今日は、行けるかな行けたりして。と、ドキドキしている場所へ、ほんとうに行く日。
洞爺湖。行けるとおもっていなかった。列車がお値段が気軽とは呼べないのだけど、せっかくだから、今。行かなかったらいったいいつ行くのか。
先ず、朝。昨日と同じ店へ、通いたいってくらい気に入ったので行く。朝7時に行列ができているところが、なんて特別なの

二条市場にて、お土産をお買いまわりした。持ち歩くことになるから、軽いものを探している、と伝えているのに、冷蔵しないと運べないイカ塩辛を勧められて、更に、四角い特大なクーラーも付けてくれちゃって、あわあわした。重量で土産を選びますと伝えててこうなってるんですけどどーいうことよ、可笑しい。
それと帆立の貝柱をパッと買おうとしたら、店の人がちょっと慌てている。おねえちゃん、これ高いよ、みたいなことを言われてて、ここも可笑しかった。どんだけ小娘におもわれたのか。
荷物ふえたので、ホテルから宅急便で自宅へ送ることにした。昨日まで、荷物は増やさない作戦だったから、送っちゃうとなると、まだ箱はすかすか。まあいいや。やたら大きいクーラーも送り返す。周りの冷やさなくていい物品を、しばし冷やすってこと。塩辛の瓶は手持ちする。お部屋にお花屋さんで一輪バラを買って挿してたやつを、丁重に手持ち荷物で運ぼう。
さてさてホテルをチェックアウトして、ドアの外に出るなり目前のタクシーに乗車する。駅へ。桜の話をした。満開。今年はまさしく今が、桜も梅もいっぺんに咲いてる。
駅にて、列車の中でいただくおやつを選ぶ。水。カフェ・オ・レ。ダブルチョコマフィン。そして北斗に乗り込む。何号車なのか、どこに書いてあるのかわかりにくい。このデザインをスマートだとかんじる美意識も、あるのかもしれないけど、私は覆面列車だと感じた。途中で海が見えるのは進行方向左だったか、右は、山の一帯がよく見えた。

なんの拍子にシャッター押したか、よくわからない一枚。






ここが北海道だっ と、実感する眺め。一帯が自然のスケールが壮大です



有珠山の頂上、こちらマグマが固まってる岩?
階段があって、展望台へ行く。更に、現在、煙が上がっている活火山の、裸の山肌を見ながら周りこんでゆける道を進む。このまま下山できるのかってくらい降って、小屋がある辺りまでで、折り返すことにする。時間が、最終のバスの時間が迫るのだ。


地球が生きている。その息吹をまざまざと感じる場所。

なごりおしくも、下山。


洞爺湖のそばに移動して、しばし地球の地熱であたたまった足湯に浸かった。これが気持ちよくて、のちのち、じんわりとしたあたたかみが残る。

観音島(アイヌ語で、カムイチセモシリ。神さまの島)に、鹿がいたみたい。なんとなく、ん?木の幹と補色になっていて、わかったようなわからないようなかんじ。
中島(トーノキシヌプリ)の桟橋すぐそばで、白鳥が泳いでいた。架空の物語世界がたちあらわれているような驚きがあった。アイヌの人びとと、この島々は、密接な関係だったようです。






夜ごはんは、湖畔そばカフェでゆっくりといただきたかった。しかしセイコーマートを案内していただく。素晴らしいコンビニとして名高いお店。チキン南蛮とかポテトフライをお買い上げする。北斗の中でいただきました。
夜、最終便の飛行機で東京へ。
