TORABARA はづき3日

1年以上ぶりに、極上のホテルランチを予約していて、行く。

念願のハンバーグ。前回、割高だからとたのまなかった一品。本当に食べたいのを食べること。

水道の蛇口から、シャンパンが出てくるのもお気に入り。ほろ酔いになり、羽を広げた気持ち。

博物館映像チケットの期限が近いから、行かなくちゃ、と、午後3時の回に、入場。しかしほどなくして、爆睡した。映像終わり場内の明るさで目が覚める。なんのこっちゃ。上野に来たことが無駄になった。東洋館でお気に入りをさがしましょうか。

蝶番の金具が蝶の形の箪笥。朝鮮工芸品
墓を守る。悪霊退散のまじないは、墓にかぎらず、ひつようだよね、悪いものを強力に退治してくれそうな像じゃ
エジプト、セクメト女神像

昨晩、あまり寝付けず、学芸員という職業柄を考えあぐねたせいで、冴えた。もうすでに世の中に認知されたものだとか、鮫の糞への感度が問われるのであって、

偏見だとは思いつつも、間近なスタッフへの階層意識が高そう。したしみではなく、じぶんのしもべ、それでカオもないようなキオクになったとさ、嫌な人種だね。と、私の中で決まる。世田美へ行くことはこれからもあるとおもうけど、(その人を見かけても)一方的な観察をしたらいい。観察は、もうしなくてもいいか。

登壇者の先生は、私はその会場に入れなかったので、縁が無かったのだ。使命を持って生まれてきた人が、80歳頃に、ご自身の経た体験の振り返りをされて語られていたのを、ビデオで拝見した。ご自身の才能に突き動かされる、しるし、のようなのを、積極的に生かしてきました。みたいなお話。ちょうど後押しをする社会の流れがあり、自分は社会に生かされた。

それはそのひとの道であって、そのひとに宿る直観が、かなりなインパクトだが、それを私は自分自身に再現したいわけではない。(ナイル川に沿ってオートバイを飛ばさないとおもう。)灯火はいただいたとおもう。わたしがつむぐはずのものがたりをなまけてはいけない。

わたしにはわたしの経典を乗せたマニ車があり、その車輪に、ぐるる、ぐるる、と勢いを加える。野町和嘉さんから聞こえている話とは別の宇宙的次元で併走して、やってみよう。という気持ちになった。

TORABARA はづき2日

写真家先生の講演会へ出発。整理券は2時から配られるからと、展覧会場を回って時間待ちして2時になったね、と配布カウンターへ行ったら、もうすでに、予定枚数突破。中で見れませんが音だけ聴講できますとのこと。

それでは。と、地下でお茶して3時になったので玄関ホールにて簡易イスに腰かけ、設置されたスピーカーの音を聞き始めた。

担当学芸員さんの挨拶。ここで記憶が目を覚ました。わたしの知ってる方です。かつて美術館の受付バイトをしていて、その時の担当さんだった方だわ!講演内容はよく聞き取れなくて、結局、展示室に再入場して見学。サイン会の時間になったので講演会場に紛れ込み、参加した。そののち

見覚えのある学芸員さんに駆け寄って、昔バイトしました!とご挨拶した。しかし、全く何も覚えてらっしゃらなかった。私を。初めてしゃべるひとに対応する問答。本日、中で講演聞けなかったと申し上げたところ、先生は来週もいらっしゃる。とご案内くださる。

いいえ、そうではなく。わたしは、内面で泣きじゃくるここちだったかも。この人とかつて会話した内容が言えるほど、わたしにとって知っている相手は、記憶喪失。もうその昔は消したらしい。彼にとっては、わたしのことは思い出では無いことの、残酷。

なのかな、自分のことでいっぱいで余裕の無い人物。かつての美術館で、そういえば彼は性格悪いと噂され、孤立し、間もなく退職したのだったか。それで記憶丸ごと消す必要があったのかもよ。

一緒に行ってた近所老人が気の毒がって、あまりこの話題にふれなくなった。

野町和嘉先生の写真

写真作品が素晴らしく、大きな画面で見れてよかった。チベット写真集は、20年前に知って、画面を憶えて、ときどきどうしても見たくなる一冊。今回は、小型の作品集だけど、サイン本が手に入ったのだから、とてもよかった。

TORABARA はづき1日

やっと週末。わたしは長年、ダンスを習ってたとおもうけど、これは大音量の中でストレッチするのが伸び伸びと好くて、この機会を離さなかった。その場所のダンス先生が、わたしが服飾をすることに目を付け、わたしにいいように指示を出して、言った通りに縫え、みたいな指導みたいなことが始まってた。

あなたはダンスは先生かもしれないが、服飾は、わたしの弟子入りしたいという話ならわかるけど、なにゆえに、わたしを便利屋に据える気でいたやら、せっかく何かは一線にいらっしゃるのに、人の強欲は、計り知れませんね。

その、KIMIってひとのお誕生日。いつまで遡ったらいいやら、ろくでもない事が数珠繋がりしている。悪縁を断つ。

今。を守って、その、よき今。と次のよき今をつなげてゆきましょう。

仕事は、やれることをやってお終い。ワイン飲んだ。ダンナがセロリとイカの入った物凄く美味しい焼きそばを作った。

スーパー買い出しにて、高級アイス、4コ入手いたす。

TORABARAふみづき31日

ダンナは自分のお誕生日に、大損したらしい。前年も、厄日になってたっけ、なんか、放置した。悲劇ヒロインってナルシストだよね、わたしはサディスト。やわなひとを崖から落とす。

今日は、夜、ヨガ教室だった。好きな先生のクラスに参加できて、しっくりきてる。ヨガの教室にいた顔見知りさんが、わたしをどこかの駅で目撃しました、と言ってらした。これは、テクニックというかなんか、口語でしゃべるときに、なんか近しいと感じていることを、こんなウソ言って伝えるパターンなのかな?

わたしは喋りことはが卓越しているわけじゃないので、なんなんなん、なんなの?と過剰な反応しました。

TORABARA ふみづき30日

朝、特上モンブランケーキを食べる。お抹茶いただく。出社。

来月の旅をネット検索しながら電車に乗っていて夢中になりすぎて、降りる駅を通過してた。周りの気配が完全に消えてた。え?ここはどこ?

通勤経路、初めてな路線で仕事先に辿り着いた。お昼ごはん時間に、仕事先の人たちとご一緒した。またしても、わたしは独善的な会話をしてご満悦になる、新しい境地を試していたとおもう。屈託ないおしゃべりを放ち、いい気分だった。

今日は、津波のニュースがあったため船通勤中止。地下鉄乗り換え駅でグラスシャンパンをたのしむ。今朝は、来月の旅を決めるボタン押した。飛行機に乗る。始発で出発する。その旅の決起集会みたいなシャンパンの味。

TORABARA ふみづき29日

日曜日に、写真家の知人から、たっぷりLINEに写真が、届いた。それが嬉しくて、わたしの気分を底上げしていて、わたしと連絡を取り合うことを途絶えさせたくない。という意思が強くあらわれたと感じられたこと。に、少しわらう。

良い言葉だけを言うのですよ、ちょっとした言葉は相手にとって神さま言葉みたいに響くことがあるのですよ、

わたしがいくつもおみくじを引いて、そこに書かれていることばを手繰り寄せて、こころ、こころが今、あぶなっかしくなりそうだから、そのわたしの負傷箇所を、ちゃんとわかっています。みたいなおみくじを次々と引いた。それと、

それに?蝶々がやたらわたしと接近する昨今。今年の最大の、あり得ない出来事は、父の時代錯誤な文を目の当たりにしたこと。これはこれ以上は解決しないのだが、わたしが準備するべき射撃用の表現は、ひろがるというか、防衛の重要性は、高まるというか、なんかもう、田舎の闇が深すぎました。

楽しい話と、つながっていられることに感謝。山の話、わたしたちの時間は、煌めきである。わたしは、旅をしているときに、生きていることの祝福を存分にかんじる。

誕生日のケーキ、今日買ってダンナに食べさせた。

TORABARA ふみづき28日

今週もどうぞよろしく。シゴトして、夜、7時から、ピザをご馳走した。近所の老人に。わたし、株で勝ったのです、その祝い会。

手放しに楽しい時間。うまくいったこととか、今後の予想をして、お開き。夜風の中、ちょっと高級なコンビニアイスを、近所老人がごちそうしてくれた。

TORABARA ふみづき27日

ヨガクラス、11時から始まる予約を入れた。

ヨガの先生で、ご自身の体付きに、不注意があり、皮下脂肪が厚く内臓を囲み、それを治すとかで、内臓の断面図の写真が、教室に貼り出してあった。

即物的な、えげつない、人体実験。いやいや、ヨガ的な観念では、そうなる(脂肪肝)前に、自分への気付きがあるだろ、とツッコミたくなる。

ヨガの帰りに、久しぶりに薔薇の切り花を買う。一旦帰宅して、お出かけ。

明治神宮さんにて、お昼ごはんをいただく。

ほっとした。昨日、ヘンな緊張したまま夕ごはん食べた後の、ホームタウンに還ったかんじ。

六本木一丁目へゆく。メガネを忘れている。それじゃあ、美術館に行くのやめるか?いいえ、行こう。

泉屋博古館所蔵、中国の古い時代の工芸品。殷の青銅の、ベンチ?

携帯電話のカメラモードにして、拡大鏡みたいな使い方をして文字を読んでいたら、単眼鏡の貸し出しが受付にあるから、申し込むといい。と係の人が教えてくれた。ツーな人みたい。鑑定士さんみたいに、作品を覗きこんで鑑賞しました。

あんまし、見た気しなかった。

紋様、凄い
取手もデザインされてる。
こちら、以前も観たやつ。
取手が鳥
線描写。麒麟?

帰路。最寄りの東松原の行きつけ、酒屋にて赤ワインボトルを一瓶選び、帰宅。休日終わりー。