今日は、登山する。鶴見岳。
別府からバスに乗り、旗の台で降りる。ここでわたしは登山口を間違えた。
鶴見岳は四万年前から火山活動が始まったらしい。裾野には、噴火したときに噴出してきたと思われるゴロゴロした大きな石が広がっている一帯があり、コケの生えている、その石伝いに私は進んだ。道はここじゃないだろ、と途中で気づいたけど引き返すのも骨、人工物である石垣が見えたので、人が歩いたことは有る、つまりは私も歩ける。と、進むことにした。
この体験が強烈すぎた。冒険の度合いが高すぎ。石が滑って、一度尻餅をつく。この時、底が抜けた椅子に嵌る、みたいな状態になって、しかも頭のほうが傾斜している低いほうに、かたむいたんですってば。幸い、すこし腕を打ってかすり傷で済む。流血は無し。
神社横の登山口に辿り着いた。
不老泉、温泉に入り、空港へ。この旅も終わる