朝、4時25分、日の出。露天風呂の温泉から、海と向こうの山が見える。その山の角に、太陽の光がダイアモンドみたいに乗っかる瞬間を、見た。


朝ごはん食べて、ホテルを出発して、気仙沼へ到着。乗り継ぎまで2時間ちかく、空く。観光案内所で聞いたら、南、という港町へ行ってみるといい。とのこと。日差しが痛いほど強いので、日傘を買う。可憐なピンクのレースのやつ。

港の一帯が、洗い流された。と、バス停にて、ご婦人がおっしゃってた。再生してゆく途上ではなく、四角い白い建物が完成したカタチなのかも。町の姿は、どのように成りたいのか。生々しい記憶は、この湾にとどまり続ける。波をかぶるかもしれない、に限らずだけど、火山地帯とか、地球の変容と共にある土地の姿は、どうあればよいのか。種族、人間は、地球から土地をお借りして住まわせてもらっている。


港にて、ホキ貝のおにぎり、厚いかまぼこを入手。特別な、名産品。道中のおやつにした。
猊鼻渓へ行くのだ。乗り継いだ電車、小1時間で到着した。


漕ぎ出す前の舟に、物売りが乗ってきて、きゅうり串とかジュース、ビールを売ってた。ビールでもよかったかな、きゅうり串をいただいたっ





岩の景色が美しい










空気感が独特だったところが印象的で、行けてよかった。観光地化されていないからこその、好さはあった。古いから悪い、というつもりはない。心に残った。
電車で一ノ関へ。新幹線予約時間まで、お土産を買う。という計画だったのだが、なんにもない駅で、コンビニが一店舗入ってるだけで、え、新幹線とまるえきなのにー、と、一直線に磐井川まで歩いた。川辺を一瞥してまた駅に戻り、帰りの切符を繰り上げた時間に変更して、
この変更手続きが、ぎりぎりでスリルだった。ホームに上って、1分後に乗った。とおもう。乗り換え無しで上野に到着して、帰宅しました。
この旅も、極上のタイミングによって運ばれた、祝福そのものな時間になりました。天に、感謝。