朝の目覚め。船についてる出窓から明るさが漏れていて、カーテンを開けたら、海の水平線と、朝陽が視界に飛び込んだ。
すてき。
船の中で、わたしのペースで、ものしずかにいちにちをおくる。この時間を、たのしみにしていた。時間に、愛が溢れている。
朝食は、大きなクロワッサン。昼食に、生ビールと冷やし蕎麦。夜は、マグロのアクアパッツァってお料理、デザートに、チョコババロアを選ぶ。いちばんたべたいものを、たべたいぶんりょうを、いただく。船上の暮らしを、4、5日つづけたい。時間足りないっておもう。
お風呂に入ったり、プラネタリウム見たりした。折り紙の折鶴の、折り方を忘れていた。そういうよゆう、折り紙を折ってみることをしないまま、なことに、気がつく。
甲板に出て、後ろ向きに歩いてみてたのも良かった。風が強すぎるから、背もたれになるくらいも、背中を支えられて、おもしろい。
船のたのしみ、ノートに張り紙をしてアルバムを作る。船の前方にあるリビングルームにはソファもあり、延々と、碇の形のマスコット作りをした。出来上がったとき、横に座ってた知らないひとに、見て見てー。いいやつ、出来上がったわー。と話しかけたいくらい、弾んでいた。想像の中で話かけてた。




夜、小雨の門司港へ到着して、門司駅までバス。JRに乗り換えて下関へ。なんか、昔のまま時間が止まっているまちにおもえた。人の服装のかんじが古いまま。わたしはここに、高校卒業する頃、来ていて、友人と、いきなりBARに入って、ボーイの人達と騒いだとおもう。そのお店がどこだったか、町の雰囲気が昔のままで、店も今もあったりして。
古いの、ちょっといやだったけれど、だんだんあじわいかたがみえてくるというか、こういうふんいきにはまったら、ぬけられないくらいクセになりそう。いきがって半袖のひととか、夜の町に、ひとのおさまりきらないエネルギーが、むだにうずまくかんじというか。
古くて照明の暗い、ビジネスホテルに泊まる。ホテルのフロントのひとの笑顔が優しい。船でお風呂入ったし、お化粧だけ落として寝た。