ホテルでゆっくり滞在した。
観光案内所へ行ったら、一点張りみたいに、バス一日券で、市内を回れ。とのことだった。もっと早くホテル出発してにちかばちか、霧島神宮さんへ向かえばよかったのかも。途中までで行けない、と、もしなったとしても、その場所へ向かいたい気持ちが大事。
市内の観光は、なんか、一筋縄にいかなかった。点で、どこかへ降車して、ちょろちょろと周辺を歩いてみる、という行動様式が、好きじゃないんだよね。バス、一方通行ですよ、と聞いてたのに、途中、Uターンします。ここも乗り逃す。
産業遺産の地へ到着して、わたしはそのバス一日券をにぎりしめたまま降車したわけだが、めざとくその紙の券を察知した入口にいた案内娘、バイト。が、その券は、ここ割引無いですから。ハガキ差し上げてますから。と口をきいてくる。
は?割引があるかどおかを聞いてないし。なんか、恥ずかしい紙を手に握ったままのような居心地になる。ここは、何がありますか?異人館に行きたいんです。しかし、ちゃんと案内が出来ない娘。車道が三叉路になっていて、歩く場合の、歩道と歩道橋を、しっかりしゃべれるひとが、その娘に限らず、近辺のサービス業するひとたちの中に誰一人いなかった。

海に足をつけてみたい。とおもってたのだが、それらしき方角へ向かうと、突然のどしゃぶり。天がわたしに海へは行くなや、と言ってるみたいだった。セブンで、雨宿り。傘も買う。

異人館に入る。出る。時間調べてバス停で待つも、トラップ。「異人館」って名前のバス停は、バス会社によって二箇所あるなんて。三叉路の、Vの字の向こうにバスが来てるのが見える。
仕方ない。入りたくなかったところへ入り、ハガキももらう。文字読むのがだるいんだよね、メインの屋敷見る前に、とっととバス乗って、水族館へ行きたい気持ち。1600円を捨ててるよね、とにかくその敷地を出た。
バスに乗って、どこかむしゃくしゃしていたのだけれど、窓の外をふっと見ると虹。


水族館に到着したら、大きな虹が堂々とかかっているのが、正面で見れた。今日は、これで良い。と言われたみたいだった。


鹿児島中央駅前の、屋台村に入り、鹿児島産、うなぎをいただきました。美味しゅうございました。
バスに乗って空港へ。この旅は、これでおしまい。
