰汁。みたいなのを数えてしまう。

実家といい、旧知の輩といい、反吐ろの掃き溜めみたいに、振り返りたくもない。

しごと終わってから、ヨガ教室へ。その街は、なんて賑わいの夜店のかんじがよくて、通う店を一店舗だけにしぼる申し込みをしたところ、ここだと千円高いですって、交通費もかかるし。こういう不自然さって、やめとけってしらせみたい。

街の、寄り道の、なんて自由な空気。ずっと、このまちのことは、手の届かない憧れも孕むし、なにかある気配。いずれ、ヨガ通い先、変えていいし、また別のここに通う口実が、必要が、できてくるかも。

パソコンに付けるスピーカーを入手。白くてコロン。としていて、かわいい。音はまあまあだった。れ?まあまあでいいっけ?ちゃんと音を確かめてから買えばよかったね。