TORABARA さつき11日

匂いの、ちょっとクサイ花が満開。クサイというか、このクサさがクセになるような匂い。

昼に、案外近所の温泉へ行く。顔馴染みな年寄りの溜まり場所になっているような時間帯だった。或いは、いつ行っても、誰かしら年寄り衆はココに集って音量のばかでかい声でしゃべるのかも、常に。巣を張り合ってる会話、知り合いの噂話、びょうきとじゅみょうのはなし。びょういんとかぞくのはなし。

話に耳を傾けなければ、温泉は、陽当たりもよくて気持ちよくて、いろんなお湯を楽しめる。サウナと水風呂で、ととのいました。

地下の食堂にて、生ビール。これがなんとも旨かった。枝豆。冷やし蕎麦。

そして、移動する。汐留にてルドン。見ましょ。ルオーだっけと展覧会場へ向かい、ああ、ルドンだったか、ルドン見れるなんて嬉しいね、となる。白黒のクロッキーののちに、なんとも趣きのある色をつかって、花を描き始めた。色の謎に迫ってみたい。とくに水色が効くというか、響く。青系の色の扱いが、天使のしわざのようなよさがある。花瓶と花束。を青い壁に展示してる一角があり、じっくり見る。3回くらい、見て、おぼえたい気持ち。ここ、好きだった。

大時計

地下世界に、広々とショップが入っていて、Plazaとか、次々と歩いた。キラキラとして欲しいものが並ぶエリア。大きな柱の辺りで人々が、おんなじのを手にして夢中に食べてる。ベルギーチョコワッフルみたい。今度、食べてみよう。むむ、なんだろう、とおもって、うしろに歩いたりし始めるときって、お散歩がノリノリな時。な気がする。

渋谷東急に寄る。小麦粉を買う用事、ついでにお菓子の材料も買う。ナッツも。

最寄りに帰ってきて、古本屋をのぞいて、酒屋にて赤ワイン買う。

公園の駐輪場に戻ってきて、知り合いのチャリが停まっていた。なんと、わたしのチャリを見つけたらしく、レシート裏にメッセージが書かれて、荷台のステンレスと車輪の間に挟まっていた。図書館の借りた本リストがレシートになっていたけど、随分借りてて感心した。その知り合いは、こちらにLINEを入れてるのを、知ってるけど、既読にしていない。

急に、利己的なザマが見えてしまい、今、敬遠している。まあそろそろゆるしてやるか。必死な訴え。を、おもしろがる。

帰宅。物欲による、いいものが次々と揃った日。家のひとが美味しいナポリタンを作ってくれた。きのこスープも、おいしかったー。週末、おしまい。