TORABARA はづき23日

朝、4時に起きる。5時、温泉に入り、ヤクルトを3本氷入れて飲む。ここに泊まったときの儀式みたいになってる。

7時18分発、新幹線。席を指定しない買い方を、改札にいた係の方が、券売機まで付き添ってくださり手続き出来た。

乗り換えがたった3分。なんとか走って、それらしきバスに乗る。出発。地図を途中で買いたい。これも、バス運転手さんが親切をくださり、アルパこまくさにて入手。

秋田駒ヶ岳

雨ではないけれども濃霧。こんな日に山には入らないこと。と事前には思ってたのだが、無理ないように恐る恐る、無理っておもったら引き返す。と決めて入山。

わたしの動物的勘で、熊の気配がむんむんしている場所だった。わたしがここを通ることを、とにかく熊に伝える。道中、鈴を鳴らし、大声で歌を歌い続けた。オペラ。音程を、練習しよっと。モーツァルト魔笛の中から、夜の女王のアリア。つづきまして、韃靼人の踊りのメロディ。ハハハとかトゥトゥトゥトゥとか、ハミングしてた。

道中の、お花が繊細で、咲く時を知ってる。という存在なことに、わたしの心は踊っている。お天気がよいときは、どんなふうだろうか、まるで雰囲気が変わってそう。

ウメバチソウが、この日、花盛りでした。
トリカブト。伸びやかな旬を迎える花。
なんてなんてささやかな美しさ。水滴を纏った、ヒカゲミツバ。
火山の岩っぽい山、見えてます
新道、進んでいきましょ。
おおお!ここで大きな蛙が跳ねて右の茂みに入る。背を向けてじーっとしている。こちらも負けじとじーっと見てたら、もうわたしがいなくなったかどおか、蛙が首をまわして振り返って、可笑しかった。
セイヨウオオバコ
ヤマハハコ
オオハナウド
アザミ。ノアザミ?
ワイルドな光景。花が木みたいにぐいぐいと巨大になったかんじ。霧のなかで映える。
イタドリ
ホタルブクロ属ききょう。風鈴でいうところの紐が長いタイプ。
この紫陽花の花芯の淡いピンク色が、なんてなんてかわいいの。しばらく魅入っていて

花に夢中で、ゆっくりと、登る。大きな岩があったのでカメラ向けたら、にゅーっと動くものがある。蛇!

蛇が立派に育ち、生息している、なんて豊かな山!

巳年なので蛇の写真は宝物だね。

エゾマツ
エゾリンドウ
ワレモコウ
ヒヨドリバナ
なんか霧なまま
お花畑を進む。

初めて行く場所で、視界に波立った水と、黒い土と、枯れた板って、なんてシュールな視界だったでしょうか。とりあえず、板の道を進み、人造物の屋根のシルエットが浮かび上がったときの安堵感ったらなかった。

ここはどこ
この光景は、記憶に残る。
霧の、記念写真。

山小屋の中に、自然公園管理局の保安官さんが3人いらして、山小屋の床修理をされていた。登山を労われ、もうここで下山することにした。シャクナゲコースは、初めて歩くひとには難しい。保安官のうちのひとりが、先日の大雨で沢がどうなったか点検するためシャクナゲコースを歩くから、後ろから付いていくように勧められた。

ありがたい。秋田駒ヶ岳を歩いて40年のベテランさんと山歩き出来たのだ。

横岳登頂

ここから下山する途中に熊出没の痕跡があった。アリの巣を掘ったらしい。生々しい木皮の剥がれ。だいたい1カ月前のものらしい

ひー
保安官さんの後ろ姿
よく花を保ったね、コマクサさん。
オキナクサ属
アオモリアザミ

こちらは高山植物ってよりも野草だよ、とのことでした。

保安官さんは、朝購入した地図を書いた人、御本人さんでした。ガイドを直々にいただき、贅沢な同行でした。山を下りた。

アルパコマクサから、田沢湖をのぞむ。

午後、下界は晴れていた。田沢湖遊覧船に乗る。とくに御座石の神社さんの辺りが、青色がおどろくほどの水青色だった。

光が降臨
わわわ、この青
すごい、いい場所だね
湖の上に虹が出ていた。もっと濃い色で、虹だったんですってば
ババヘラアイス、出没してた
田沢湖駅さようなら
蓮の池。ライトアップしてた。
束の間、秋田の街に花火。試してたのかも。↑にじむがめんのなかにはなびのひかりがあるクイズみたい。

ぶ厚い体験があった一日でした。