TORABARA かんなづき25日

朝、雨の中、電車に乗ってヨガ教室へ行った。

朝早く、公園で、花屋の市場が立っていた。チューリップ球根を、一番乗りで買う。おばはんが阻止してくるような発言。まだ9時半じゃないから売れない。と言い、年寄りのおじさんがいいよいいよ、持って行って。と言った。

おばはんがどこかへ行ってる隙に、何個欲しいの?何個でもいいよ。じゃあ2個。ほんとに2個だけでいいの?など会話する。おばはんが帰ってきて、は?あんた、1個だけよ、買っていいのは1個。とかがなり声出してた。

今年は2個買えるようにしたらしい。後続のひとたちに、大声でアナウンスするおばはん。可笑しかった。

ヨガ教室のある駅には、行列のできる揚げ物屋さんがある。雨なので空いてる隙に、卵10個買う。カツ揚げもください。おじさんは100円まけてくれてた。今日は、やけに、おじさんキラーなわたし。

帰宅して、梅ジャムを、やっと作った。セロリとキュウリと蟹の酢の物も作った。

掃除機かけた。

夕刻から、近所老人とコーヒーを飲み、ドウナツ5コ入ってるうち、3コあげた。おおいなるサービス。たらりたらり話をする老人。わたしは、商店を見て回りたいのだが、さっぱり、商店への興味が無い老人。

わたしは、今売られているものを棚の隅から隅まで見る、というぶらぶらした時間に、思いを巡らしている、という習性があるのです、でした。

TORABARA かんなづき24日

全能感っていうのを、どこで味わうか。職業において、経験を積んで、プロになる。という道だけを正道と呼ばない。わたしの場合、

自分で、宇宙そのものとつながっている感覚を、時間に、さぐってゆく営み。完全な健康っていうほうが近いかな。それ。と、つながろうとしている。

わたしが食欲を、自然とコントロールできているのは、つまり、わたしにとって、正道にいるからかもね。周辺環境ではなくて、自分につくりだしている宇宙が、ほんものかどおか。

とにかく、弊害みたいな厭な娘とか、目障りがいて、おまえ失せろや。という念がわいていた。レーダーにのっかってきた、敵。を、わたしの生霊は強くて、追い払えるのだったりして。

夜は、美味しいラーメンを、家のひとが作ってくれた。ワインも飲んだ。速攻で眠くなり寝た。

TORABARA かんなづき23日

雨が降ってたこともあって、夜、ヨガへ行くのをキャンセルした。ワイン飲んでチーズいただく。とっとと寝る。

仕事は、たてこんでいて、息もつけないほどだった。

今月の、9日の朝に、金木犀が香り始めた。突如、その花の匂い。日付けを来年まで覚えておこうか。

TORABARA かんなづき22日

すごく昔、わたしは22日生まれの人が好きで、そのひととわたしはちょうど8ヶ月誕生日がはなれていて、中間であるこの日に、何人かで会うことになって、それを、ふと、思い出していた。

今、それは無機質にしか思い出せない。その人が好きだという感性は、もう消え失せていて、わたしの成長過程で、その人が好きだということを鏡のように自分を成り立たせていたそれは、石杖のようなかんじかもしれないけれど、それすら、さっぱり私の体には残っていない。

そういう人(って、どういう人なのか、よく知らないまま、何かイメージ?)に、何かを期待していて、自分にまきおこる、ふわふわとした感覚を、楽しんでいたのだったか。

その22日生まれの人は、モテていたことは事実。いつだったか、会話したときに、モテ男に特有のクソつまらなさを察知して、醒めきった。と記憶する。モテ男は、努力しなくても、キラキラと話を聞いてくれる女子に囲まれて育つために、とてもつまらない男に仕上がる説。

失恋でひん曲がりつづけた乙女心は、もう恋を忘れた話。

TORABARA かんなづき21日

仕事がたてこんでいそがしかった。

週末の旅行で、温泉のあるホテルに泊まったのだが、あなたのプランには浴衣がついてないから、税込み330円払ってください。というチェックイン時の、紙に書かれたメモ、が目に焼きついていて、いきなりの興醒めだったのだが、これを迷わず、口コミに、書いた。

温泉宿だろ、その料金設定もセコい。と書いた。一人客への嫌がらせみたいな宿側の揺さぶりだったのか。田舎だし。

ちゃんと口コミが掲載された連絡が入った。徹底的にコテンパンに、変なことは変と言う。

星も見えて、素晴らしい山並みも見れた。只、そこにいた人は、変だった。ホテル支配人をディスった。

TORABARA かんなづき20日

出社。豪華ランチをいただいた。

チーズと、おやつを買って、帰宅途中の、地下鉄乗り換え構内で、またしても月曜日のシャンパン。ほろ酔いになる。

昨日と一昨日の報告を、LINEで送ったのだけど、1時間近くかかっていた。昨日と一昨日の時間の中に再び没頭していた。

ランチの時、話をしていて、その相手が今日は嫌じゃなかった。上辺すぎてあしらい合うのに、ご一緒する意味はわからない。征服欲が強めな長身の女、人に照準があたっていることは、まともだと思いつつ、わたしは、ここに浸からないようにしているというか、

経験上は、警戒しかない。女のひとで、ろくな関係性は無かった。それが性に拠るものか、言い切れないけれども、わたし、わたし。という女の我欲が、どうしたって、私(自分)と噛み合わないのだ。

女が、わたし、という場合の、わたしバイアス、が、よほどおんなを超越していなければ無理。勘違いな奴を、たててあげるみたいな譲った態度をしてしまったことによる事故が、そういえば、その起因による絶縁が、何度もあるな。

TORABARA かんなづき19日

曇っていて、雨になるって。今日は、三峯神社さんへ行く。

明け方の空と山並み
白とブルーの電車が、懐かしいと思った。あけぼの幼稚園へ通うバスが、この配色だったね!
昔にワープしたみたい
三峯神社さんに、到着。山がもくもくとした息吹。
おおお!狼さんです。阿像
吽像。

神徳無邉。

泊まった宿に足を引っ張られたような旅。泊まった宿のヤマモトと名乗るオーナーの態度が気に入らなかった。泊まる前日からの横柄な口のききかた。そもそも電話かけてくるってなんなの。船乗りから転身してるらしい。荒くれを親しみとかんちがいしていて、わたしとの間に誤解が生じていた。ホテルの、上品なサービスを求めても無理があるのかもね。

昨日は、川下りは、水が少なくて出来ない。今日は、ほんとうは奥宮へ行きたいのに、到着がすっかり遅くなったうえに、雨。

西武秩父駅出発の三峯神社行きバスは、10時30分発と12時30分発があって、お宿から送っていただけるバスで駅に10時40分に着く。この無慈悲なかんじ。

西武秩父駅から、秩父神社へ歩きがてら、おやつを買い出した。秩父神社の境内に足を踏み入れてぐるり、見渡しただけで秩父鉄道、秩父駅へ急いだ。11時20分発で秩父鉄道三峰口へ行けば、三峰口始発11時50分の三峯神社行きバスに乗れる。トリッキーに、旅をする。やれやれ、12時50分、三峯神社に到着した。

それにしても。奥宮遥拝所からの霧の濃いこと。
神秘的な眺め。
装飾が派手ですね。
立派な御神木。
ヤマトタケル像
霧の白。

荘厳でしたね。山奥に参拝に来た実感がありました。奥宮へは、機会見つけて詣らしてもらおう。

帰り道のバス、雨降ってるし寒くなり、予定を1時間早めた。バスは、ぴったり座席に人数収まってて不思議。バスの座席で高級干し柿、秩父の商店街で買い込んでたやつ、をちびちびと1時間かけていただいたことがいい思い出になった。

17時7分発、Fライナーで帰途につく。電車の中の話し声を、耳栓して塞ぐ。こんなにも近い、埼玉秩父地方。手軽に週末旅ができるね。

TORABARA かんなづき18日

旅。朝、旅支度を、ゆるゆる始めた。どのくらいの温度か、着る服とかアクティブの度合い、夜のひとときに、刺繍かアプリケしよう。

最寄り駅、9時30出発。あんがい近郊へ行くのだが、路線図がよくわかっていなかった。電車の連絡具合というか、昔に比べて、乗り入れが複数になっている。飯能?ってなんだっけ、いつも乗る副都心線が、乗り換えていく筈の地へ乗り入れている。

昔、たしか西武池袋線で行ったんだっけ、池袋駅へ行く。特急は満席でそれならば、のんびりと普通の電車に乗った。鉄道時間は、トリッキーになっていて、結果、同じ秩父鉄道に乗ることになる。人が空いていて、普段の週末に、ぶらり、出かけるのもアリだわね。

本日の雲

川の水が少ない為、川下りは取りやめています、一周するコースならあります、それで田舎のヤンキーそのものな船頭さんの、荒んだ面白みのあるトークを聞く、たった20分の船旅。

綺麗な景色。わたしは先頭に座る。
岩の形状を観察する、地球の窓ですね
鳥の後ろ姿を見て
宝登山神社さんの屋根近くを守る鳥さんを見た。

川一周した後に、お土産やさんの通りでキュウリ齧って、宝登山神社への坂道を登る。どれくらい遠いかしら、1時間後に、鉄道に乗り、皆野って駅へ行かねば。

土産屋さんの通りが、とても素敵だった。私に甘納豆と漬物の試食を渡そうとしてくださる。その、一心なかんじ。日本の美しさが残っている土地。サービスが一律で合理的になってしまったため、この味わいが、減りましたよね

宝登山の狛犬さん 阿
吽 背中からのお姿
秩父鉄道。SLとすれ違いました

この夜は、大変な喜びがあった。野球の、YouTubeを、ずっと、取っ替え引っ替え見て、夜は暮れていきました。わたし、今朝、このひとの支度しているベンチ横に座ってる夢をみていて目覚めてる。リアルに会ってたみたいな感覚。

長瀞は、ずっと、わたしの一部が、秩父と長瀞を旅しているというか、川下りをした思い出があって、今日は、乗れなかったので、おぼろげに川に漂っただけだったため、封印されたままになった。ほっとしているというか。来たことがあるはずの場所で、みおぼえがあるかを手繰った。本当に、この土地に旅したのだったっけ。

夜、星空を見上げたら、天の河銀河が見えた。銀河を見たのは、初めてだとおもう。