雨で、まったく外出しなかった。
同僚のひとと交わした会話が、何故に好きになれないか、を考えている。50代半ばの主婦が、へしゃげた声を出して、つまらない現実をなぞっていた。そのひとが正面に座って、安い方のビビンパをつついていた。
ケチくさい頭の中。義理で付き合いをした方がいい、という反射。何に何の意味を付けてゆくか、わたしにとって悉く、反る。しょくばのウワサ話、そこに悪意が混じらない話であっても。なぞっていらない。わ!
毛糸編みを少しした。セーターにするか、どうするか。ストールもいいわね。それと、おいしいワインの瓶を開けた。オーガニックなやつ。前に夏に開けたことがあり、夏の味。ってふうにわたしが覚えていて、
ワインのおいしい味が覚えてられるなら、ワイン飲んだほうがいいね。甲斐があるとおもう。