TORABARA さつき6日

朝から雨が降っている。ポンチョを着て公園へ行く。東屋にちらほら人影。休日で雨で朝早いパン屋さんの、灯りがともっている店内の温かみ、そこへポンチョ着たままのわたしはソロソロと入り、なるべく身動きしないように、ひとつだけ、大きくて四角いデニッシュパンをレジへ運ぶ。現金で、ちょうどをお支払い。カルディと八百屋へもお買い回りして帰宅する。

昨日はシャワーで済ませたので、菖蒲湯にして、半身浴した。この間は、クラシック音楽をきいて毛糸編みをしていた。

お昼ごはんは、大葉ニンニク赤とうがらしの、カッペリーニスパゲティを作った。イタリアのプチトマトにリコッタチーズを添えた。炭酸水。

さて、今日は、どこへ行くか。映画、長編で、前編後編にわかれているやつの、前編を観た。1,500円払うことの費用対効果、とかあたまによぎるばかりで、始まってからユルい空気感でうたた寝もした。予告編が、もの凄く面白そうに作られてた。後編を見ないまま、花屋へ移動。映画後編は、このまま見ないかも。

芍薬が欲しいのだ。大輪になりそうなやつを入手。この切花は咲かせるのが難しい。花のあたりの蜜を、ぬるま湯で拭いてあげてください。とのこと。

帰宅。映画の中で、ショパンの曲をピアノで弾いていたのをみたので、弾きたくなって、久しぶりにピアノの蓋を開けた。24の前奏曲、楽譜を持っていて、あれ?別れの曲って何番なんだっけ、前奏曲じゃなくて、エチュードなんだっけ。

弾き慣れたほうへ。モーツァルト ピアノソナタK545を四楽章を、楽譜たどって弾いた。難所を集中してスラスラ弾けるようになるとすてき。この曲って幼いピアノ奏者が練習したりするけど、かんたんな曲ほど、へんなクセが目立つ。演奏者は、やはり、グレングールドで聴くべき。

ピアノの音をウルサイという家の人。がまんします、と言っている。お互いの、ノイズがいきちがっていて、いまのわたしを囲むかんきょうの、かずかずの不和は、なんなんだろうか。