TORABARA さつき4日

無為無策。天気いいから外に出よう。電車に乗って、多摩動物公園が近づいて、このまま行っちゃう。なんと、本日無料だった。わたし、知ってんのかな、意識にのぼらない知覚。に、自分で驚く。

アフリカ象
ライオンバスを待ち構えるライオン
チーター
ツキノワ熊
虹色の雉

色々な動物を見て回れてよかった。

そして立川IKEAへ行く。このお出かけコース、お気に入り。いちごフェアですって、白ワイン、冷えてますって。ららら

おやつ。

じっくり、生活道具を選んで店の中を歩くのが好き。とてもいいチョイスも、大失敗で捨てたこともある。

昨日の話の断片に、ひとは20年も経てばまるきり別人に変わる。というのがあり、考えていた。ひとは変わらないでしょ、と唱えてるのを数ヶ月前に聞いててやはり考えてた。まるきり変わる。という説の方が好みかな。進化して、変わり続ける。

TORABARA さつき3日

朝早くから、お参りをする日。電話をかけて、昨日ではなく今日の日付を約束していたので、ちゃんと行けてよかった。清々しい。内殿にはいれる特別な日。

昼すぎから美術館で音楽会があるので行く。近所老人のおススメで、待ち合わせた。

6年ぶりくらいでお店で世話になった方もいらっしゃる。なんというか、近所老人は、この方のことを要のようにおもっていて、比して、この方のほうは、そんなには、近所老人をわかっていないような、なんというか。

もう店は終わって、明日やり直せるわけではないのに、口を悪くなにか言ってほしくなかった。正直なことしか話さない、というのは伝わったけれども、もう、この先の改善が出来る訳ではない事物のダメ出しがあって、余韻が、収まりが悪かった。

音楽、フィリップ・グラスのピアノ演奏は、とても良くて、絵画も良くて、地下カフェでお茶したことも良くて、高級車、2シーターの助手席で、送っていただいた。よかったね。なはずが、これも、かりをつくってしまう非礼なことのようにも思える。

自転車で最寄りに戻っていた老人と、再度ファミレスで話し合う。老人の耳に入れることは憚られることを黙った。もう済んでしまったことを、どうか美談にしてほしい。わたしの夢にでてくる、美しい様子の延長が現実のほうにたちあらわれて展開してゆきますように。

TORABARA さつき2日

週末ばんざい。

今日は、新幹線爆発という映画を観た。赤ワインも飲んだ。ブロッコリーとカリフラワーの入ったパスタ食べた。ピーマンも入って苦くて旨かった。

今週の特長は昼間に眠気がありました。

TORABARA さつき1日

ノイズでしかない家のひとの家での様子、に屈して、しごと終わってからワイン浴びるように飲んで寝た日。

むくむくと、たてなおさなければ、という念をもっている。

youtubeという、騒音。昔の歌謡曲だとか、テレビ番組のざわめきを垂れ流しされる、その音が、保菌者の微熱のような、気怠さがある。うるせーな。

わたしがひとり。という暮らしが、長くて、すっかり完成してしまったわたしの瞑想空間。のような家時間。をここまで掻き回す、崩壊される、変えられる、そのような相手だとは思わなかった。ぬるさ。俗物。一緒に暮らしてみないとわからなかったことだから、わたしはそれを責めていない。

ヨガでいうところの、難しい姿勢にも呼吸を通す。それをここで実現させてゆく。

TORABARA うづき30日

今月最後の日。北海道へ旅行したことが、なんてよかったでしょう。

残業した後に、夜ごはん、作り置きしている牛肉と蓮根の煮たやつをいただき、酢の物をいただき、駅前のベンチにて、近所の老人と会う。

電話代の集金と、北海道土産を渡す。こころが重かったり鈍かったりする時期が人によってあり、こころがかろやかになってるひとのとっけんみたいに、たびは、出来るのかも。わたしの周りには鎖付けたようなひとばかりで、たびをしたことのはなしを聞けるじょうたいのひともいない。わたしの旅のはなしを吐くことがマレになっているけど、近所の老人は次々と北海道土産を受け取ったてまえ、それなりにわたくしの土産話を聞いた。

帰宅して、ワイン飲んで、寝た。

TORABARA うづき29日

今日は祝日だったけど、お仕事は、お休みだったけど、昼すぎてうたた寝して、夕方になってから近所のお散歩した。

パン屋さんを見つけて、おトクなセットを買う。それから本屋に入る。

本屋の、背表紙を見て廻ることが今日の旅だった。新しく世の中に出てきた本の、ういういしさ。前から読むはずにしていた本が文庫版になっていたので購入した。ノートも。

欲しい。読んでみたい。と思ったことは則ち、気持ちが体験したことというか、気持ちにとってのクルーズというか、それでその体験値みたいなのが、その数がカウントされて、そこそこ体験が増えて、満たされるというか。それを

今は出かけることで刺激を得て、満足を得ているけれど、このあては、ひととの結びつき、だとか、わたしが生み出す作品、にあるような足場を、つくらなくちゃ足場を、くらげじゃないんだから、みたいな気分。本来的なしごとをすることによって、新鮮な刺激が得られつづけることが軸になるようにする。

なにかはぐれている、と、なにかしら焦ったようなここちがあるのは春だからか。

TORABARA うづき28日

朝、出社。今日のわたしの足元は変だったとおもう。象牙色のタイツと銀色のパンプス。スカートやトップスと合っていなかった。スカートやトップスを、調和したものにするとよかったのかも。

昼、インド人店員だらけのカレー屋さんでグリーンカレーをいただく。ナンとマンゴーラッシーもいただく。フィリピン人かもしれないしイラン人かもしれない。外人だらけのお店。

仕事が終わってから、夜7時から使える食事チケットをにぎりしめて入るお店をさがす。白玉の乗った抹茶ソフトクリームにする。前に、この店はいつも空いてることをこの日記にも書いた。素材が良いものが使ってあり、素材の良し悪しが判別出来るひとが世の中に少ないのかも。お値段が高めで、敬遠するひとが多いのか。食べたデザート、おいしかった。

なにかそわそわしている。しっかりと机に向かい、縫う。ことをしてゆくのか、縫いまくるような時期は、過ぎつつあるか、風を確かめるようなかんじ。こん詰めて縫おうとした時に、針が消えた、忽然と消えた、それはわたしの潜在意識が意図して消したのかな、

安く便利屋になる能しかないような、若い頃の、使われ方、その岸からは、すっかり離れたはずだ。物理的に、ひとをきったから。それで本来好きな、核になっているそのことだけをする。time has come

に、してゆく。わたしにととのう時間が、旅しているときにありありと感じられる。旅するような毎日に、してゆく。

高級なチーズを買う。ヨーグルトを買う。帰宅した。

TORABARA うづき27日

今日は、行けるかな行けたりして。と、ドキドキしている場所へ、ほんとうに行く日。

洞爺湖。行けるとおもっていなかった。列車がお値段が気軽とは呼べないのだけど、せっかくだから、今。行かなかったらいったいいつ行くのか。

先ず、朝。昨日と同じ店へ、通いたいってくらい気に入ったので行く。朝7時に行列ができているところが、なんて特別なの

こんな美味しい、銀鱈の焼きをいただいたのは生まれて初めて。かに汁の中に、かなりしっかり身の詰まった蟹、入ってまーす。わたしは半ライスの量が、ちょうど良い。

二条市場にて、お土産をお買いまわりした。持ち歩くことになるから、軽いものを探している、と伝えているのに、冷蔵しないと運べないイカ塩辛を勧められて、更に、四角い特大なクーラーも付けてくれちゃって、あわあわした。重量で土産を選びますと伝えててこうなってるんですけどどーいうことよ、可笑しい。

それと帆立の貝柱をパッと買おうとしたら、店の人がちょっと慌てている。おねえちゃん、これ高いよ、みたいなことを言われてて、ここも可笑しかった。どんだけ小娘におもわれたのか。

荷物ふえたので、ホテルから宅急便で自宅へ送ることにした。昨日まで、荷物は増やさない作戦だったから、送っちゃうとなると、まだ箱はすかすか。まあいいや。やたら大きいクーラーも送り返す。周りの冷やさなくていい物品を、しばし冷やすってこと。塩辛の瓶は手持ちする。お部屋にお花屋さんで一輪バラを買って挿してたやつを、丁重に手持ち荷物で運ぼう。

さてさてホテルをチェックアウトして、ドアの外に出るなり目前のタクシーに乗車する。駅へ。桜の話をした。満開。今年はまさしく今が、桜も梅もいっぺんに咲いてる。

駅にて、列車の中でいただくおやつを選ぶ。水。カフェ・オ・レ。ダブルチョコマフィン。そして北斗に乗り込む。何号車なのか、どこに書いてあるのかわかりにくい。このデザインをスマートだとかんじる美意識も、あるのかもしれないけど、私は覆面列車だと感じた。途中で海が見えるのは進行方向左だったか、右は、山の一帯がよく見えた。

なんの拍子にシャッター押したか、よくわからない一枚。

洞爺に到着して、バスに乗り、昭和新山のほうへ向かう。
わーお!昭和新山。にょきっと、山になりましたって様子!
ロープウェイで有珠山へ登ってゆく。なんと眺めが良いの
洞爺湖と中島と羊蹄山
ひゃー。湖が丸くなっていて島が浮かぶようす、ドカーンと、羊蹄山が聳え立つ
すごい、壮大な景色だった。

ここが北海道だっ と、実感する眺め。一帯が自然のスケールが壮大です

立ち止まって振り返ったら、雲海になってる。
雲海に波があがってるみたい

有珠山の頂上、こちらマグマが固まってる岩?

階段があって、展望台へ行く。更に、現在、煙が上がっている活火山の、裸の山肌を見ながら周りこんでゆける道を進む。このまま下山できるのかってくらい降って、小屋がある辺りまでで、折り返すことにする。時間が、最終のバスの時間が迫るのだ。

このような道を進んだ
煙が随所で上がる。噴火は、もうそろそろあるのか、どうだろう

地球が生きている。その息吹をまざまざと感じる場所。

早特急で山道を引き返してロープウェイ乗り場へ。一本後の、最終も最終って便にしよう、もういっこ展望台があったみたい。そしてミルクソフトクリームをオーダーした。こんなに美味しいソフトクリームを食べたのは生まれて初めてだ。すごーく歩いた直後だったせいもある。汗拭いて、景色見て、ソフトクリーム。いそがしいったら。

なごりおしくも、下山。

また来れるといいな
ロープウェイの麓駅ちかくに野生のエゾシカがいた。ツノが生えた奴もいた。

洞爺湖のそばに移動して、しばし地球の地熱であたたまった足湯に浸かった。これが気持ちよくて、のちのち、じんわりとしたあたたかみが残る。

洞爺湖クルーズ船に乗る。最終便なので中島へは上陸できない。次に来たら、早めの便に乗りたいナ、来ることはないかもしれない。哀愁の漂う心境のまま、乗る。窓から湖がしずかに見えている。わたしの他に客は無かった。クルーズ船会社の人が船内を行ったりきたりして、業務中というかバタバタとしていた。
観音島(アイヌ語で、カムイチセモシリ。神さまの島)に、鹿がいたみたい。なんとなく、ん?木の幹と補色になっていて、わかったようなわからないようなかんじ。

中島(トーノキシヌプリ)の桟橋すぐそばで、白鳥が泳いでいた。架空の物語世界がたちあらわれているような驚きがあった。アイヌの人びとと、この島々は、密接な関係だったようです。

弁天さんが浮かぶ
引き返してゆく。バイバイ、中島。
がらんどうな船内よ、貸切!
洞爺湖
羊蹄山が光っていた日。雲のカーテンで隠れゆく
北斗に乗り、新千歳空港へ向かう。南千歳まで北斗に乗る。

夜ごはんは、湖畔そばカフェでゆっくりといただきたかった。しかしセイコーマートを案内していただく。素晴らしいコンビニとして名高いお店。チキン南蛮とかポテトフライをお買い上げする。北斗の中でいただきました。

夜、最終便の飛行機で東京へ。

千歳の、夜景。綺麗。