TORABARA しわす12日

しごとを1時間早く上がる。そのために、ラッシュな量の、正確な作業を、しなければ。午後に、外の鳥が、かしましく騒いでいる。デスクからふり返ると、ベランダの手すりに、黒白の鳥がとまっている。シジュウカラ?ベランダの手すりを足場にして、どんなお花が咲いてるかな、と覗き見ていた。

波動が高い。鳥のシンパシーそのものですごしてる。

しごと終わってから、すぐに出発。15分後?いったん出発して、帽子かぶるのを忘れていて、家に戻る。こんかいの旅は、手芸道具を用意していなかったのだけれど、どうしても、手芸道具を持って行こう、という衝動。それでフェルトとか綿とか刺繍糸。針や鋏を、急いでまとめてバッグに詰めた。

出発。夜の飛行場へ。なにもかもほどよくととのった。

ゲート入ってから、向かいから歩いてきてたひとの紙袋が突然破ける。土産の箱の包みが散乱した。わたしにしかけられたドッキリみたいなタイミング。ためされ事みたいだった。わたしは、駆け寄り、ちょうどデパートの売り場が横にあったので、紙袋をもらってきますね。とお声かけした。おそれいる男のひと。

デパートのレジにいた人に、通行人の袋破れを話したら、すぐレジから紙袋つかんで、紙袋代もいりません、どうぞこれお使い下さいと、男の人に渡してくださってました。そして、

このかたが教えてくださった。と、わたしに礼をおっしゃるし、男の人も、何度も、わたしに感謝してらしたわ、なんか照れる。この一幕が、旅の序章にふさわしかった。

高知県。失われつつある、美しい日本の姿が、ここの土地には、とどまっている。週末は、すきなひとたちと誘い合わせて、おいしくお酒を囲む。にぎわい。とりもどしたい風景が、ここにあることが、不思議な体験をしているみたいな

タイムスリップをして、20年くらい昔に居るみたいだった。

おしぼりやさん。車の代行サービス。川の横のベンチに灰皿がある。タバコの自販機がある。屋根付きの商店街に占い師が座っている。

コンビニでスープ買っていただいた。生姜味がきいているやつ。コンビニの、飯の味は、塩が強く効いてるね。

高知弁が、めちゃめちゃかわいい。