TORABARA かんなづき28日

出社の日で、雨降りだったので長靴を穿いて行ったら、昼には雨が上がる。ブーツに見えるかな、この長靴。見えませんって。まあ、いっか。

有楽町をぶらぶらする。一昨日、ぱたっと、ドライヤーが電気が通わなくなり、10年近くもってくれてた。今日は、新品を買う。売り場で一番気に入ったやつを購入した。ウキウキ。

写真の現像も、する。先日の長野旅行。写真、なんか情が溢れだして、あれもこれも現像した。晴れてる中の、苔の森。ぽっこりした丘みたいな車山さん、だだっ広い草原の道。連れてたぬいぐるみさんを一緒に撮ったやつ。にひたる、いい時間だった。

白樺と、白いひとふたり。

それと、久しぶりにゆったりしたお店へ寄る。雑貨屋さん、豊かな暮らしに導くような品が、いろいろあるお店。練り歩くの、楽しかった。

TORABARA かんなづき27日

歩いて、中目黒まで行ってみよう。15時出発して、いちじかんじゅうごふん。かけて、歩きましたとさ。ゴールにてご褒美の、美しい日本画を観覧。

森田あき子 「秋華」部分です。菊、ゴウジャス

電車で渋谷。井の頭線で吉祥寺へ。毛糸をね。選びたいのよ、とても大玉をひとつ、買って帰りました。18000歩、あるく。選挙へも行った。

TORABARA かんなづき26日

雄山の頂上で、軍手をいただいたのだけど、3,000メートル級の山頂へ、初めて登って、手ぶくろが必ずひつようだと知って、そしたら頂上に売ってたー。よかった。これを

先日の上高地でどうやら落としたらしい。と、ちょいちょいこのごろ、あたまによぎっていた。多分、ベンチに置きっぱなしにしたか、というあたりがけつろんになってた。ベンチで服を着替えたりしたから。

そしたら今日、上高地の時のズボンを穿いたら、ポケットに、軍手が入りっぱなしだった。なんてなんて、嬉しい。失くしてなかったなんて。両手でつかんで、頬にすりよせて、よかったーと、声に出して言いました。

今日は、自転車の前タイヤのパンクを直す、ためにちょっと離れた自転車屋さんへ持ってゆく。一旦帰宅して、さきの、返品するブランケットの宅急便、集荷を待つ。そして宅急便屋は、約束の時間4時になっても来ないし、自転車屋は、たしか4時で閉まるしどうしよう、と自転車屋に電話したら、4時30分まで開けててくれるという。それで、歩いてたら間に合わないから、もう一台ある自転車に乗って近くまで行って、とりあえず直った自転車を家に持ち帰り、

こんどは電車に乗って、自転車屋そばまで留めてる自転車を取りに行った。ややこし。電車に乗って、目的地、自転車屋最寄り駅。の乗り換え駅は下北沢。そこで下北沢の途中下車を楽しみましょう。お化粧あれこれ選ぶ。じっくりと。つまり、お楽しみ袋を作るとすれば何を詰めるかって考えて、選ぶ。ディスカウントなお店なので、1コ分のお値段で8アイテムくらいも買えた。

とにかく、自転車を家に戻し、夜7時、近所老人と、ファミリーレストランにて会合した。わたわたとしていた日だったわ。

TORABARA かんなづき25日

今日は、うかうかしている場合ではなかった。見たかった、地方文化の、民俗学の、コアな映画を上映している日だったよ。

うかうかしていたので、のんべんだらり。として過ごした。

京都市で270年も続いている画材屋さんがあって、注文していた日本画の絵の具が水曜日に届いて、にんまりと嬉しくなっている。付録で、ちょっとした冊子が入っていて、真面目に塗料を作る光景とか、色を職人の感覚で伝える、というそのこと。に、しびれる。

ワインを開けて飲む。VV。樹齢90年のぶどうの木に成った葡萄で作った。壊れやすそうな味、やわらかな味わい。スペインで瓶を開けていただきたいよ、瓶の中に保存料が入っていないじょうたいを味わいたい。と思いました。ALBADA 2020年

TORABARA かんなづき24日

昨日届いた、通販で買ったブランケットに、物申す。梱包するさいの、四隅の留め方。ナイロン製のネームタグ、足が1センチの長さしかない留め具で、強引に縮めてあった。

どうやって外すの?毛足があるものなので、毛をいっしょにハサミで切ってしまうことになる。更に、外した時の拍子で、留め具のアタマがどこかへ飛んでしまった。辺りを探しても見当たらないことから、おそらくブランケット淵の三つ折りにして縫ってある筒状な密閉空間に入り込んだと思われる。

寝具なので異物混入は嫌だよね、寝てる間に、出てきたりしたら、尚のこと、嫌なので、カスタマセンターに文句を言った。返品することになった。外す時のことを、なんで考えないのか、

考えが足りていないまま、商品を送っているしくみ、が、何か身近なイライラと相まって、考えろや。みたいな怒りになってた。

TORABARA かんなづき23日

仕事が終わって、蒸し暑いような、気分的に、くしゃくしゃしている。ワインをコップ2杯飲んでるけど、外出。図書館へ行く。読み終わってる本も返せた。毛糸編みの本を2冊、借りた。

河合隼雄さんの、演説集を読む。発言の断片に核心を突くような冴えがある。時事を論じてある何年も前の本を読んだとき、古びていなくて、たまげた。普遍的な境地というか、物事の深層を見る能力が凄い。なんというか、力をいただくような本になっている。いつも。

一様序列について。日本の特長で、同じ基準に依る順位。を気にする。おおいに、思い当たる。勉強をすごくすれば誰しも一等になる、という幻想が、学校教育にある。生まれつきの能力差がある。ことをひた隠してある。一様序列、すなわち有名大学から大企業にすすむことが身分が高い、とでもいう向き。学問の器が無い輩が、無駄に時間を費やして、人生にとっては余計なテクニックを身につけさせられ、ふくよかな体験をすべて削ぎ落とされる、貧相な子供時代をおくる。

踊りが上手いお子さんのお母さんが、この一様序列の枠にわが子を嵌めてるしかなく、上手いのは踊りなのに、とにかく、大学に進むことだけに執拗にこだわってるようだった。蓋をされているのは、そのお母さんのソウゾウリョクなのかな、そうせざるおえないと、おもわせる、世間様があるらしい。

なにを世間と呼ぶかを、自分で決めなさい。と、わたしは考える。

今日はここまで。

TORABARAかんなづき22日

水回りを、新品にしてもらった。私の住む賃貸一戸建ての、お風呂、おトイレ、お台所の、水道が、新しくなるって、こんな気持ちいいことがあるんだね、凄い。人々に、良心があって、この工事が叶っている。

午後1時に、工事の人がいらっしゃるから、せめて、キレイに拭いておこう。

そしてそして、本当に、新しい水道が設置されました。わたしは選ばないデザイン。ピンクと水色の、色の入った蛇口。キキララさんの色よね、最新のアイテムではない。ここは、庶民的な家の設えってこと。ふうん、わたしは、せっせと、水回りをお掃除するから、新品なことが

なんてなんて、嬉しいってこと。

TORABARA かんなづき21日

出社の日。電車が混んでる。おしくらまんじゅうをしない。乗らない。次を待つ。人の波に交じらない。地上に出て、歩道を歩こう。

昼になって、ショクバの女子が4人で食事した。会話は、いしきをとおのかせていたかもわたし。主婦が共通項でもない中の、子育ての話。が、あたりさわりないというより、その人の単純な関心事らしい。知らねーし。他所のガキ。

寒くなり始めたので、フリースの売り場へ行く。迷っていても、けっきょく手に入れるから、今日、手に入れよう。紫の傾向の、灰色。

それから、高級食材のお店で、身体に良さそうな味噌を買う。

本売り場、学校がいっしょだった、ふたり組の、新刊本。川に投げた石が波紋を呼ぶみたいに、こころがざわめいた。そのひとたちに、ポストがちゃんとあったこと。タレント所属しているようなじょうたい、まもられているよね、凄いって思った。わたしは○○家です。というおさまりかたを、求めることについて。多分、忙しなく、朝は9時から、「業務」を詰め込んでゆくものである、ことがわたしの初期的な設定であることに比して。もしわたしが、悠々と○○家、として構えるとしても、その悠々、という部分を自分でおびやかすのかもしれない。どんな身の委ねかたを、何に対してするのか。

わたしは自分にとってのリアルを辿って、今日ここにいるけれど、それを傾けた視点でもながめてみる。そういう波紋がわたしにひろがっていたということ。