TORABARA うづき21日

西条の町の、最高峰な寛ぎがあるホテルを発見したわ、次回も、ここに泊まりたい。ここに泊まるためにここに来てもいいね。

カキフライの夜ごはんが美味しかった。レモンサワーが、保冷の特大のステンレスカップで、提供されました。

1ブロックくらい歩いた所に、美術館があって、レンブラント ファン レイン の作品が来日してるなんて、驚く。見るしかないよ、

そして、酒蔵巡り。七軒も、蔵元が集まってるって。そのうちの4軒、まわったわ。お酒もまわった。

白牡丹さん。かつて、棟方志功がラベルの牡丹の花をデザインした。もっと時間かけてデザインしたいのだと、葉書を送ってたってさ。思い入れが強かったのだね。こちらの梅に漬けた日本酒を、瓶入りを入手いたしました、とにかく美味しく、品性があるお味でした。
亀齢さん。物販のコーナー、入口右を入った空間が、雰囲気がよいです、やさしい気持ちで商品を開発してるっぽい、と推測します。石鹸も飴も、お猪口や箸置きも買う。こじんまりした空間は懐かしい。’90年代のまま時間が止まっているようなかんじ。
福美人さん。杜氏の学校的存在らしい。気まぐれに店、開けてるっぽい。わたしが退店したらシャッター閉めはじめてらした。今日は客来たし売れたし、おしまいっ。みたいな気楽さかも。

そして、東広島へ、バスで行く。

もう2度と来る用事がなさそうな、新幹線に乗るためだけの駅。幹線道路がバシッと走る。一直線に舗装されちゃって、そこへ向かうバスは、40分もかかった。新大阪から京都は、14分で結ばれている。交通にまつわる時間の、長短の、へんなかんじ。

京都。2時間だけあるから、錦市場へ行く。鰻のお弁当を入手よ、老舗、「のと与」さん。奮発して、三枚入ってるのを頼みました。市場は、外国の旅行者だらけで賑やかです。

特急に乗って、東舞鶴へ。

ぼんやりしてガランとして屋根の高いアーケードを通ったけど、夜のラジオをスピーカーで流していて、DJがリスナーの人生の節目についてのメールをちょうど読んでた。この人生が幻影になってどこか遠くへつながってゆくような、ロマンチックな夜道。

フリードリンクの時間を過ぎてて、カシスなんか飲みたかったわ、それでは一杯だけ、カシスカシス、と言いながら杏露酒を注ぐ、ホテルの人。レコメンドなものをようしゃなく、ビンを、ずずずっと前に出すかんじ。こっちもつべこべいわないで、うけとるかんじ。旅人という、詩人を よくわかってらっしゃる。

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