旅に出る朝に、雨。寒いので着込む。出発の時間を遅らせた。昼過ぎとか、お宿へ夕方までに辿りつきましょう。
お宿へ行くバスの出発駅にて、ちょっと足をのばせる場所、諏訪峡へ行く。これ、行けてなかったことが、後で判明する。入口の看板の矢印が逆を向いていた。川側の陸になったところで右、を向いてたけど遊歩道側にクルッと回せば、正しく右。ってことか。水紀行館という建物の外で椎茸売ってるおじさんに、ぜっさんしょくばのグチをしゃべりに来た、建物内のおばさん、この二人に割って入って、場所がどこか聞いたのだけど、雑に、あっちよ、と。行ったことはなさそうだった。
利根川を見て、見ていいのか戸惑うような廃墟、川沿いの道や階段が、お金かけてもらっていないようす。特に階段は、壊れてないか、足元を用心して歩いた。駅前で買った生どら焼きが道のえきで80円安く売ってた。
廃墟跡でイベントが開催されていた。蘇ること?というより、このままを、箱庭をたのしむ、に近いのかな、ここにあれやこれや、見立てをつけてあるのかな。という展示だった。空き地に野良猫か知らないけどトラ縞、寄り目なのがいて、少し離れたところに、小柄なトラ縞がいて、顔見たら寄り目だったので、あ、親子か。と思った。
雨でしっとりしている温泉地は、山の匂いもそのまま漂う、なんとも気持ちのよいお湯でした。やさしいふんいきの質。ゆっくりくつろげたのでよかった。