千葉。で目覚める。ビジネスホテルだけど、夜おねーちゃんが道に突っ立って客を呼ぶ。みたいな道路のすぐそばだった。
千葉神社さん へ行ってみて、初詣の混雑をいちべつして、ちかくの美術館へ行ったのだが、
その展示が、わたしにとっては酷い出来映えにおもえた。排泄物を見せられたかんじ。作品に、アニメが混じると更に稚拙で、気分が悪くなった。
人に対して承認欲求があって、ほら見て私かわいいでしょ、という質が、女のDNAにさいしょからセットされてるとして、それをどう扱ってゆくか。に、そのひとの美が顕れるとおもう。美術家になる人の、美は問わせていただく。洗練がはじまる、ぜんぜん手前で、その女の媚びでしかない「クセ」を見せられたことに、わたしは不快感をもよおした。
女って書いたけど、男女のユニットらしいから、どちらの媚びなのかは、不明です。
佐倉へ。
バスが迎えに来てくれる。しばらくぶりで、ずっと行きたかった。川村記念美術館です。文化的至宝な場所。とくに今、ひどいものをみてしまった直後の渇きがあったため、なんてなんて、ありがたい絵画。いちまいめから、見入る。ラトゥールの花瓶の花は、すいこまれそうな魅力だ。
1635年に描かれた、レンブラント ファン レイン。すっかり心が洗われたわ。
とてもよかった。夕焼けな時間まで居て、帰路につく。千葉駅から、早い電車があるって知らなかった。総武線快速ですって。最寄りの駅まで、1時間10分でした。早っ。