おつとめで、朝、電車に乗る。仏教美術の本を読んでた。教科書ふうに書いてあるけど、書いた人の主観を振りまいているいんしょうが随所にある。ここまでくっきりとした分類が出来ることではない。統一した解答になろうとする筋で書かれてしまっている。
そもそも仏教の成り立ちを、律令国家ありきヤマト化されたことに沿った流れで捲る、たしかに流れではあるけれども、日本にある信仰のかたちは、地域特有の深いルーツあってこそなのだ。寺という存在を政治的側面からしか判じない、受験用に均質的数値化をすすめたような本文は本質を逸していた。わたしが欲しい知は、別なところにある。日本の、仏教とは。
茫漠な中の、句読点は、重層的に美術館へ通ったり、実際に寺とか土地を巡ってゆく中で、探ってゆこう。
以前に、うす暗い部屋でおぼろに拝ませていただいた、向源寺の十一面観音さんの、アップになっている写真が見れて、よかった。
昼はハンバーグ。夜は、モールの散策。あれこれ服を試着した。幅広く、いろんな格好をしてみよっと。開眼するみたいな愉しさだった。
早く帰ってらっしゃい、と連絡入る。美味しいミートソースが煮込まれていた。いっぱい食べた。
またしても返礼品ってページをがむしゃらに検索。街を出歩いても、でくわなさそうな珍しい品物が、奇々怪界にならぶ。日本って、こんなに広いって、知らなかった。かも。