TORABARA はつき28日

とうとう、換気扇の戸の役割をする、フィルターを買い替えた。このフィルターの掃除には、どれほどの時間やお金や苦労を費やしたことか。ヨゴレをためなきゃいいのだけど、年末になって大掃除するとき、格闘ぶりがなんだったか。ふつかに亘ったりして。寒い時期だからヨゴレ、落ちないか、掃除を夏にまわそう、というので先週、洗剤に漬け置きして、擦ったらハゲはじめた。

とにかく、こんどこそ、せっかく新しくしたので、ひんぱんに、柔らかく優しく洗って、回してゆこう。

やっと、届いたか。という感慨がぶあつすぎて、今日は装着しないままだった。

仕事が終わってから、図書返却、それと電話会社を替える予約も、ちゃんと入れた。

赤肉メロンを丸ごと、買った。北海道産。しばらく熟すのを待つ。

TORABARA はつき27日

朝の6時に、誰もいない、露天風呂の温泉に入る。それから、とても美味しい朝食をいただく。

小湊鐵道。に、乗りまして、象の国へ行く日。

高滝へGO
象さーん
ショー会場に向かう象
ショー。踊ったり、絵を描いたりしてた象。
二頭並んでいる。こののち、わたしは象の鼻に腕を回して、記念の写真を撮ってもらった。
よい夏のいちにちになりました
天気が大丈夫そうだったので、急に旅の予定を組んだ。しごとおわった足で、温泉に泊まり、翌日は早朝から、バスや電車に乗りました。
タイレストランにて青色のお茶。

象さんといっしょに写真撮ったときのわたしは、最高な笑顔をしている。しかし、腹が出てるやんけ、着てる服も中心が歪んでた。ビジュアルのチェックは必要だね。それと

ランディとミッキ、象の優しい気持ちがほとんどこちらに伝わってきていたとおもう。バケツに人参やバナナを入れて、動物さんの口に直接、エサをやってまわった。象のミッキの檻だったとおもうけど、向こうがギリギリ鼻を伸ばして、こちらも身を乗り出して手を伸ばして、やっと、バナナが届いた時、気持ちも通じ合った。感動だわ、周囲の人間達におかまいなしに、興奮じょうたいですごした。

1人で来てて、ショーの時は声もはりあげたり踊ったりしてた日。

動物って、わたしを癒してくれる。それが実感できた。

TORABARA はつき26日

おしごとの帰り道を逆向きの電車に乗って、旅へゆく日。乗り換えの駅でアクセサリー売ってるわ、半額ですって、キャー。と寄ってたら乗る筈にしてた便を逃した。

夕焼け

到着して、歩いたことがない街の夜道を、そのまちの空気感とか、愛情が滲むような気配とかをかんじながら歩いた。なんとなくあいされてる土地。そして善き温泉が湧いてるって。黒湯。

今朝は、5時前に目が覚めた。朝日が、裸の光。みたいになまめかしい光。に感じられた。そして、世の儚さを悟って、なみだがあふれてきそうなこころもち。なにがって。なんて自分はささやかな出合いを掬って、伝って、きょうまできただろう、なんて僅かなコトだけを味わって、この世を去るのだろうか。

この、振動したきもちが、夜まで止まなかった。小高い丘の上の土地に住んでいるので、都心のビル群が、地平線のほうに見渡せる。そのまとまったピンクが、嗚咽にも似たきもちに作用した。

TORABARAはつき25日

家を出発して徒歩で、駅近くなって、もしかしてお財布忘れたか、かばん空だったわ、引き返す。じかんのロスじゃね?とおもったけど

神社さんの手水舎から門をくぐろうか、というタイミングで、大きな太鼓の音が鳴り響く。じかんの照準が、ピッタリ合うようにできている。

国立博物館へ行き、国宝を見る。友の会に入っちゃいましょ。しっくりきた。ここが開いてるときになるべく、ここに来よう。チラシの、薬師如来さんの螺髪に、グッと惹かれたすなわち、呼ばれたっビビビビ。

お姿に涙ぐんでしまう法華さんがいらっしゃった。お顔なのか、存在ってだけがこんなにホッとなれる、歳をわたしがとったから、仏に近づけば近づくほど仏が美しいことを悟るのかも。

それと、ここに来る前に、カツカレー食べた。凄いカツカレー食べたいって時にいただけたから良かった。

TORABARA はつき24日

映画館へ行って映画観る。三日目。熱烈なファンがいらっしゃるらしいけど、どこがいいか知りたい。そして、世界の見え方のまるで異なるタイプが、一定数いらっしゃることを、目の当たりにした。三時間、居眠りをところどころした。大きな画面に人の顔が大きく映っている。二人だけが静止して映っている。テンポがゆったりしている。画面の色は綺麗ですね。表面的な特長は言えるけど、わたしの心と鳴りあうところはないかも。

次の駅へ移動。なにやら祭。わたしを掻き立てるわけでなく、わたしは平坦な気持ち。わたしはズレてるかもしれないけれど好きなことに向き合っていこう。お目当てのお化粧ショップで、一点一点の商品をくいいるようにみる。欲しい物は、買っちゃおう。いいものをイロイロ見つけた。

そして温泉へ。急などしゃ降りになっていて、露天風呂で、まっ裸で雨を浴びるたいけん。それと、プールで泳いだ。地下の食堂へも行く。食券の自販機が、うまく作動しなかったときに、すかさず後ろにいた若者が助けに来てくれた。たとえばキムチ丼を買うとして、とかボタンも押して実演して教えてくれたのだけど、こんどはキムチ丼のボタンが消えなくなる。

わたしは気を利かして、その若者にキムチ丼、ご馳走したらよかったか。きっと若者、キムチ丼、食べたかったんじゃない?

TORABARA はつき23日

フォーラムのクーポン券は期限きたので消えてた。

アフターワークのお出かけは、新宿の映画館へ。てっきりクーポン券は使い回せるとおもったから出かけた。せっかくだから、目星つけてたインド映画、観よう。クーポン券をお金払って、もう一度発券いたす。

昨晩の映画と、なんだか似てたわ、わたしの今ほしがる傾向は、こういうバトルなのかも。えげつないくらい女同士が戦っているし、本音が剥き出し。インド女の性格的片鱗か、つい旅行中にいきなり口争いをしたインド女を思い出した。カーリー女神。破壊と殺戮が喜び。らしい。

映画館に、大判のポスターがあった。

昨晩は、真黄色の長ズボン、大きなおリボンさんが腰に付いてるやつを着た。今宵は、真っ赤なワンピース、大ぶりなピアスも付けた。派手な週末は、ばんざい。街が明るくなるよね、レンガの道ど真ん中を闊歩。

次回はトレーにチュロスとかポップコーンのせてみよう。ごきげんな時間だね!

TORABARA はつき22日

アフターワークに、お出かけをする。先ず、お化粧をする。バスに乗り、渋谷へ行く。

フォーラム、という映画館で使えるクーポンを持っていたけど、東北地方のフォーラムグループ映画館だったらしい。クーポンが使えないと判って、Uターンしそうだと受付のお兄さんはおもっただろうか、普通にチケットを買った。キワい映画を久しぶりに見よっと。

ふだんの行動範囲ではない辺りへ出かけたから新鮮だ。渋谷フォーラムへは、多分10年ぶり。

デビルクイーン。

ブラジルの70年代の空気がそのまま映ってたとおもう。悪人上等。血の気の多さ。警戒アラームの音が、効果音として、音楽の代わりにながされていて、それは中心人物、デビルクイーンの心情だったりした。翻訳ではオカマと言ってたけど、近年のそういうひとたちの印象は、装いが美しく、逞しさがチラ見えする、異世界の心優しい生き物。かつては、青っ白くて、病気をおもわせる風貌、女に化けきれていない化け物。お決まりの網タイツ。憶えがあるカンジ。特上に娯楽だった。ラストシーンで腹から笑いがこみあげた。性悪説のまかり通り方が、可笑しい。

そのまま華やいだエリアの夜を散策した。映画館に向かう時に、背高のっぽな女、わたしのあたまの位置がおしり、くらいの外人が目の前を歩いてたけど、帰り道は、銀髪で全身銀色の服を着た、コンビニの天井に頭が届きそうな外国の男が、おどるみたいに立ち現れてた。なんか映画のシーンに入りっぱなし、みたいだ。

わたし自身を外へ誘い出して、とてもよかった。

TORABARA はつき21日

朝、薄暗いバスルームにて。手を洗おうと蛇口をひねったら、シャワーから水が直撃。わたくしの服はびしょ濡れになった。しばらく、ぽかん。と濡れっぱなしになってた。スカートもTシャツも、腰のあたりが全体的に水びたし。

カラン。の方のレバーにしていたはずなのに。いつもは、しゅんかんてきに目で確かめてるのに、忘れた。え?わすれるって?

記憶がしゅんぱつてきすぎる症状。

夕方、図書を返却するつもりが暴雨になっていて、お出かけはやめた。デイヴィッドリンチのドラマを日付変わるまで見てた。

赤ワインの、メモ。mencia21 スペイン・ビエルソの地で造られた、黒ぶどうメンシアのワイン。ガリシア語が使われている文化圏であり、ブドウ栽培はローマ時代から始まっている。聖地サンディアゴ・コンポステラへの巡礼者が伝えたであろう、ブドウ品種のルーツは謎。華やかで優美なお味。プロポーションが秀逸。

ひと口めから、まるでちがう、もの凄くうまいワインを見つけたわーーー