朝の飛行機に乗って、九州へ行く日。
飛行機に乗るときの、ややこしさ。チェックインがどうとかいって、昨日は、やり方がわからず問い合わせをして1時間かかってる。
出発するちょうど1時間前に空港に到着した。荷物を預けて、ゲートの中に入る。そして、弾んでいる。
一番、欲しいものを手に入れること。飛行機を待つ空間で、わたしの体が覚えたこと。天上界な居心地。
飛行機に乗ったら、ちょっとこわかった。外が見えてよかった。
九州は、大人になってから来るのは、初めて。目の前の時間に夢中になる。時間が足りない。めいようしーちえん。没有時間。
上空の木の葉と木の葉の間から陽がさしこむ。光は水玉になって、ふたを水玉模様に照らした。太陽さまの顕現。ここで、わたしの目の前で。
予報は、雨だったんですってば。わたしは、この旅で一粒も雨にあたっていない。
別府へ移動しまして、夜に入れる温泉を案内いただきました。竹瓦温泉。砂風呂は、砂の熱が、なにか懐かしくもある。わたしたちは、ゆくゆく土に還るのだ。重たい地熱の砂。面白い体験でした。