朝10時に、美容院の予約。こんなに朝早いの、ごめんね、客はわたし一人だけだった。
美術館をまわる。ビーズについて。ここは学校で、わたしはかつて、通ったのである。今も、やさしい場所。わたしが素顔に戻れるというか、巣。って気がする。わたしにとって。
ここを、はなれなきゃよかったのに。郷愁。まるで水の合わない場所で、当面の生活費を得るための反射。をしているという丈なわたし。ここにはけいざいてきな泉は、見当たらないのかも、それでも。ここに。帰ろうかな、ここに。
ミシンの油を買う。R定規も。
カールラガーフェルドが作るCHANELの、ビーズのスーツがよかった。カシュクールの、黒地ワンピースで模様をビーズで彩ってあるのがよかった。ゴウジャスすぎる、万能なビーズよ。
もういっこ、行く。アクセサリーミュージアム。紙の上でファッションの競演。時を違えて、わたしにとって、すごくパワーを感じる的があって、萌えがある。あいすべきばしょへ行けたから、むねがたかなっていた日。