TORABARA ふみづき29日

日曜日に、写真家の知人から、たっぷりLINEに写真が、届いた。それが嬉しくて、わたしの気分を底上げしていて、わたしと連絡を取り合うことを途絶えさせたくない。という意思が強くあらわれたと感じられたこと。に、少しわらう。

良い言葉だけを言うのですよ、ちょっとした言葉は相手にとって神さま言葉みたいに響くことがあるのですよ、

わたしがいくつもおみくじを引いて、そこに書かれていることばを手繰り寄せて、こころ、こころが今、あぶなっかしくなりそうだから、そのわたしの負傷箇所を、ちゃんとわかっています。みたいなおみくじを次々と引いた。それと、

それに?蝶々がやたらわたしと接近する昨今。今年の最大の、あり得ない出来事は、父の時代錯誤な文を目の当たりにしたこと。これはこれ以上は解決しないのだが、わたしが準備するべき射撃用の表現は、ひろがるというか、防衛の重要性は、高まるというか、なんかもう、田舎の闇が深すぎました。

楽しい話と、つながっていられることに感謝。山の話、わたしたちの時間は、煌めきである。わたしは、旅をしているときに、生きていることの祝福を存分にかんじる。

誕生日のケーキ、今日買ってダンナに食べさせた。

TORABARA ふみづき28日

今週もどうぞよろしく。シゴトして、夜、7時から、ピザをご馳走した。近所の老人に。わたし、株で勝ったのです、その祝い会。

手放しに楽しい時間。うまくいったこととか、今後の予想をして、お開き。夜風の中、ちょっと高級なコンビニアイスを、近所老人がごちそうしてくれた。

TORABARA ふみづき27日

ヨガクラス、11時から始まる予約を入れた。

ヨガの先生で、ご自身の体付きに、不注意があり、皮下脂肪が厚く内臓を囲み、それを治すとかで、内臓の断面図の写真が、教室に貼り出してあった。

即物的な、えげつない、人体実験。いやいや、ヨガ的な観念では、そうなる(脂肪肝)前に、自分への気付きがあるだろ、とツッコミたくなる。

ヨガの帰りに、久しぶりに薔薇の切り花を買う。一旦帰宅して、お出かけ。

明治神宮さんにて、お昼ごはんをいただく。

ほっとした。昨日、ヘンな緊張したまま夕ごはん食べた後の、ホームタウンに還ったかんじ。

六本木一丁目へゆく。メガネを忘れている。それじゃあ、美術館に行くのやめるか?いいえ、行こう。

泉屋博古館所蔵、中国の古い時代の工芸品。殷の青銅の、ベンチ?

携帯電話のカメラモードにして、拡大鏡みたいな使い方をして文字を読んでいたら、単眼鏡の貸し出しが受付にあるから、申し込むといい。と係の人が教えてくれた。ツーな人みたい。鑑定士さんみたいに、作品を覗きこんで鑑賞しました。

あんまし、見た気しなかった。

紋様、凄い
取手もデザインされてる。
こちら、以前も観たやつ。
取手が鳥
線描写。麒麟?

帰路。最寄りの東松原の行きつけ、酒屋にて赤ワインボトルを一瓶選び、帰宅。休日終わりー。

TORABARA ふみづき26日

土曜日に、約束を入れるなんて、何年ぶりかしら、先々月、旅先で知り合った人が東京にいらしてるらしく、食事とプラネタリウム。へ行きましょ。

夕方からの予定なので、しばし家のことをする。たらたらと、予約してくれてるレストランへ向かう。

女同士で、境遇が違う相手、というのは苦手だということを思い出した。経験しておいてよかったか?近寄らなきゃよかったのかな、擦り傷だらけになって帰ってきた。心が。

境遇?が似ているとわたしが認定する相手は、女にはいない気がする。そのひとの立場に寄り添えると思えるひと。かどおか見極めてから、一緒に過ごそうとおもう。失敗した。

しがらみたがる、つるみたがる?田舎の人の性質、に向き合うのはわたしには無理。世間話の収まり方が典型的なカンジが無理。女子が振り分ける「意味」が、あまり多岐にわたらない、決まり切った枠に嵌める営みというか、狭い小っちゃい脳の隅を突き合うカンジが無理。

友人になったりして、楽しかったりして、など能天気に約束を取り付けたりして愚かだった。夜ごはん食べる店を私は知らない、という時点で、女子と夜ごはん食べても1ミリも面白くないことを思い出せばよかった。

レストランは、わたしが何度もランチで通っている、わたしにとって大切なお店を紹介した。夜ごはんで行くのは初めてだったんだけど、(予約は彼女が手続きしてくれた)店に入るなり、メニューを牛耳り、単品注文にこだわってた。彼女の予算限度があったらしいのだけど、ドリンクを彼女が渋ってるのがセコく映った。このお店は、コース料理が素晴らしいのだ。せっかくのお店のよさが台無しになってて、残念。

やたらアプリだかAIだかの示す携帯画面に頼って道を歩くかんじ、あたまがキョロキョロしている、なんだろうね、人同士である前に、巧みな情報摂取を、平面的に競って、「値」を増やすレースなんですっけ、案内役のわたし、ではなく、画面通り正確に行く、黒か白か、1か0か、という行動様式。

せいけいしゅじゅつをかおを、わかがえらせていた、その重きの置き方にドン引きしてたのかなわたし、

なにがきにいらないんだろうか、行ってみなきゃわからないことだったのか、なにかご縁がせっかくある相手なのだけど、この近づき方は違った。

TORABARA ふみづき25日

金曜日。出社。

職場の人とは隔たりがあり、私生活は関係ないから関与無しなままだったけど、なにかが決壊して、何故か山の話。山で録った鳥の声の動画まで見せてた。

人のペースはまちまちで、今日おしゃべりした相手は、間近の人間関係がすべてというか。ど近眼で接するタイプみたいだった。わたしと年齢が近く、今日はわたしと2人きりの出社で、ガチな化粧してきてた。次回は、応戦しよっかな、と思った。

船通勤、二回め。

船、操縦席
夜景、すてきでした
船着場から見上げる日本橋。

TORABARA ふみづき24日

木曜日は、ダンナも休日。おいしい焼きそばを作ってくれて食べました。旅で、ほとんど土産なし。わさびのチューブが、お買い物リストにあったのを、東京ではなく岩手県で買いました。

TORABARA ふみづき23日

旅翌日から、シゴト。落ち着いて、眠たくもならないで、遂げた。陽気なきもちが、実は、陰気を強力に晴らしつづけているかも。職場にまきおこる、底意地の悪い空気感、を瞬間で乾かして、パッと、意味を明るくしてゆく、という営み。が、わたしに課せられている?からここにいるのかなわたし。

TORABARA ふみづき22日

朝、4時25分、日の出。露天風呂の温泉から、海と向こうの山が見える。その山の角に、太陽の光がダイアモンドみたいに乗っかる瞬間を、見た。

日が昇る
ホテルの大きなガラス窓からの風景

朝ごはん食べて、ホテルを出発して、気仙沼へ到着。乗り継ぎまで2時間ちかく、空く。観光案内所で聞いたら、南、という港町へ行ってみるといい。とのこと。日差しが痛いほど強いので、日傘を買う。可憐なピンクのレースのやつ。

港の一帯が、洗い流された。と、バス停にて、ご婦人がおっしゃってた。再生してゆく途上ではなく、四角い白い建物が完成したカタチなのかも。町の姿は、どのように成りたいのか。生々しい記憶は、この湾にとどまり続ける。波をかぶるかもしれない、に限らずだけど、火山地帯とか、地球の変容と共にある土地の姿は、どうあればよいのか。種族、人間は、地球から土地をお借りして住まわせてもらっている。

港を眺めながらカフェで一服。
クロワッサンと黒糖タピオカのドリンク

港にて、ホキ貝のおにぎり、厚いかまぼこを入手。特別な、名産品。道中のおやつにした。

猊鼻渓へ行くのだ。乗り継いだ電車、小1時間で到着した。

この川を、下る。明治時代から、観光地だった。今年、100年になる。
舟の、すぐ真横をカモが泳いで追いてくる。足元が駆け足になって、必死だったのが可笑しかった。

漕ぎ出す前の舟に、物売りが乗ってきて、きゅうり串とかジュース、ビールを売ってた。ビールでもよかったかな、きゅうり串をいただいたっ

たゆたゆとした川面
いい日に乗りましたネ
晴れたときの夏の色
らららの舟

岩の景色が美しい

青空とコントラスト
舟路、突き当たりの陸地で休憩。岩の窪みに石を投げるゲームあり。石に漢字が一文字ある。入れば財も運も手に入る。という願掛けになってた。
船頭さん。
光が筋になってる
船頭さんが、岩手の牛追い歌、民謡を唄ってくださった。この舟の時間はかけがえのないものになった。居合わせた舟上の人たちが一同に、拍子を打つ。和気藹々とした雰囲気だった。
幽玄洞へ移動。
陸橋を越えて進む
わー!電車通過に遭遇したっ
洞窟の中は、年間13度に保たれている。天然のクーラーですね、こんな場所があるのだもの、地球は健全だと確かめるような気持ち。
主に、調査研究のための場所。観光として見せるつもりがあまり無いかんじ。柵で覆われていたりして、肝心な眺めが、あまり堪能出来ないというか、古い。形象を仏に結びつけて眺めることにしてあるアプローチが、旧世代の発想だと私は思った。客が誰もいなかった。洞窟を通り抜ける間、視界に誰もいない貸し切りだった。

空気感が独特だったところが印象的で、行けてよかった。観光地化されていないからこその、好さはあった。古いから悪い、というつもりはない。心に残った。

電車で一ノ関へ。新幹線予約時間まで、お土産を買う。という計画だったのだが、なんにもない駅で、コンビニが一店舗入ってるだけで、え、新幹線とまるえきなのにー、と、一直線に磐井川まで歩いた。川辺を一瞥してまた駅に戻り、帰りの切符を繰り上げた時間に変更して、

この変更手続きが、ぎりぎりでスリルだった。ホームに上って、1分後に乗った。とおもう。乗り換え無しで上野に到着して、帰宅しました。

この旅も、極上のタイミングによって運ばれた、祝福そのものな時間になりました。天に、感謝。