TORABARA やよい26日

朝お買い物をして、帰ると即、シゴトカイシ。スーパーの袋をしまっている場合じゃないほどの、ギョームタテコミにおそわれていた。玄関先、気温が低かったとはいえ、冷蔵庫に入れないで出しっぱなの、きになってた。

天気が良くなくて、こんな日は熱いココアを作って飲みたいなー、がかなわず夜になってる。

半身浴しながら毛糸を編む。シゴト後にまたもやシゴトチックなことしてる。あんまし進まず、くたびれましたので寝ましょ。

という日でした。

TORABARA やよい25日

一週間前に行った、洋食屋さんへ、また行った日。あ、またこのひと、来てくれたね、と気づいたかもしれない、ウエイターさんの目が語るかんじが、とてもよかった。久しぶりにプロなサービスをあじわう。

ずっと、気分がよかった。手元の電話に、店のメニューがダウンロードされて注文する方式で、わたしは先週一行間違えたのだ。ハンバーグ赤ワインソース、をなんとしても注文したいっ。食べ物へのしゅうねんを歓迎されるってところが、サービスの妙。

こちらは、前菜のテリーヌ、マヨネーズかけ。はこばれてきたとき、イメージとちがっていたため、サラダたのんじゃったっけ、という顔を私はしたとおもう。そのちょっとした機微を、ちゃんと拾ってくれている、プロウエイター君。大丈夫ですってすこしほほ笑みをするわたくし。こういう、ツーカーなの、通じてるってかんじ。

とても美味しゅうございました。

TORABARA やよい24日

浅草にて風呂に入る予約をしている。それだけが用事だった日。朝のうちから行くはずが、とうちゃくしたら陽が傾いていた。何度も通う街は、ワンパターンな歩き方が出来上がってくるものだけど、初めて、ビル上階の風呂へ行く。という試みによって、まるで浅草が真新しくかんじられた。

土地の古めかしさ、昔ながらの商店街をからかい半分に、のぞいてゆくのが楽しかった。ゆるゆるしていて、とても休まりました。

TORABARA やよい23日

アップルパイを焼いた。

作ってて楽しい♪

今日の天気はあまりよくなくて、家とか近所で過ごす日にした。スーパーの焼き芋を買うルーティンから、電車に2駅乗って、図書館へ行ったりしたことの、ワープしたかんじ。便利ですのね、電車。

帰り道はてくてく歩いた。途中に新聞の自販機があって、そろそろ1部購入しておこう。ざっくり全体を読みたくなる。読み終えたら新聞紙って活用できる。濡れた靴を乾かす時。掃除の時。

地味な日だった。

TORABARA やよい22日

家で育てている植物の調子がよい。それと、外に鳥が飛んでいて、鳥の声は、音として、植物を慈しむのかもよ、音浴。

きゅるきゅる、考えていることが変わる。過去の何かしらの出来事を、ぎゅっと掴んでいて、一定期間は、脱けられないでいる。ある時期、わたしの母には、異性の親しい友人ができて、そのひとは父の同級生で、父と母とそのおじさんが家の居間にいることが増えていた。父がいなくても、母が家人にしか見せないようなボロボロなネグリジェを来て、ソファに寝そべったまま、そのおじさんとおしゃべりをしていたりした。

おじさんといっしょにいる熱のようなのが高じたときに、危険物置き場から二人で拾ってきたベッドマットを、家の玄関先で、下品な笑い声をたてて、ホースで水洗いしている光景を見た。その夜に、今日からこれを使いなさい、と、私の寝具として押しつけられ、

親からの実質的な実力行使は、当時当たり前で、高校生のわたしには拒むことが許されない、これをわたしにとって嬉しいことだと想定されている意味が、わからなかった。悪ふざけ。母の鬱憤が行動になって顕れていた、という分析。母の本質には、魔が棲んでいる、という警戒感が、昔からずっとある。

1年半前に、帰省をした時、飛行機が空港に着陸したその窓から、夕陽が見えたとき、深い長い溜め息が漏れた。全く帰りたくない。自分の中のなにかをマヒさせていなければ会うことができなかった。なんでだっけ、と思い出していて、けっしてわたしを庇護するそんざいではなかったこと、何かを判断するときの充分な知性が無い。

関係性が、親といってもまちまちで、生半可に迎合することはありえない。いっこの、別の、人間への、ひややかなまなざし。さげすむきもちがあるならそれはそのまま。親子には一体感があるもの、とだけを強いてくるダンナへの反発心が、こんな重い出来事を記憶から引っぱりだしたか。

TORABARA やよい21日

朝、公園へ行って、始業に間に合えばスーパーへ寄りたい。ミネラルウォーターを買うこと。

夕方は、歩いて、別のスーパーへ行く。ヨーグルトを買うこと。それと、歩きたかったってこと。

シゴトの時、顔を知らない人たちと、インカムを付けたリモートでカイギをした。6人で。架空に近いかんじで、私がしゃべる番になったとき、ぺらぺらっと、色々なコトバがでてきて、あじをしめたわ!明るい気分があった。

今日ってザンギョーしていて、シゴトがおわってから3時間後に就寝。寝るの早くね?

TORABARA やよい20日

祝日だ。どこかへお出かけしたい。朝10時ころ、公園へ行って、桜の咲いた木を見上げた。駅前の焼き芋を買って、ひと駅分、遊歩道になっている道を歩いた。近くなのに、いちねんにいちど、位しか歩かない道。新鮮。

さくら

和菓子屋さんに入る。賑わっていて、ぎゅーぎゅーに、人。4人待ち。並んでるとまた後ろに続々と人。このひととき丈、風も止んで晴れてたみたい。

部屋に戻って、お抹茶と一服して、空模様が怪しくなって、風も凄まじくなって、もう家から出ない方がよさそうだった。つまんないから、寝た。昼寝なまま、夕方になってた日。

退屈に弱い。夜になって映画1コ見て、毛糸編みした。それとレコードをかけた。レコードが入っている紙袋がすこし、ゴワっとした風合いで、レコードを取り出すときに、触覚としても味わっているとおもう。バイオリン独奏の、巧妙なのを聴いていると、あたかも自分が演奏を奏でる側のような、臨場感があった。演奏の卓越していることとは、体験をもたらすってこと。

音楽レコードをかけて、瞑想空間のような喫茶店にするのがいい考え。

TORABARA やよい19日

寒い、氷を砕いたようなひんやりした空気。

昨日の夜、派手にワイングラスを割った。電気消してる台所の流しに、置いたつもりが、湾曲な鍋蓋にトツっと置いてたらしいままの勢いで、木っ端微塵とはこのこと。お陰で床に飛び散ったガラスの始末を、念入りにしたことで、かなりな床磨きになりました。

女のひと、という括りではないかも知れないけど、残酷なところがあって、普段から食器洗っていて、グラスにこびり付いたワインの跡を、ハイターした方がいいよなこれ、というのをジリジリいしきしていて、それをいきなり、割り捨てる。ほうがスッキリする感じ。ぜんぜん惜しくなくて、さっぱりした。

昨日から今日にかけての夢、山の頂上の尾根みたいな道だけど視界に開ける下界は、湖や街の広がり。あなたのお役割は。下っ端を味わうことばかりが現世では多いけど、なにかの頂点に居て、白馬の尻尾が付いているバチを8の字に振ってる。みなみなの衆。これにならうがよい。みたいなシーンを、見ましたとさ。